「祈りのカルテ」カルテは全てを教えてくれた!玉森裕太が見つけたのは親の愛情だった!第4話ネタバレと第5話予告

2022年10月30日09時00分ドラマ
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10月29日に放送された「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」(日本テレビ、よる10時)の第4話では、娘を激務を心配するあまり母親が睡眠薬を飲ませていたことを諏訪野(玉森裕太 Kis-My-Ft2)が見つけ出した!11月5日に放送の第5話は、VIP患者(成海璃子)の入院中の世話に追われる!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



研修医・諏訪野良太(玉森裕太 Kis-My-Ft2)がカルテを読み解き、患者たちの秘密と嘘を優しく見破っていくハートウォーミングミステリー「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」の第4話が10月29日に放送された。第4話で諏訪野たちが研修に向かったのは総合診療科だ。原作の小説家・知念実希人原案のオリジナルストーリーとなった。

総合診療科は他の科で診断がつかなかった患者を専門に診る科になる。突然の発作で倒れて入院してきた工藤香織(堀田真由)は「たらいまわし」にされていると怒り出す。勝手に退院してしまうが、再度、倒れた。さらにやっと「急性間欠性ポルフェリン症」とわかったのに、再度発作を起こす。その時香織が言った「4錠全部飲んだのに」という言葉から母親が病院が処方した薬以外にも睡眠薬を与えていたことを見つけ出した。発作を引き起こすために、敢えて、発作を起こすように母親が仕向けていたのだ。仕事ばかりやって過労気味の娘を心配してのことだが、予想外の展開に視聴者も驚いた。深すぎる愛情を怖がる声もネットに多数あがっていた。

さらに第4話は、諏訪野や裕也(矢本悠馬)親子の愛情について描かれた。諏訪野は母親が再婚したことで義理の父親・幸一(矢柴俊博)も諏訪野にどう接していいか悩み、気を使いながら生活していることも分かる。唯一、諏訪野が医者になろうとしたときに、自分にわがままを通してくれたことも嬉しいと思っている。外科医の息子である裕也は父親(椎名桔平)から厳しい言葉をかけられるが、香織の診察を経て、自分の思うことをはっきりと口にすることができた。

11月4日に放送される第5話のゲストは成海璃子だ。成海演じる女優の愛原絵理は心臓に重病を抱えるVIP患者として入院するのだが、それは渡米する前の一時的なもの。ただ、入院したことが週刊誌にばれてしまう。妹と思われる沙智(豊嶋花)と話した曽根田みどり(池田エライザ)か、偶然出会った広瀬(原田泰造)と雑談した諏訪野なのか?

■前回:第4話ネタバレあらすじ
初期研修は10か月目に入り、諏訪野(玉森裕太)は裕也(矢本悠馬)と一緒に他の科で診断がつかなかった患者を専門に診る総合診療科で研修している。指導医の榊健太郎(小手伸也)はシャーロック・ホームズを気取って診断を『謎解き』と呼び、諏訪野と裕也をワトソン扱いする変わり者だ。

そんな総合診療科に、病名不明の患者・工藤香織(堀田真由)がやってくる。香織は大きなプロジェクトのプレゼン用資料を作成中に、同期の佐々原雅人から渡されたコーヒーを飲んだ直後、手指の痺れと四肢の脱力に襲われて倒れた。原因が分からないため、総合診療科にやってきたのだった。

不機嫌な香織のもとに、母・佳代(加藤貴子)が駆け付ける…と、その顔に見覚えのある裕也が「先生?」。佳代は裕也が最近通い始めたパン教室の先生だった。裕也は合コンで持てるためには料理がうまくならないといけないと思い、近所のパン教室に通っていたのだ。

榊から心当たりを聞かれた香織は佐々原が薬を入れたと言うが、血液検査では毒物を疑う結果は出ていない。深まる謎を前に、榊は諏訪野と裕也に告げる…「君たちだけでこの謎を解決したまえ。解決した方を僕の相棒、ワトソンにしてあげよう」。

