2月13日（月）カンテレ/フジテレビ「罠の戦争」（毎週月曜、よる10時）の第5話が放送され“もみ消し事件”の黒幕が鶴巻幹事長だと明らかにされた。第6話では眞人と亨の民政党公認“わしづ亨”が参議院議員立候補！予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「罠の戦争」 は、草彅剛が主演を務めた「銭の戦争」（2015年）「嘘の戦争」（2017年）に続く“復讐シリーズ”の第3弾。愛する家族を傷つけられた議員秘書・鷲津亨（草彅剛）が知略を尽くして鮮やかな“罠”を仕掛け、悪しき政治家を失脚させる痛快なエンターテインメント作品だ。

2月13日に放送された第5話で、竜崎総理大臣が選挙の刺客として人気のフリージャーナリストを送り込み、さらに数々の嫌がらせを仕掛けてきたことから、亨は「事件もみ消し」の黒幕が総理ではないかと疑う。

そんな中、事務所内にスパイがいるという疑惑が浮上し、眞人に疑いがかかるが、友人に牛丼をおごってしまうという不手際（選挙活動に対する無知が招いてしまった…）も自力で解決し、仲間からの信頼を取り戻すことができた。なんと本当のスパイは小林きな子演じる事務所スタッフのおしゃべり好きな女性。本人にはスパイをしている自覚すらなかったため、周囲が敵意を見抜けなかったのもしかたない。

今回も、亨は先の先を読んで自ら罠をしかけており、泳がせていたスパイ（亨は彼女がスパイだと気づいていた）を使って偽情報を流し、黒幕の猫田を暴きだした。しかし、猫田は亨の選挙の足を引っ張っただけで、「もみけし事件」とは関わっていなかったことが判明する。

ドラマラストでついに警察上層部に直談判に行った亨が聴かされたのは、「何も分かってないんだな。本当に怖いのは誰なのか。あなたも、敵に回したくないでしょ。幹事長だけは…」という言葉だった。

Twitterには「幹事長で確定！？」「このままあっさり幹事長が黒幕とは考えにくい…」「新人議員の鷲津がこんなに簡単に知れるなら鷹野も知ってるのでは？」「幹事長の後ろに鴨井大臣がいるんじゃない？」と本当のと伝え、鷲津は「幹事長……？」とイッタコメントが続出、今後の展開への考察が盛り上がっている。

次週2月20日に放送される第6話では、鶴巻幹事長をターゲットに絞り込んだ亨が、鶴巻がもつ弱みを握ろうと動き出す。しかし鷹野に「幹事長には手を出すな」と止められてしまう。やはり鷹野は何か知っているのかもしれない…。

一方、眞人の亡き兄の本当の復讐相手が亨だと知っている蛍原は、人知れず抱えてしまった“秘密”に悩み…あることを決意する。

■前回：第4話 ネタバレあらすじ
息子・泰生（白鳥晴都）を突き落とした犯人を明らかにするために出馬を決めた鷲津亨（草彅剛）。その矢先、人気フリージャーナリストのあの真保奈美が出馬することが告げられる。幹事長の鶴巻（岸部一徳）は、保奈美は記者として前内閣を解散に追い込んだ、いわば現竜崎内閣誕生の立役者であり、もちろん総理の竜崎（高橋克典）とも親しい。選挙に勝ったあかつきには、民政党に呼び込むつもりだろうと言う。亨は、なんとしても自分を勝たせたくないという姿勢の竜崎こそが、事件をもみ消した犯人ではないかと思い始める。

立候補用の写真撮影時に竜崎本人から事情を聞こうとするが、竜崎は保奈美の立候補は知らなかったと言い、さらに「これが選挙だ。誰が敵になるかわからない」と告げる。

亨は貝沼（坂口涼太郎）に、当選したら政策秘書になってもらいたいといい仲間に引き入れた。後援会長として鰐淵がサポートにはいり、選挙期間が始まった。ボランティアスタッフが荷物整理に追われる中、貝沼が予定していたうぐいす嬢を引き抜かれたと慌てて駆け込んでくる。さらに、熊谷記者（宮澤エマ）が亨を中傷するビラが配られていることを知らせにくる。泰生を突き落としたのは虐待していた亨だ、うぐいす嬢が逃げ出したのは事務所のブラック体質が原因だ、などと書かれている。最近の内部事情にも精通した中傷に、事務所内にスパイがいるのではと熊谷は疑う。

それを耳にした蛍原梨恵（小野花梨）は、蛯沢眞人（杉野遥亮）が実は兄の復讐相手が亨だと知り、スパイ活動をしているのではないかと疑う。うぐいす嬢は可南子（井川遥）の大学時代のアナウンス部の後輩に担ってもらいなんとか乗り切るが、その後、眞人が選挙期間中に幼馴染みに牛丼をおごったことが発覚、場合によっては賄賂となり、選挙に当選しても無効になってしまうと事務所は騒然となる。

「わざとか！お前がスパイか？」と貝沼が騒ぎ出し、喧嘩になったあげくに眞人は出て行ってしまう。しばらくして戻ってきた眞人は、友人から牛丼代金を返してもらったといい小銭を見せ、事務所からの信頼は回復した。しかし、またしてもこの情報が外部に流れ、牛丼収賄事件の中傷ビラがまかれてしまう。いったいスパイは誰なのか？

