『なのに、千輝くんが甘すぎる。』高橋恭平(なにわ男子)、畑芽育らが登壇した世界一甘い舞台挨拶完成披露イベントレポート

2023年01月26日01時36分映画

青春ラブストーリー『なのに、千輝くんが甘すぎる。』(3月3日公開)の完成披露試写会が1月25日に開催され、主演の高橋恭平(なにわ男子)、ヒロインを演じた畑芽育をはじめ、垣李光人、莉子、曽田陵介、中島瑠菜、鈴木美⽻、新城毅彦監督が、ピンク一色に染まった舞台に登壇し、世界一甘い舞台挨拶が行われた。予告動画は映画公式サイトで公開中だ。



【イベント概要】
◆⽇時︓1⽉25⽇(⽔) 18:00〜18:40
◆会場︓丸の内ピカデリー1(千代⽥区有楽町2-5-1 有楽町マリオン9F)
◆受付︓17:00/丸の内ピカデリー
◆登壇者
⾼橋恭平(なにわ男子) 、畑芽育、板垣李光人、莉子、曽田陵介、中島瑠菜、鈴木美羽
新城毅彦監督 ※敬称略

なのに客席からの拍⼿に迎えられながら、なにわ男⼦初の映画主題歌「Special Kiss」とともに、ピンク⾊に染まった⽢すぎるステージに登壇したキャストたち。本作初のイベントで、単独初主演でタイトルロールの千輝を演じた⾼橋は「今⽇はですね、このイベントがあるので、昨⽇すごく寝れなかったです。緊張しているの分かってくれるかと思うのですが」と少し緊張した⾯持ちで、ヒロインを演じた畑は「この⽇を⼼待ちにしていました。撮影から今⽇までずっと夢⾒⼼地で、この作品でヒロインを任せていただいたことが信じられないような気持ちでいっぱいなのですが、チーム⼀丸となって仕上げた作品ですので、楽しんでいってください」と挨拶。

千輝のライバルとなる⼿塚を演じた板垣は「この眩しい世界の中に⽴っているということにまだ実感が湧かないんですが、すごく素敵な作品になっているんじゃないかと思うので、皆さんに⼀⾜先にお届けできること嬉しく思います」と喜びを述べた。

真綾の親友・知花を演じた莉⼦は「皆さんに今⽇映画を⼀⾜先に⾒ていただけること、そして(共演者と)撮影以来の再会だったので、すごくワクワクしています」と喜びを語り、オタク気質な園芸部員を演じた曽⽥は「恭平ちゃんが緊張していて、登壇前に『みんな、助けてー』って⾔ってたんです。クールなところしか⾒ていなかったので、本当に緊張してるんだなと。可愛いですね」と⾼橋の思わぬ⼀⾯を明かす場⾯も。

千輝に⽚想いする⼥⼦⾼⽣を演じた中島は「初めての映画出演でとっても緊張していたのですが、キャスト・スタッフの皆さんが優しくしてくださったので撮影に⾏くのがとても楽しかったです。⼀⾜先に映画を皆さんにご覧いただけてとても嬉しいです」と初の映画出演作が披露される喜びを語り、同じく千輝ファンの⼥⼦⾼⽣を演じた鈴⽊は「こうして舞台上から⾒ていると、⼥性がたくさんいらっしゃいますが、キュンキュンしてもらいたいなと思いながら撮影していたので、嬉しい気持ちでいっぱいです」と挨拶。

なのにメガホンをとった新城監督は「お客さんたちがキュンキュンしてくれるのかなとドキドキしていますが、このとおりイケメンを揃えていますので、今⽇はとても寒いですが、あたたかくなって帰ってもらえたら嬉しいです」と話した。

学校⼀のイケメン・千輝くんを演じた⾼橋だが、「⼀⾒クールに⾒られがちなところは(千輝に)共感しました。胸キュン”させる”というより、胸キュン”させちゃった”という感覚を意識して頑張りました。⾃然な感じでラフに」と千輝を演じる上で意識した点を語りました。撮影をきっかけに⾼橋と仲を深めたという曽⽥からの「たまに、胸キュンワードみたいなのを名⾔っぽく⾔っているよね︖」という指摘には「『1より100が好き』とか『下を⾒るなら上を⾒ろ』とか、あるようでないような名⾔を考えるのが好きなんです」と照れながら“名⾔”の理由を披露した。

なのに劇中の1番⽢いシーンを聞かれた畑は、千輝が電⾞の中で真綾に向かい『⽚想いごっこ』を提案するシーンをピックアップ「⾼橋さんのインパクトのある美しいお顔は、印象に残る部分かなと思いました」と理由を語りました。対する⾼橋は「僕がブレザーの制服を着ていることで、最強と最強ですよね」と早くも新名⾔を披露。MCに指摘されると「恥ずかしい〜」と照れながらも「お姫様抱っこ」のシーンについて「仕事でメンバーをお姫様抱っこするとかはあったんですが、それくらいしかないので、ザ・胸キュンなシーンでした」と話すと、お姫様抱っこをされていた畑は「私も機会が無いのですごく緊張したんですが、⾼橋さんはだいぶ⼿こずっていらっしゃったと思います。そりゃ不慣れですもんね」と⾼橋をフォロー。

⾼橋は「俺、結構ガリガリなんです。(畑さんと)お互い負担をかけないようにという気持ちで、⼤きい卵を落とさないように、過去⼀優しいお姫様抱っこをしました」と撮影を振り返りました。すかさず監督が「恭平が歩いてくる時にすごいカッコつけてるんですよ。スローがかかっちゃって。本⼈もイケメンだとわかっていると思います」と挟むと⾼橋は「格好良く撮っていただいてありがとうございます」と感謝を表した。

