【最終回】「石子と羽男」石羽コンビ、最終決戦へ!マチベンの執念見せてもらいます!第9話ネタバレと第10話予告

2022年09月10日10時00分ドラマ
@TBS

TBS・金曜ドラマ「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」9月9日(金)に第9話が放送され、石子(有村架純)と羽男(中村倫也)が大庭(赤楚衛二)の放火殺人容疑を晴らすことに成功したが、真犯人は?最終回・第10話は9月16日(金)よる10時からから放送され、石羽コンビは殺人事件の真犯人、不動産投資詐欺の元締めに迫る!予告動画が番組公式サイトで公開されている。



4回司法試験に落ちた崖っぷち東大主席卒のパラリーガル・石田硝子(有村架純)と司法試験予備試験と司法試験に1回で合格した高卒の弁護士・羽根岡佳男(中村倫也)がバディを務める「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」の第9話が9月9日に放送された。

2日に放送された第8話のラスト、大庭(赤楚衛二)が放火で逮捕されるという衝撃的なシーンで終わったが、第9話はその真相を石子(有村架純)と羽男(中村倫也)が追求する。もちろん、大庭を信じているが、接見にいった羽男に「やりました」といってしまう大庭。石子も大庭からの情報がなければ調査することはできない。放火だけではなく殺人まで大庭の犯罪ならばもう大変なことだ。

頑なに何も言わない大庭の心を溶かしたのはやはり石子だった。大庭に向けた手紙を羽男に託した。心を動かされた大庭が明かしたのは、目撃されたのが他人とコミュニケーションをとるのが難しい弟の拓(望月歩)だというのだ。石子が熱心に拓の元に日参し、やっと心を動かすことに成功した。辛い気持ちながらも警察に行って自分が現場にいったこと、さらにはそこで「もう一人いた」と証言したことが大庭を救うことになった。

この拓を演じた望月歩の演技には絶賛の声があがっている。心を閉ざしてほとんど顔を見せない状態でも視聴者は「望月歩?」とわかるその存在感も素晴らしく、警察で「もう一人いた」と話したところが最高潮となった。9月16日に放送される第10話で「もう一人」を石子と羽男が追求する。

綿郎(さだまさし)のところに相談に来ていた高岡(森下能幸)があった詐欺と、大庭がだまされて社長として登録されていた会社がやっていた詐欺がほとんど同じ手口だとわかる。裏で糸を引いているのは当然御子神(田中哲司)と思われるが、石子たちはどうやってその証拠を手に入れるのか?さらに、最終回の法廷では羽男の父・泰助(イッセー尾形)が裁判官としてやってくる。父と息子はどういう結末を迎えるのか?

第10話をもって、「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」も最終回と迎える。ビデオリサーチ社調べの世帯視聴率では低迷が続くものの、オリコン社調べのドラマ満足度では常に上位に食い込み、配信ではかなりの数の再生数を勝ち取っている。最終回の視聴率やParavi、Tverの配信数ランキングも注目される。




■前回:第9話ネタバレあらすじ
大庭(赤楚衛二)が放火容疑で逮捕された。急いで羽男(中村倫也)が接見に行くと、大庭は罪を認める。その理由については何も話さない。接見にゆくことができるのは弁護士資格を持っている羽男だけだ。石子(有村架純)は自分に資格がないことを激しく悔いる。

さらに、放火のあった公園トイレの焼け跡から、一人の遺体が見つかる。これで大庭の罪は放火だけでなく、殺人も加わる。それでも大庭は口を割らない。

被害者・日向理一郎(平田広明)の妻・綾(山本未來)の話で、二人は老後のために投資をしていたという。その一環で不動産詐欺にあってしまったというのだ。だましたのはグリーンエステート当会社で代表取締役は大庭なのだ。理一郎は金を返してもらうために大庭に会いに行って放火されたと、綾は訴えた。

一方、接見に行けない石子は大庭に手紙を書いて、羽男に大庭に伝えてもらった。自分を信じてくれている石子の手紙に、大庭は重い口を割った。それは、事件当日、実家にもどった際、玄関で会社名がはいったジャンパーを脱いだという。その後、そのジャンパーを弟・拓(望月歩)が着てどこかにでていき、帰ってきた際に手に怪我をして震えていたという。なぜ、弟をかばっている?という表情の羽男に向かって大庭は「拓は生まれつき、人とうまくつきあえず昼間であることができない」状態であることを告げた。拓が取り調べなどに耐えられないと考えて自分が捕まったという。さらに転職した会社の社長・刀根泰士(坪倉由幸)から「ゆくゆくはこの会社を任せたい」と言われてグリーンエステートの社長に名前を貸していたという。大庭は役員報酬ももらえるからと、名前を貸したことがどれほどのことか理解していない。

大庭が実質的な社長ではなかったことを綾に告げると、人違いだったのかと綾は激しく動揺する。罪のない人をそのままにできないといって、理一郎からの一通の手紙を羽男たちに見せる。そこに書かれていたのは、大庭に罪をきせるようにして自分で焼身自殺するという。誰にも見せるなと遺書には書かれていたが、綾は無実の人を陥れることはできないと警察に提出する。

警察も遺書に重きを置くものの、大庭が自白した後だけに、それだけでは弱いという。そのころ、拓は自分のせいで大庭が捕まっていることを知り、警察に向かった。なんとか証言をすることができ、現場で理一郎が自分で石油をかぶったことを話した。ほっとする石子と羽男たちを前に、さらに、「もう一人いた」といい、その人のライターが火をつける原因になったと。大庭は釈放された。

そのころ、不動産詐欺をおっていた綿郎(さだまさし)は、御子神(田中哲司)と一緒にいた。

■最終回:第10話あらすじ
綿郎(さだまさし)と連絡が取れなくなった。綿郎は御子神(田中哲司)と一緒にいたのだが……。

一方、警察は拓(望月歩)が殺人事件の現場で見たという人物を捜していたが、手掛かりがつかめない。

そんな中、石子(有村架純)と羽男(中村倫也)は、綾(山本未來)と高岡(森下能幸)が巻き込まれた不動産投資詐欺と、綿郎が追っていた不動産投資詐欺事件に共通点が多いと気が付く。石子と羽男は、共同で訴えることを高岡と綾に提案する。大庭(赤楚衛二)も手伝い、法律事務所一丸となって証拠集めに奔走し、訴訟の準備を進める。

そして口頭弁論当日、羽男が法廷で顔を合わせたのは裁判官の父・泰助(イッセー尾形)。石子は新証言を持って法廷に駆け付ける予定だったが……。

TBS・金曜ドラマ 7月8日スタート「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」。出演:有村架純、中村倫也、赤楚衛二、さだまさし、おいでやす小田、MEGUMIほか。番組公式Twitterアカウントは「@ishihane_tbs」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

TBS・金曜ドラマ「石子と羽男―そんなコトで訴えます?―」番組公式サイト

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