玉森裕太「祈りのカルテ」産婦人科は指導医・斉藤由貴も患者・矢田亜希子も難敵!第2話ネタバレと第3話予告

2022年10月16日10時30分ドラマ
©日本テレビ

諏訪野良太(玉森裕太 Kis-My-Ft2)が高齢のガン患者・近藤玄三(伊武雅刀)の心に寄り添り、手術へ結びつけた!2022年10月22日(土)よる10時日本テレビ新土曜ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」第3話を放送。次は難敵だらけの産婦人科だ!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



研修医・諏訪野良太(玉森裕太 Kis-My-Ft2)がカルテを読み解き、患者たちの秘密と嘘を優しく見破っていくハートウォーミングミステリー「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」の第2話が10月15日に放送された。

第2話のゲストは近藤役の伊武雅刀と若宮役の前原滉だ。80歳を迎えてガンの手術を承諾していたにもかかわらず、何故か突然「ガンじゃない!」と言い出す近藤役を演じた伊武は「数々の名シーンを見逃さぬよう」と宣伝し、前原は「医療ドラマにはみられないコメディ要素もふんだんに盛り込まれているドラマ」と話している。

第2話は娘や孫を思うあまり、掛け捨ての保険を払ってもらうために苦心する患者の姿が描かれた。ガンと診断され手術する場合でも内視鏡で取きれる粘膜内にとどまる場合はガン保険が下りない。そこで患者である斎藤はなんとか開腹手術にしてもらい、粘膜外まで調べて欲しいと願ったのだ。外科のエースである指導医・冴木(椎名桔平)はなんとか手術の予定を苦心して、患者の希望に沿って開腹手術をする。結果、粘膜外にもほんの少しではあるが、ガンは浸潤していた。この行動について視聴者は賛否両論だ。原作ではもう少し詳しく書いてあるため、冴木の行動がわかりやすいが、ドラマは1時間の1話完結なため、患者の気持ちが分かってから手術に移るまでがあっさりとカットされている。諏訪野が聞きだした患者の気持ちに冴木がよりそうシーンがもう少し描かれると納得する視聴者も多かったと思われる。

10月22日に放送される第3話で、諏訪野が向かうのは産婦人科だ。指導医の木佐貫英子(斉藤由貴)は理事長にもタンカをきるような激しい性格。そこに運ばれてくる患者も個性的だ。弁護士の小野文香(矢田亜希子)は長い不妊治療の末に子供ができたのかと思うが、その子供は夫との間の子供ではなく、別の人の子供だという。さらに無理難題をぶつけるが、研修医の諏訪野はどう対処できるのか?

■前回:第2話ネタバレあらすじ
諏訪野(玉森裕太)の次の研修先は外科だ。外科特有のループにぐったりする諏訪野だったが、院内の誰もが一目置く優秀な外科医である指導医・冴木(椎名桔平)に必死についていく。

諏訪野と冴木は、胃がんと診断された老齢の患者・近藤玄三(伊武雅刀)に手術の説明をする。冴木が「粘膜内にとどまっているので、内視鏡だけで完治する。心配はない」と告げると、同席する娘・幸子と孫・真緒は安堵し、再来週には80歳になる近藤も内視鏡手術に前向きな姿勢を見せる。そのまま入院することになった近藤のベッドは、同じく癌を患っているらしい若宮悟志(前原滉)の隣になった。

翌日、諏訪野が病室を訪れると若宮が検査前にも関わらずジュースを飲んでいる。諏訪野が注意すると人から貰ったという。そして、その部屋に近藤の姿はない。近藤が思い詰めた表情で戻ってきて、突然「手術をやめる」と言い出した。困惑する諏訪野が理由を聞くと、近藤は一言、「これは癌じゃないからです」の一点張りだ。

諏訪野は外科のカンファレンスで、近藤が手術を拒否していることを報告する。外科部長らはなんらかの処置を諏訪野に求める。答えに窮する諏訪野だったが、冴木のフォローによってカンファレンスを乗り切るのだった。

