「どうする家康」松嶋菜々子と松本潤(嵐)“花男”姉弟コンビ再共演にSNS沸騰!第3話ネタバレと第4話予告

2023年01月23日10時18分ドラマ
©NHK

1月日22(日)に放送されたNHK大河ドラマ「三河平定戦」(総合午後8時~、BSP、BS4K午後6時~)第3話で“花男”コンビ再共演に視聴者興奮!1月29日放送の第4話「清州でどうする!」で、岡田准一と松本潤(嵐)がついに対面!北川景子、ムロツヨシも参戦する。NHK公式サイトでは予告動画が公開中だ。



1月22日放送の第3話は、織田勢に追い込まれ、今川からの援軍も望めない元康(松本潤)が苦渋の決断に迫られた。織田勢を打ち払い駿府へ帰るか、織田に寝返るか。思い悩む元康を後押ししたのは行き別れた母・於方(松嶋菜々子)だった。

「国のためなら妻も子も打ち捨てろ」という厳しい母の言葉に、元康は「帰れ!」と於方を追い出してしまうのだが、元康役の松本潤と於方役の松嶋菜々子の“花男姉弟コンビ”に視聴者が沸いた。2人はドラマ「花より男子」シリーズで数々共演したこともあり、花男世代を中心にSNSでは「どう見ても司と椿」「花男では“姉ちゃん!”って呼んでたのに、親子役なのエモい」など2人の共演に視聴者が盛り上がりを見せた。

そして1月29日放送の第4話ではついに元康が信長と対面するので、織田信長を伸び伸びと自由に演じている岡田准一の狂演が見どころとなりそうだ。それと共に、その妹・お市役で北川景子、クセ者・木下藤吉郎役でムロツヨシが登場するので、こちらも見逃せない。いよいよ自分の運命を自ら切り開いていくこととなった元康。戦国武将として波乱万丈の人生がスタートする。

■倹約家・三河武士の涙ぐましい努力
倹約家の武将として知られる徳川家康だが、三河武士たちもかなりの倹約家の上、忠義者だったと言われている。家康の家臣・鳥居忠吉は、家康の祖父の松平清康に仕えた家臣のひとり。清康、家康の広忠が相次いで謀殺されると、岡崎は今川の配下に入ることでなんとか生き延びてきた。今川の本拠地、駿府に家康が引き取られてからは、岡崎城はご城代の阿部定吉が政務を任された。今川からの厳しい取り立ての中、勘定方を任されていた鳥居忠吉はそこから少しずつ備蓄を増やし、いざという時のために備えたという。

倹約し、いざ戦になれば家康のために命を投げ出すことも厭わなかった三河武士。そんな背景を考えると、第3話で描かれていた駿府に帰ると言い張る元康に対し、織田方につくことを願う酒井忠次(大森南朋)ら家臣たちの心中や、遠くからその様子を見ていた鳥居忠吉(イッセー尾形)が土下座し、額に土をこすりつけて三河平定を願う姿には心打たれるものがある。

■前回(第3話)ネタバレあらすじ
岡崎に戻ってきた元康に今川氏真(溝端淳平)から書状が届いた。氏真は元康の働きを称え、自分も今川を立て直し、父の敵を討つと記してあった。元康には岡崎から織田信長(岡田准一)を打ち払い、駿府に帰り自分を支えて欲しいと記してあった。三河を平定しなければ三河には帰れない。軍資金もない元康は焦ったが、鳥居忠吉(イッセー尾形)がご城代の目を盗みためたお金で武器などを少しずつ準備していた。桶狭間の一件より勢いづいた信長は今川に圧力をかけ、元康はその最前線にいた。目下、元康の敵は織田方に寝返った水野信元(寺島進)がいる刈谷城。水野は元康の母・於大の兄だった。

