初回視聴率10.3%!吉沢亮「PICU小児集中治療室」次に対応するのは火傷を負った子供だ!第1話ネタバレと第2話あらすじ

2022年10月11日10時13分ドラマ

広大な大地であるがゆえに落としていい命なんてない!子供の命を救うためにできたPICUで武四郎(吉沢亮)は植野元(安田顕)の指導を受ける!2022年10月17日(月)よる9時フジテレビ月9「PICU小児集中治療室」第2話を放送!やけどの子供の命を救いたい!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



フジテレビ2022年秋の月9は吉沢亮主演、「監察医 朝顔」のスタッフを配した小児医療のドラマ「PICU小児集中治療室」の第1話が2022年10月10日に30分拡大で放送された。初回視聴率は10.3%(ビデオリサーチ社調べ、関東地区、世帯)を記録し、好調なスタートを切った。

北海道が舞台となるドラマの主題歌は北海道出身の中島みゆきが新曲「倶に」と提供している。中島が制作中だったアルバムの中で、ドラマのイメージと合致した同曲を選曲したという。中島は今まで、日本テレビ「家なき子」(94年)の「空と君のあいだに」や、TBS「聖者の行進」(98年)の「糸」などドラマ主題歌ではヒットを飛ばしている。北海道の広大な大地を舞台にした「PICU小児集中治療室」のシーンとマッチしていると10月10日に放送された第1話から評判になったこの「倶に」もその予感が漂っている。

第1話では救急医療に間に合わなかった二人の少女が亡くなった。山下智久主演の「コードブルー」でドクターヘリはかなり認知度が上がったが、「PICU小児集中治療室」では広大な北海道でより有用性のあるドクタージェット機が登場しそうだ。吉沢亮演じる志子田武四郎が配属された「PICU」を立ち上げた小児集中治療のパイオニア・植野元(安田顕)がPICUを立ち上げる条件としてその導入を知事(菊地凛子)に約束させている。第1話で亡くなった二人の少女の命ももう少し早く救急体制が整っている病院に到着できていれば助かったかもしれない。

志子田武四郎の上司である植野に称賛の声が上がっている。小児の救急医療にかける情熱もさることながら、役に立っているとはいえない武四郎のことを的確に指導している。植野が引き出した武四郎のやる気が10月17日に放送される第2話で、どのように発揮されてゆくのか?第2話でもまだ丘珠病院のPICUは人員不足が続く。救急患者が運ばれてきた際には他の科の医師たちも一緒になって働いてくれるが、専任の看護師が一人という状況だ。役に立ちたい武四郎が休日出社しても同僚医師の綿貫りさ(木村文乃)や看護師長の羽生仁子(高梨臨)も冷たい。やけどをおった9歳の姉と6歳の弟が運ばれてくるが、武四郎たちはどう対応するのか?

第1話で登場した武四郎の幼馴染たちの状況も気になるところだ。網走総合病院で救急救命医をしている矢野悠太(高杉真宙)は武四郎に電話をかけてくるが、その様子から辛い立場にいることがわかる。武四郎が好きだった涌井桃子(生田絵梨花)は別の男性と結婚している。顔面偏差値の高さから国宝級とまで言われる吉沢亮が「もてない」役になっているのだが、医師として成長することで凜となってくるだろう。



■第1話ネタバレあらすじ
北海道で生まれ育った志子田武四郎(吉沢亮)は、丘珠病院に勤務する27歳の小児科医だ。女手ひとつで育ててくれた母・南(大竹しのぶ)とふたり暮らしをしている。武四郎は、優しい青年だが、大事な場面で不器用さを発揮してしまう面がある。

網走総合病院で救急救命医をしている矢野悠太(高杉真宙)、南がバスガイドとして働く旅行バス会社の娘で、自身もバスガイドとして働いている涌井桃子(生田絵梨花)、そして武四郎と同じ丘珠病院で小児外科医として働く河本舞(菅野莉央)は、武四郎の幼なじみで、家族同然ともいえるような大切な存在だった。

2019年、医師として配属になる前に武四郎たちは4人でキャンプを楽しんだ。その時、近くでロケをしていた子役の女の子が急に具合が悪くなりスタッフの自動車で病院に運ばれてゆく。偶然、その車とすれ違った武四郎はその後少女が亡くなったことを知るとショックを受ける。このことは武四郎に「医師」としての決意をもたらせた。また、北海道知事の鮫島立希(菊地凛子)は小児集中治療のパイオニア・植野元(安田顕)にPICU(小児集中治療室)の設立を依頼した。