香織は倒れる前日の夜、佳代と2人でナッツをつまみに赤ワインを飲んだこと以外に変わったことはしていない。一方の佳代は、香織と同じ商社マンで働き者だった夫が5年前に心筋梗塞で他界したと話すが、心筋梗塞に遺伝性はないため香織の症状とは関係がなさそうだ…。

その頃、放射線科で研修中の曽根田みどり(池田エライザ)は、退院した沙智(豊嶋花)が、腎臓移植を受けられるまでに15年以上待つことになるかもしれないと知りショックを受ける。

検査の結果、異常なしと分かった香織は大事な仕事だと、諏訪野の制止を振り切り病院を出て行ってしまった。しかし、プレゼンの途中で再度倒れてしまい、また、病院に戻ってきた。香織にブドウ糖を投与し安定させる。そして、榊は「急性間欠性ポルフェリン症」と診断し、しばらく入院させる。仕事のストレスと過労が原因で発作が引き起こされる。香織は入院しているベッドの上でも仕事を辞めない。そんな香織の世話は母親が見ている。薬を手渡すのも母親だ。その後、香織は再度発作を起こした。薬を飲んだかと尋ねると「4錠全部飲んだ」という。諏訪野はカルテを見て、原因を突き止めた。

母親・佳代と香織を呼び出して説明を始める。実は佳代も同じ病気だった。どうすれば発作が起きるか分かっている。ワインとナッツを勧めたのも佳代。病院の薬に睡眠薬を1錠混ぜたのも佳代だ。佳代は仕事ばかりして疲れている香織に仕事を休んでもらいたくて発作を起こさせたのだ。当然、香織は怒り狂う。

一か月後、香織が外来に来た。転職するという。今後は自分らしく生きるといって佳代と帰って行った。

■第5話あらすじ
初期研修11か月目、循環器内科で研修を受ける諏訪野(玉森裕太)とみどり(池田エライザ)は、指導医・上林晃太郎(高橋努)に連れられてVIPばかりが入院している特別病棟の最上階にやって来る。女優の愛原絵理(成海璃子)が特発性拡張型心筋症のために入院しているが、絶対口外しないことを約束させられる。

絵理は、アメリカでの心臓移植を希望しているのだ。絵理の本名が『四十住絵理』だと知ったみどりは、同じ苗字の沙智(豊嶋花)の顔を思い浮かべる。

VIP患者のため上林自らカルテを書くようにと病院長が指示を出した。上林の話では、絵理の手術には億単位のお金が必要で…「我々の任務は平穏無事に彼女をアメリカへお送りすることだけ」と上林は言う。

絵理の横柄な態度にイラ立つみどりは、腎臓内科で血液透析を受けながらアイスをねだる沙智の前で、「そっくりだな、この姉妹」とつい口を滑らしてしまう。一方の諏訪野は、中華屋で餃子と杏仁豆腐を買っていると、広瀬(原田泰造)の姿を発見。声を掛けると広瀬はなぜか異様に驚き…。諏訪野もまた、店内のテレビに映る絵理のことを知り合いのように言ってしまい、「もしかして患者さんだったりして?」と広瀬に怪しまれてしまう。

すると翌日、あろうことか週刊誌に『愛原絵理 重病か?純正医大に入院』の記事が載り――。絵理の事務所の社長・久米雅彦が病院に押し掛けて来て、病院側の責任を追及。絵理の担当になったことを誰かに漏らしたのではないか…と疑われる諏訪野とみどりは――。週刊誌にリークしたのは一体誰だ!?

日本テレビ 10月8日スタート、新土曜ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」。出演:玉森裕太(Kis-My-Ft2)、椎名桔平、松雪泰子、池田エライザ、矢本悠馬、濱津隆之、堀未央奈、ほか。番組公式Twitterアカウントは「@inorinokartentv」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

日本テレビ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」番組公式サイト

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