応援演説の日程がずらされるなど、総理側からの嫌がらせも続き、選挙は苦戦を強いられする中、病院で泰生を見舞っていた亨。弱音を吐く亨の話を聴いていた可南子は泰生の指が動いたことに気づく。亨は泰生のために頑張ることを再度誓った。

鶴巻が500万円を持参し、市議25人にも金をばら撒けと指示してきた。党員ではない市議に金銭を渡すのはかなりグレーな行為だ。鶴巻は犬飼もやっていたし、バレなければいいと言うのだが…。

亨は貝沼に市議たちに“あるもの”を渡すように頼む。事務所前の車の中で、貝沼が市議のドン・馬場（諏訪太郎）に封筒を渡そうとすると、突然刑事が現れ、不正が行われるという通報があったので封筒をあらためるという。しかし、封筒の中身は選挙のビラだった。「まさかお金だと思いましたか？」と亨に言われて刑事たちは引き下がったが、実はこの一幕は、スパイの正体を突き止めた亨がしかけた罠だったのだ。

スパイは選挙スタッフのおしゃべり好きな女性（小林きな子）だった。本人にはそんな気持ちはまったくなかったのだが、総理秘書官の猫田（飯田基祐）が彼女のおしゃべり好きを利用し、内部情報を手に入れていた。（可南子が彼女によく電話がかかってきていることに気づいていた）さらに猫田が引き抜いたうぐいす嬢は亨のスパイで、猫田の会話を録音し亨に届けていた。

警察をすぐに動かせる地位にある猫田に、泰生の事件をもみ消したのは総理なのかと亨は詰め寄るが、猫田はそのことはまったく知らない様子だった。

そして選挙最終日。鴨井ゆう子大臣（片平なぎさ）が応援演説に来たが、選挙カーが事故渋滞に巻き込まれて亨は間に合いそうにない。車を降りて必死に走る。鴨井大臣があいだを繋いでいると、亨への罵声がとんでくる。鴨井は自分もいままで個人攻撃をいろいろ受けてきたことを語り、心も傷むし息子にも申し訳ない、でも国をよくしたくて頑張ってきたと切実に訴える。

そこに亨が到着する。政策を語るはずだったが…「私はずるい大人でした。秘書という仕事をする中で正しいことばかりしてきたとは到底言えません。なのに息子には自分が正しいと思うことをしようなんていって。そしたら息子は“お父さん、かっこいいじゃん”と。違うのに。本当はずるくて弱くてカッコ悪い大人なのに…だからこそ息子に誇れる大人になりたい。強い者にも向かっていける、正しい道を突き進もうとする代議士に私はなりたい。大きな力に潰されそうになっても、声を上げて知恵で乗り切る。弱くても強い代議士に私はなりたい。力をください。それを糧に腐敗した権力と闘います。ここにいる一人一人の小さな暮らしを守る、必死に守る。そのために、私に力をください。息子が目を覚ましたときに堂々と報告できるように。お父さん、頑張ったぞって。もう一度かっこいいじゃんって言ってもらえるように。どうか皆さん、鷲津亨に力をください。よろしくお願いします！」と訴えた。

開票は夜遅くまで続き、対立候補と僅差であったが当確となり、事務所は万歳三唱をして喜ぶ。

一方、竜崎は亨の当選を知り、竜崎を落とすのはまだ無理か、とため息をつく。代議士となった亨は早速警察へ赴き、捜査の不備を国会で問題にすることもできると署長（岩谷健司）に詰め寄り、もみ消しを指示したのは総理なのかと訊ねる。すると署長は、本当に怖いのは幹事長だとポツリともらす。

■次回：第6話 あらすじ
晴れて代議士となった亨は、事件の隠ぺいを指示した人物が鶴巻幹事長だと知ってがく然とする。何とかして本人から真実を聞き出したい亨は、毎月第2・第4月曜の2日間だけは何があっても予定を入れないという鶴巻の秘密を突き止めるため、蛍原と眞人に協力をあおぐ。鶴巻に近い鷹野（小澤征悦）からも、情報を聞き出そうとするが、反対に「幹事長には手を出すな」と猛反対されてしまう。

その頃、亡き兄の復讐を果たしたはずの眞人は、亨から植物の研究に戻りたいなら相談に乗ると言われて心が揺れる。眞人の迷いを知った蛍原は、亨が兄の陳情を反故にした張本人であると知ったら、眞人はどうするのだろうと不安を募らせる。そして、人知れず抱えてしまった秘密について、あることを決意し…。

カンテレ「罠の戦争」は1月16日夜10時よりスタート。主題歌：香取慎吾×SEVENTEEN「BETTING」／出演：草彅剛、井川遥、杉野遥亮、小野花梨、坂口涼太郎、白鳥晴都、小澤征悦、宮澤エマ、飯田基祐、本田博太郎、田口浩正、玉城裕規、高橋克典、片平なぎさ、岸部一徳、水川かたまり　ほか。番組公式Twitterアカウントは「@wananosensou」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

◇「罠の戦争」番組公式サイト

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