誘拐された娘を取り返すために母は修羅と化した!『母の聖戦』緊張感みなぎる予告編解禁

2022年11月16日14時00分映画

誘拐ビジネスの実態を暴いた衝撃作品『母の聖戦』(2023年1月20日(金)公開)より、母親が誘拐された娘を取り返そうとする不屈の精神に圧倒され、胸を打たれる予告動画が解禁となった。

『母の聖戦』(はダルデンヌ兄弟×クリスティアン・ムンジウ×ミシェル・フランコ共同プロデュースメキシコの実話をベースに、巨大化された「誘拐ビジネス」の闇に迫った衝撃作。



今回解禁された予告編映像では、娘が自分の口紅を母に塗るという、愛ある家庭のほほえましい日常のシーンから始まる。しかし、ある日突然、愛する娘を誘拐したと名乗る若者が現れ金品を要求され、それまでの平和な日常が一瞬にして終わりを告げる。藁をもつかむ思いで犯人の要求にこたえるシングルマザーのシエロであったが、娘は帰ってこず騙されたことを知る。メキシコでは年間10万人以上が行方不明となっており、巨大な誘拐ビジネスが蔓延している。皆泣き寝入りを余儀なくされており、警察や友人、別れた夫など周囲の人々に相談するが「捜しても無駄だ」と相手にされず、誰も助けてくれない。しかし、「私が何としても娘を取り戻す」と、たった一人で巨大な犯罪組織に挑んでいく。激高した母は、修羅と化すがごとく、凄まじい執念で犯人を見つけ出し、娘を取り戻そうと命がけで闇の世界に足を踏み入れていく―。果たして、無事に見つけることは出来るのか?決して娘を諦めない、母親の娘を想う気持ちに胸が打たれる映像となっている。



■あらすじ
メキシコ北部の町で暮らすシングルマザー、シエロのひとり娘である十代の少女ラウラが犯罪組織に誘拐された。冷酷な脅迫者の要求に従い、20万ペソの身代金を支払っても、ラウラは帰ってこない。警察に相談しても相手にしてもらえないシエロは、自力で娘を取り戻すことを胸に誓い、犯罪組織の調査に乗り出す。そのさなか、軍のパトロール部隊を率いるラマルケ中尉と協力関係を結び、組織に関する情報を提供したシエロは、誘拐ビジネスの闇の血生臭い実態を目の当たりにしていく。人生観が一変するほどのおぞましい経験に打ち震えながらも、行方知れずの最愛の娘を捜し続けるシエロは、いかなる真実をたぐり寄せるのか……。

★1/20(金)より、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー

■作品情報
監督:テオドラ・アナ・ミハイ 製作:ハンス・エヴァラエル 共同製作:ダルデンヌ兄弟、クリスティアン・ムンジウ、ミシェル・フランコ
出演:アルセリア・ラミレス、アルバロ・ゲレロ、アジェレン・ムソ、ホルヘ・A・ヒメネス
2021年/ベルギー・ルーマニア・メキシコ合作/135分/カラー/スペイン語/5.1chデジタル/ビスタサイズ  
字幕翻訳:渡部美貴  映倫G 配給:ハーク 配給協力:FLICKK  宣伝:ポイント・セット
(C)MENUETTO FILM, ONE FOR THE ROAD,LES FILMS DU FLEUVE, MOBRA FILMS&TEOREMA

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