そんな中、みどり(池田エライザ)は、病院をうろつく沙智(豊嶋花)の様子が気になる。何をしているか問いただすと、沙智は「何人死んだかを数えている」と言い放つ。そんな沙智に、みどりは困り果てる。そんなみどりの様子をみて精神科の指導医・立石聡美(松雪泰子)は諏訪野やみどりが住んでいるアパートにやってくる。一緒に住んでいる冴木(矢本悠馬)も一緒になり、飲み会を始める。聡美は研修医たちの心をほぐそうとしていた。

そして諏訪野が当直の夜、近藤と若宮は外科のスタッフステーションに忍び込み、こっそりパソコンを操作し始め、なんとかカルテを見ようとしていた。しかし当然ながらパスワードなどが分からず苦戦しているところに、諏訪野がやってきて二人を見つけた。近藤は自分の検査結果に疑問を持っているといって、カルテをみるのは患者として当然の権利だと主張する。しかし、カルテを直接見せることはできないと諏訪野が断ると力なく病室に戻って行った。

翌日、諏訪野は近藤がスーツ姿の男性と会っているのを見る。民間療法の会社の人間ではないかと思うが、別の患者につかまってしまい見失ってしまった。近藤は次は内視鏡ではなく、回復手術をしてほしいという。大がかりな手術となるため、手術するなら時期が遅くなることを説明すると、近藤は別の病院に移るという。

諏訪野は若宮から近藤が会っていた男性が保険会社の人間だと教えて貰った。改めて近藤と若宮のカルテを見る。そして近藤が入っている保険から保険金が下りる条件を見ると、答えが導き出された。

冴木と一緒に近藤と娘、孫と面談する。近藤の入っている保険は粘膜内のガンをガンとは診断せず、金が下りないことを近藤が気にしているのだ。そこで冴木は開腹手術をして粘膜外のがん組織を検査するという。結果、少しだけだが粘膜外にもガンは浸潤していた。近藤は笑顔で退院していった。

諏訪野は「外科も悪くない」と思うが、冴木は「時間をかけて選べ」といって、諏訪野を次の研修科である産婦人科に送り出した。



■第3話あらすじ
初期研修9か月目、産婦人科で研修を受ける諏訪野(玉森裕太)は、理事長にも平気でたんかを切る元ヤンと噂の指導医・木佐貫英子(斉藤由貴)の下、想像以上にハードな仕事に追われ息つく暇もない。そんな中、切迫早産の患者・小野文香(矢田亜希子)が運ばれてくる。

翌日、夫・正和(森田甘路)が駆け付ける。正和に木佐貫が病状を説明しようとすると、文香は「離婚したんです」と言い、正和に冷たい態度を取る。するとそこにスーツ姿の男・岡田俊一(内藤秀一郎)が現れ、文香と付き合っているという。

文香と正和は10年前に結婚。3年前に不妊治療を始め、ようやく子どもを授かったものの流産してしまった。正和が子供をあきらめようといったところ文香から離婚を切り出してきたという。2人が離婚したのは4か月前。岡田とは半年前から付き合っているという。どちらが子供の親かわからないが、文香は検査を拒否する。

その頃、外科で研修を受けるみどり(池田エライザ)は、外科の入院患者・町田翔馬の後を沙智(豊嶋花)がコソコソつけ回していることに気付いて、沙智の恋心を知った。

翌日、文香の病室に正和が再び現れ、岡田と口論になる。すると文香はおなかの子の父親は岡田だから二度と私の前に現れないでと追い返す。正和は、諏訪野の前で、こうなったのは不妊治療に協力的じゃなかった自分の責任だとうなだれ…。

正和が帰った後、文香は諏訪野たちに「退院させてくれないなら帝王切開してほしい」とさらなるムチャを要求。検査を拒否し、早く出産しようとする、文香の本当の思いとは――?

日本テレビ 10月8日スタート、新土曜ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」。出演:玉森裕太(Kis-My-Ft2)、椎名桔平、松雪泰子、池田エライザ、矢本悠馬、濱津隆之、堀未央奈、YUほか。番組公式Twitterアカウントは「@inorinokartentv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

日本テレビ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」番組公式サイト

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