撮影中の印象的なシーンを聞かれた板垣は、中学時代の⼿塚と千輝のシーンをチョイス。「中学時代のシーンはね、海辺で⻘春シーンがあるんですよ。普段は⼿塚と千輝はバチバチしているので、束の間の仲良しというか。そういうシーンだったので、印象に残ってます」と撮影を通じて親交を深めた⾼橋との撮影を振り返った。

同じく畑も⼥性キャストと撮影を通じて仲を深めたようで、莉⼦からは「芽育が⼈⾒知りすぎて、最初は扉こじあけるのに時間かかった」と指摘が。板垣は「みんな⼈⾒知りなんですよ。⼈⾒知りだけ揃えました、みたいな(笑)」と⼈⾒知りだらけの現場だったことを明かした。撮影⽇数が少なかったという曽⽥も撮影を振り返り「1⼈で休憩をしていたら、恭平ちゃんが『好きなことあります︖』と聞いてきてくれて。これを機にみんな仲良くなっていったので、いい座⻑でした」と⾼橋の名座⻑ぶりを明かした。照れながらも「とりあえず全員と仲良くしたいなと思って。僕も⼈⾒知りなんですが、頑張ったところではあります」と⼼情を明かした。

キャスト陣の仲良しトークを聞きながら、撮影中に気をつけたことを聞かれた新城監督は「普段の映画と違って、両想いになっちゃいけないんですけど、両想いに⾒えるんです。胸キュンシーンも撮らないきゃいけないけど、⽚想いにしなきゃいけない。ふたりがどれだけピュアなのかという話になるんですが、⽚想いの⽅が楽しい時もあるんですよね。そのあたりを頑張りました」と思わぬ苦労を明かした。

ここで、本作に登場する“⽚想いごっこ”にちなみ、キャスト陣が“いま⽚想いしているもの”を披露するコーナーへ︕キャストごとに想いを寄せているものや、ことが次々⾶び出した。

なのに

「⾞」と答えた莉⼦は、1年前に免許を取得したことを明かし「ずっと⾞を買いたくて。これはまさに⽚想いだなと」と話すと、畑から「ずっと⾞に乗せてって頼んでるんですが、乗せてくれないんですよ。海とか⾏こう︕」と突っ込まれるシーンも。続く曽⽥は「ご飯」を挙げ、「去年の12⽉から⾷べすぎで太っちゃったんです。なのでYouTubeでご飯を調べていたんです。そうすると満腹になるんです。そしたら関連動画が全部ご飯になってしまって、⽚想いしてるんだなと思いました」と明かし、今⾷べたいものを聞かれると「エビフライ」と即答︕

中島は「まんがです。発売の1ヶ⽉前から漫画のことだけを1ヶ⽉ずっと考えているので、⽚想いだなと思いました。気持ちは届かないんですが、想い続けています」と熱い漫画愛を披露した。

鈴⽊は「めいめい(畑芽育)」と書かれたフリップを掲げ、畑を驚かせる⼀⾯も。「めいめいと莉⼦が仲良くて、私も莉⼦とよく遊んでいるんですが、以前ほぼ⼊れ違いだったことはあるのですが、3⼈の会を実現したいと思っていて」と密かな想いを語った。

なのに

板垣が挙げたのは「季節」。「ファッションが好きなのでとりあえず着込みたいと。レイヤードをしたくて、涼しい季節が好きなんです。今まさに冬でいっぱい着れるから嬉しいんです。でも⾮情にも夏がやってくるんですよね、そして夏には冬のことを想い続けて、でもまた冬は来ても過ぎ去っていって、⽚想いじゃん︖って」と冬という季節への想いを語ると登壇者⼀同から「エモいですね」との判定を受けた。

畑は「『ちいかわ』への愛は⽌まりません︕」とキャラクターが⼤好きであることを明かし、⾼橋はサウナーということで⼤好きな「サウ活」を挙げ、「整うことを知らない⼈が多いと思うんです。それを調べてもらって⾏って欲しいですね」と付け加えた。

マスコミ向けのフォトセッションには、「千輝くん特製キャノン砲&クラッカー」が登場︕タイミングの練習中に、畑が先にクラッカーを放ってしまうというアクシデントが起こるも、「⽚想いごっこスタート︕」の掛け声と共に会場へ⽢いピンクのハートの紙吹雪が⾶ばされた。

イベントの最後には、登壇者を代表し⾼橋が締めの挨拶を担当「僕が知る限り、ベスト・オブ・胸キュンストーリーになっていると思いますので、これから⽚想いする⼈だったり、もっと⻘春を楽しみたい⼈など、沢⼭の世代の⽅に楽しんでいただけると思うので、ぜひ多くの⽅にご覧いただきたいです」と作品をアピールし、舞台挨拶は終了となった。

■作品情報
出演:高橋恭平(なにわ男子)、畑 芽育、 板垣李光人、莉子、曽田陵介、中島瑠菜、箭内夢菜、鈴木美羽
原作:亜南くじら 「なのに、千輝くんが甘すぎる。」(講談社「月刊デザート」連載)
監督:新城毅彦
脚本:大北はるか
製作:「なのに、千輝くんが甘すぎる。」製作委員会
制作プロダクション:松竹撮影所  
制作協力:松竹映像センター
企画・配給:松竹
コピーライト:©2023「なのに、千輝くんが甘すぎる。」製作委員会 ©亜南くじら/講談社
撮影:2022年5月下旬~6月下旬
公開:2023年3月3日(金)全国公開

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