「アトムの童」SAGASにすべてを奪われたアトム玩具!山﨑賢人はどう戦うのか?新章スタート!第5話ネタバレと第6話予告

2022年11月14日09時52分ドラマ
@TBS

11月13日「アトムの童」(TBS、日曜夜9時)第5話が放送され、那由他(山﨑賢人)と隼人(松下洸平)たちの戦略は成功したかと思われたが、興津晃彦(オダギリジョー)により買収されてしまった!11月20日放送の第6話からは新章が始まる!予告動画が番組公式サイトで公開されている。

ゲーム業界を舞台に、若き天才ゲーム開発者・安積那由他を山﨑賢人が演じ、大資本の企業に立ち向かう姿と周囲の人たちとの関わりによって成長していく姿を描く「アトムの童」の第5話が13日に放送された。やっと発売にこぎつけた「アトムワールド」も徐々に売れて、うれしい悲鳴をあげていたと思われたところ、ラストで銀行からの融資の条件にあった条項をもとにSAGASへなにもかもが奪われてしまった。



ゲームの配信をめぐってSAGASが仕掛けてくる嫌がらせは想定の範囲内と思われたが、ラスト、銀行が契約書に書かれている貸し付けの条件である売り上げの一部を満たしていないということを盾にして抵当権を公使する。社長である海(岸井ゆきの)が元銀行員で、資金を融資してもらっていた銀行の支店長である小山田(皆川猿時)がSAGASの側についていることを知っていたにもかかわらず手が打てなかったことが敗因の一つとなる。小山田の手下としてアトム玩具に入っていた鵜飼(林泰文)も経理担当ながら契約書の条項確認が漏れていた。そして、すべてをSAGASが奪ってゆく。

日曜劇場で銀行といえた、言わずとしれた「半沢直樹」「集団左遷」などでもよく舞台となる。銀行が汚い手を使うのは常套手段のようだ。海に協力的だった井出(馬場徹)でさえも情け容赦ない態度をとる。

第5話では那由他たちがゲームの解説配信をしているインスタグラマーやユーチューバーたちにアトムワールドを扱ってほしいと頼みにゆくシーンがある。実際のユーチューバーたちの登場にネットもわいた。往年の名手、高橋名人もその一人として一瞬登場した。

そして、20日に放送される第6話からは新章となり、登場人物も一気に増える。那由他(山﨑賢人)たちは新しいゲーム開発に乗り出すのだが、登場する山崎努、麻生祐未、加藤ローザたちが演じる登場人物は那由他たちの味方なのか、敵なのか?

■前回:第5話ネタバレあらすじ
インド人投資家からの融資を受けられることが決まり、銀行からの要求である5,000万円を返済することができ、ついにゲームの発売にこぎつけた「アトム玩具」。そのゲーム「アトムワールド」を配信サイトに申請を出すが、どのサイトからも審査で弾かれてしまう。

富樫(風間杜夫)は少しでも販売促進になればと販促用にゲッチャリロボのフィギュアを作っていた。「配信だから配ることはできない」と言われつつも、おもちゃ屋としてフィギュアを作るのだった。

配信サイトで認められないことに戸惑う那由他(山﨑賢人)、隼人(松下洸平)たちに、興津(オダギリジョー)は「SAGAS」が運営する世界最大のゲーム配信サイトで新作ゲームを扱わないかと持ち掛ける。配信サイトで断られていたのはもちろん興津が仕組んだことだ。那由他は過去のことを忘れていない。罠が仕込んであった契約によって追い込まれた公哉(柳俊太郎)のことを忘れていない。しかし、興津は公哉が自殺したことも知っていた。そして「多くの人にゲームを楽しんでもらう」のが公哉の夢だったとも話して、那由他たちを追い詰める。那由他は興津の提案は断った。

そして、自社のホームページで細々と配信を開始する。アトムワールド体験会のイベントも開いて販促用のゲッチャリロボを配るが、ゲームの売り上げは一向に伸びない。それどころか「SAGAS」の力の大きさを痛感するばかりだ。そんな時、一通のメールが届いた。それは、体験会で配ったフィギュアに関する問い合わせでアメリカから来ていた。どうしてもフィギュアがほしいという内容だ。それを呼んだ那由他たちは「キャラクターの人気が出れば自然とゲームは売れる」と思いつく。

隼人はフィギュアにQRコードを入れて、ゲーム販売サイトに誘導するという案を出した。さらに、那由他はフィギュアで最も手間のかかる色づけを購入してもらった人に自由にやってもらい、それをスキャンしてゲームのキャラクターとすることを思いついた。だんだんとネットで話題となりゲームはダウンロード数を増やしてゆく。

そのころ開かれていジャパンゲーム大会。経産省事務次官・堂島由里子(西田尚美)はSAGASのゲームが売り上げ直後のダウンロード数は多いものの1年したら離反してゆくユーザーが多いことをあげ、eスポーツとして政府からの支援を取り付けるためにはジャパンゲーム大会で優勝することが絶対条件だという。アトムのゲームもノミネートされたが、大賞を含めすべての部門賞はSAGASのゲームが獲った。

アジアで開かれているゲームショーではユーザが選ぶゲームのランキングを発表していて、そこでアトムワールドは優勝した。ゲーマーが楽しむことが第一と喜ぶ那由他たち。順風満帆と思われたが、銀行にいった海(岸井ゆきの)は思わぬ話をされる。それは返済できていない1億に対する契約書に書かれていた条項の一つをアトム玩具が満たしていないといい、銀行は抵当権を行使していた。さらにそれを買ったのはSAGASだった。

アトム玩具には銀行員たちが抵当権を行使するためにやってきて、すべてものものを奪い去っていった。那由他たちはなすすべなく建物の外に追い出された。

■第6話あらすじ
「SAGAS」によって買収されてから1年がたった。すべてを失ったアトム玩具の社員は立ち上がる。
ゲーム業界の覇権を巡る争いは新しい局面を迎える。

TBS 10月16日スタート日曜劇場「アトムの童」。出演:山﨑賢人、松下洸平、岸井ゆきの、オダギリジョー、岡部大(ハナコ)、馬場徹、六角慎司、玄理、飯沼愛、戸田菜穂、皆川猿時、塚地武雅(ドランクドラゴン)、でんでん、風間杜夫、栁俊太郎、林泰文ほか。番組公式Twitterアカウントは「@atom_no_ko_tbs」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

TBS日曜劇場「アトムの童」番組公式サイト

【2022年秋ドラマ一覧】【関連記事・各話のあらすじ】