ヤバい、泣きそうです…清野菜名が2年間の撮影を振り返る、実写版『耳をすませば』特別メイキング映像解禁

2022年09月14日09時00分映画

伝説的漫画の実写化が決定し、10月14日に全国公開される、『耳をすませば』のクランクアップ直後に清野菜名がインタビューに応える様子や、2年間の撮影の裏側に迫った特別映像が解禁された。

『耳をすませば』は、読書が大好きな中学生の女の子・月島雫(つきしましずく)が、夢に向かって生きる男の子・天沢聖司(あまさわせいじ)に想いを寄せていく健気な姿が共感を呼んだ、。1989年に少女まんが雑誌『りぼん』で連載された不朽の名作を実写化した作品。1995年にはスタジオジブリがアニメ映画化し、大ヒットを記録。その後地上波でも度々放送され、青春映画の金字塔として、多くの方々の胸に刻まれている。
ジブリ『耳をすませば』紹介



今回解禁されたのは、清野菜名がクランクアップ直後に作品への想いを語ったコメントを中⼼に構成された特別映像。



2020年3⽉のクランクイン以降、コロナ禍による度重なる撮影中⽌を受けながら2年の歳⽉をかけて2022年5⽉にクランクアップした本作。無事に⾃⾝の撮影最終⽇を迎え、メイキングカメラに映るのは開⼝⼀番「泣きそうです」と話す清野の姿だ。映像では、⼤⼈になった聖司を演じる松坂が平川監督の指⽰を受けながら真剣な眼差しでチェロに向き合う様⼦をはじめ、清野とともに早朝の⾼台で撮影を⾏う⾵景が収められている。また、中学時代の雫(安原琉那)と聖司(中川翼) が同じ⾼台の上で約束を交わすシーンや、年を重ねても変わらず深い友情で繋がっている⼣⼦(内⽥理央)や杉村(⼭⽥裕貴)との撮影裏も。

耳をすませば

「コロナが流⾏ってしまって、不安のなか、いろいろ皆で考えながら撮影をどう進めていくかとか、いろいろ⼤変だったなと思って。とても可愛らしく⽢酸っぱい映画になったと思います。沢⼭の⼈に絶対に観て欲しいです」と熱い気持ちを涙を滲ませながら語る清野が印象的な映像となった。併せて解禁されたメイキング写真では、満⾯の笑みで花束を抱える松坂桃李と、⾚いコートに⾝を包み、気持ちよさそうに両⼿を広げる清野菜名の姿が映されている。

耳をすませば■あらすじ
読書が大好きで元気いっぱいな中学生の女の子・月島雫。彼女は図書貸出カードでよく見かける、ある名前が頭から離れなかった。天沢聖司―――全部私よりも先に読んでる―――どんなひとなんだろう。あるきっかけで“最悪の出会い”を果たした二人だが、聖司に大きな夢があることを知り、次第に惹かれていく雫。聖司に背中を押され、雫も自分の夢を胸に抱くようになったが、ある日聖司から夢を叶えるためイタリアに渡ると打ち明けられ、離れ離れになってもそれぞれの夢を追いかけ、10年後また必ず会おうと誓い合う。
それから10年の時が流れた、1999年。雫は、児童書の編集者として出版社で働く傍ら夢を追い続けていたが、思うようにいかずもがいていた。もう駄目なのかも知れない―――そんな気持ちが大きくなる度に、遠く離れたイタリアで奮闘する聖司を想い、自分を奮い立たせていた。一方の聖司も順風満帆ではなかった。戸惑い、もどかしい日々を送っていたが、そんな時の支えは聖司にとっても同じく雫であった。
そんなある日、雫は仕事で大きなミスをしてしまい、仕事か夢のどちらを取るか選択を迫られる。答えを見つけに向かった先は―――。

<作品情報>
◆映画タイトル:『耳をすませば』
◆出演:清野菜名 松坂桃李
山田裕貴 内田理央 / 安原琉那 中川翼 荒木飛羽 住友沙来
音尾琢真 松本まりか 中田圭祐 小林隆 森口瑤子 / 田中圭
近藤正臣
◆原作:柊あおい「耳をすませば」(集英社文庫<コミック版>刊)
◆監督・脚本:平川雄一朗
◆音楽:髙見優
◆主題歌:「翼をください」杏(ソニー・ミュージックレーベルズ)
◆配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/松竹
◆撮影期間:2020年3月~4月(第1期)、2020年7月~8月(第2期)、2021年10月(第3期)、2022年5月(第4期)
◆公開表記:10.14 ROADSHOW
©︎柊あおい/集英社 ©︎2022『耳をすませば』製作委員会

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