丘珠病院に3年を経てようやくPICUが設立された。だが、集まったスタッフは、植野、武四郎のほか、植野と行動をともにしてきた優秀な看護師・羽生仁子(高梨臨)と、植野に誘われてやってきた救急救命医の綿貫りさ(木村文乃)の4人だけだった。武四郎は小児科で「使えない」と言われていて飛ばされた。りさは訴訟を抱えているわけありの医者だった。準備は進まず、予算のないため、武四郎達が照明の取り付けなどもしている。植野は4人で3年前の子役の少女の事例のカンファレンスを行う。りさはどの時点でもPICUが介入できるチャンスはなかったという。そんなりさたちに上野は北海道の55万人の子供の命を預かるためにドクタージェットを導入するという。空港に最も近い丘珠病院にPICUを作ったのもそれが理由だと言う。

そんな折、PICUに、発症から4時間も経過した少女を運び込まれた。稚内の病院からの転院だ。ドクターヘリで運ばれてきた少女の容態をみた小児外科の科長は搬送中に消化器官に穿孔が発生したために手術はできないという。救命医の東上宗介(中尾明慶)や麻酔科医の今成良平(甲本雅裕)も手術は無理と判断し、全身状態の回復を優先させる。武四郎は少女が「ママ」と呼ぶ声を聞きつけ、さらに何か言おうとしていることを聞くために耳を近づけると少女は吐血した。状態が急変し心停止してしまう。心臓マッサージを続けるものの1時間たっても蘇生しない。少女は亡くなった。

その後、植野はカンファレンスを始める。武四郎は「少女が死んだばかりなのに」と涙ぐむが、植野は「みんなの記憶が新しいうちに」原因をつかむ必要があると諭す。そして、武四郎を連れて稚内の病院を訪問する。そこにいたのは老齢の医師・山田(イッセー尾形)だった。山田は誤診を詫びるが、植野は山田を責めに来たのではない。少女のカルテなどを確認したうえで、山田に「なにかあったら何でも相談してください」と話す。

武四郎は帰りの列車を待っている時に植野と話す。植野は山田を責めても少女は行き帰らないといい、北海道中の医師に丘珠病院のPICUを知ってもらうために名刺を配るという。その話をきいて武四郎は自分がいかに非力であるかを語り、医師としてカウントするのはもったいないという。しかし、植野は武四郎にある手紙を見せる。それは3年前に子役の少女の死を知った後に武四郎が知事に出した手紙だった。武四郎はその子役の死を知って初めて本気で医師になろうと思ったのだった。それを聞いて植野は「いいことだと思うよ。初めては」と告げる。

■第2話あらすじ
丘珠病院のPICUは、解決のめどすら立たない深刻な人手不足問題に直面したままだった。志子田武四郎(吉沢亮)は、何かの役に立てるならと、休日を返上して出勤する。だが、同僚医師の綿貫りさ(木村文乃)や看護師長の羽生仁子(高梨臨)からは冷たくあしらわれる。

同じころ、PICUの科長・植野元(安田顕)が北海道内の医師たちに協力を呼びかけていた。しかし、意見交換会に来ていた札幌共立大救急科科長の渡辺純(野間口徹)は、PICUに必要な経験と実力を兼ね備えるほどのスタッフならば手放すはずはない、と植野に告げる。続けて渡辺は、北海道知事・鮫島立希(菊地凛子)がPICU設立を支援したのは次の選挙に向けての票集めでしかない、と言い放つ。

そんな折、丘珠病院に火傷を負った急患2名が救急搬送されてくる。9歳の姉・佐渡莉子(田中乃愛)は軽傷のようだったが、6歳の弟・理玖(中村羽叶)は右肩全体に重度の火傷を負っていた。植野は、救命医の東上宗介(中尾明慶)や麻酔科医の今成良平(甲本雅裕)らの協力を得て理玖の治療を開始する。武四郎には、姉弟の母・京子(紺野まひる)と莉子についているよう指示するが……。

フジテレビ 10月10日スタート、月9「PICU小児集中治療室」。出演:吉沢亮、安田顕、生田絵梨花、高杉真宙、菅野莉央、甲本雅裕、中尾明慶ほか。番組公式Twitterアカウントは「@PICU_cx」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

フジテレビ月9「PICU小児集中治療室」番組公式サイト

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