本多忠勝(山田裕貴)筆頭に松平軍による刈谷城攻めが始まったが、ほどなくして織田勢に背後をとられ惨敗。80名ほどの領民が討ち死にした。元康が今川義元と共に駿府に帰る夢を見ている頃、駿府では瀬名(有村架純)は女児を出産。三河衆と共に夫たちの帰りを心待ちにしていた。また、氏真は義元亡き後、今川を立て直すことに必死で、元康が援軍を望んでも送ることは出来なかった。待っても今川からの援軍が望めないと思った三河衆からは次第に不満の声が持ち上がる中、今川方の吉良義昭が加勢にやって来た。しかし松平・吉良連合軍も敗北し、軍資金も底を尽きて来た元康らは追い込まれていった。

「何かいい策はないか」と元康らが頭を抱えていると、評定中にも関わらず外から小姓たちの争う声が聞こえて来た。織田方につくべきと考える本多忠勝と、平岩親吉(波岡一喜)が言い争いをはじめ、それが発展しもみくちゃの喧嘩をしていた。酒井忠次(大森南朋)らがなんとか2人をおさめ、争いは落ち着いたが、石川数正も「次負ければお家は破滅。今川殿も立ち直る気配もない」と暗に織田方につくよう言ってきた。駿府に残した三河衆を見捨てることはできない元康だったが、そんな時、酒井忠次が武田信玄(阿部寛)に助けを求めてはどうかと助言した。

しかしこれは失敗に終わる。信玄は上司である今川を飛び越え直接交渉しようとする元康に腹を立て、彼の願いは跳ねのけられた。そんな時、水野信元が少ない手勢を連れて元康を訪ね、信長に寝返るよう交渉してきた。それでも首を立てに振らない元康のことを見越して、交渉の場に連れて来たのは元康の生き別れの母、於方(松嶋菜々子)だった。久々の再会に涙を流し抱き合う元康だが、母から今川と手を切るよう諭され呆然となった。さらに於方は「主君たる者、家臣と国のためならば己の妻や子ごとき打ち捨てるよう言われ、怒った元康は於方を部屋から追い出した。於方は吉良の屋敷を責めれば信長の手土産になると言って出て行った。

駿府で元康の帰りを待つ瀬名から手紙が届いても、元康の心は戦い続けるか、織田に付くかで揺れていた。そんな折、元康は忠勝に誘われ城下を散歩した。ちょうど稲の刈り入れの時期で、戦争で疲弊していても百姓たちは気張って、たわわに実った稲穂を刈り取っていた。特に今年は今川からの厳しい年貢の取立もないことに喜ぶ農民たち。今川から手を切り、元康が三河を平定すると言って民心を集めた忠勝は、今川に未練がある元康を説得するため、自分の命と引き換えに織田に寝返るよう懇願した。数正もそれに加わり、2人は元康に土下座をして織田方に付くよう説得した。

そして元康は加勢してくれた吉良を裏切り、水野信元の元へ。元康の離反はすぐに駿府に知らされ、三河衆たちは処刑された。そして嫡男・竹千代は氏真に捕らえられた。悔し泣きする元康は、水野と共に、信長が待つ清州城へと向かうのだった。

■第4話「清州でどうする!」あらすじ
今川を裏切った元康は、水野と共に信長が待つ尾張・清州城へ向かう。幼き頃に織田に捕らえられていた元康は、信長から再会のあいさつ代わりに相撲の相手を命ぜられる。木下藤吉郎(ムロツヨシ)や信長の姉・市(北川景子)を紹介される中、元康は信長から盟約を結ぶ代わりに、驚くべき条件を提示される。一方、駿府に残された元康の妻・瀬名は、今川氏真から元康と離縁して、側室になれと迫られてしまうのだが・・・。

NHK大河ドラマ「どうする家康」第4話は1月29日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:古沢良太、出演:松本潤、岡田准一、有村架純、ムロツヨシ、大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、松重豊、阿部寛ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_ieyasu」。第4話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

NHK大河ドラマ「どうする家康」番組公式サイト
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