【最終章突入!】「罠の戦争」“鴨井大臣”片平なぎさの圧巻の演技に絶賛!第9話で草薙剛が“強面”に…第8話ネタバレ

2023年03月07日11時08分ドラマ
ⓒカンテレ、フジテレビ

3月6日(月)カンテレ/フジテレビ「罠の戦争」(毎週月曜、よる10時)の第8話が放送され、息子の罪を認めた鴨井大臣が辞任。次週3月13日に放送される第9話で鷲津亨が“闇落ち”?その不敵な表情の意味とは?予告動画が番組公式サイトで公開。第1話~8話のダイジェスト動画がTVerで配信が開始された。

「罠の戦争」 は、草彅剛が主演を務めた「銭の戦争」(2015年)「嘘の戦争」(2017年)に続く“復讐シリーズ”の第3弾。愛する家族を傷つけられた議員秘書・鷲津亨(草彅剛)が知略を尽くして鮮やかな“罠”を仕掛け、悪しき政治家を失脚させる痛快なエンターテインメント作品だ。



3月6日に放送された第8話で、突き落とし犯で鴨井大臣の一人息子・文哉(味方良介)が事件についての真相を語った。中学生に“席をゆずったら”と咎められて、キレて暴挙に出たことは過ちに違いなく、文哉が自主しなかったことから、反省していないと思い込んでいたのだが、文哉の心の内はまったく違っていた。

文哉は自分の行ないを悔い、すぐにでも罪を償いたかった。しかし、そうすることで事件を“もみ消し”た母に迷惑が掛かることを心配し、沈黙するしかなかった。バイト先での“優しい人”という評判は、きちんと文哉の人柄を言い当てていた。優しすぎる文哉は、我慢するあまり、怒りが頂点に達すると抑えきれなくなってしまうのだろう。7年前にきちんと罪を償っていれば、今回の事件も怒らなかったのかもしれない。内向的で繊細な文哉役の味方良介も印象に残る演技を見せた。

鴨井は息子の本当の想い知り、自分が間違っていたことに気がつく。潔く「初の女性総理」の夢を諦め、議員を辞職することに。Twiterでは鴨井演じる片平なぎさに「素晴らしすぎて言葉にならん、最高の女優」「片平なぎさ、すさまじかったな…」「私的MVPは片平なぎさ 」と絶賛の声があがり、先週の悪をも受け入れる凄みのある演技に引き続き、今週は愛情豊かで脆い母親と総理を目指す力強い女性のその機微をみごとに演じわけ、視聴者を魅了した。

次週3月13日に放送される第9話は最終章突入!鴨井大臣の辞任から弱体化した鶴巻派。鶴巻幹事長をつぶすなら今しかない!竜崎総理を味方につけた亨、政界を揺るがす食うか食われるかの戦いが始まる。

予告動画で見せた亨の恐ろしい表情に注目が集まっている。鷲津徹は“闇落ち”してしまうのだろうか!?

■前回:第8話 ネタバレあらすじ
鶴巻幹事長(岸部一徳)が本気で自分をつぶしにくると覚悟をきめた鷲津亨(草薙剛)。そうなる前になんとしてでも鶴巻の権力を奪うだけのネタを手にしたい…そう考えていると、鶴巻が国内債王手のIT企業デジタルアンツの蟻田 と特別な関係にあることを匂わせるメールが鷹野(小澤征悦)から届く。しかし、その差出人の名前を盗み見た蛯沢眞人(杉野遥亮)は鷹野が二世議員のボンボンのため信用ならないと顔を曇らせる。

しかし、実は派閥をなくすために政治家になった鷹野は、鶴巻の失脚を望んでいた。鶴巻に取り入っているように見せかけて、亨の情報を流し時間稼ぎをしていたのだ。それを知った眞人と蛍原梨恵(小野花梨)は安堵し、デジタルアントについて調べ始める。

一方、政権交代を目論む取る鶴巻が、鴨井大臣(片平なぎさ)を日本初の女性総理にしようと根回しを進めていることに気づいた竜崎総理(高橋克典)は、鶴巻の動きをけん制するため、「政治が警察の捜査に口を挟むなんてあってはならない。万が一あったとしたら総理としてきちんと正さないといけない」と発言。泰生(白鳥晴都)の事件を表沙汰にしようとする亨のバックアップする動きをみせる。

すると事件は注目の的となり、可南子(井川遥)の元に多くのマスコミが押し寄せる事態に。そんな状況をある人物が離れた場所から見つめていた。その人物とは、鴨井は息子の文哉(味方良介)だった。鴨井から当面暮らせるだけのお金を手渡され、関係を絶たれた文哉は、意識を取り戻した泰生のいる病院に現れる。

可南子は文哉を病室に招き入れて話を聞く。なぜあんなことをしたのかと問う泰生に、文哉はその日自分が思っていたことを話し出した。

前日から立ちっぱなしで働き、客からのクレームを受けてヘトヘトになっていたところに、中学生の泰生から「席を譲ってあげたらどうか」と言われて、こちらの気持ちも知らないくせにと怒りが湧いてしまったのだという。自分の感情のコントロールができなかったことを深く反省して詫びる文哉。

鴨井を呼び出した可南子は文哉から直接話をさせた。文哉は警察に自主しようと思っていた(その方が気持ちも楽になるし)が、今回の事件ももみ消しされたと知り、母にこれ以上迷惑がかからないよう、母を守るために、「総理になる」という母の夢を叶えるために沈黙したのだと話す。

息子が本当は罪を償いたかったこと、そして自分を守りたかったことを知った鴨井は泣き崩れる。

眞人はデジタルアンツの理不尽なリストラを突き止め、リストラ勧告を受けている社員・蜂尾とコンタクトをとった。亨は蜂尾から幹事長の次男のコンサルタント会社に不正な金が流れている証拠を手に入れ、鷹野とともに鶴巻と対決しにいく。

眞人は亨が市議に金を渡していたことに驚くが、蛍原は「きれいな世界じゃない」と言う。そして貝沼にもこの件を知っているかと問うと、「知ってるも何も、渡し役」と言われ、自分が政治の裏を何も知らされていないことに気がつく。「これからは、悪いこともすべて教えてほしい」と頼む眞人に、蛍原はあいまいに微笑むだけだった。

鷹野と亨が鶴巻にデジタルアンツの帳簿を突きつける。すると鶴巻は「こんなに簡単に引っかかってくれるとは」と大笑い。デジタルアンツとの不正は鶴巻の仕込みで、鷹野が亨と通じている証拠を掴むための罠だったのだ。亨き鶴巻が体調不良だった証拠も見せるが、それでも鶴巻が揺るぐことはなかった。

鶴巻は市議の馬場(駿河太郎)にその場で連絡をいれ、いますぐ警察に電話するよう言いつけた。絶体絶命のその時、鴨井大臣が緊急会見を開くと秘書が言いに来る。鶴巻が次の一手を進める間もなく、緊急会見が始まった。鴨井は突き落とし犯が自分の息子だったことを明かし、さらに自分には警察を動かす力はないが近しい人に相談したこと、その人が誰かに頼んだ可能性は否定できないと話す。そして、大臣を辞任し、国会議員も辞職すると頭を下げた。

■次回:第9話 あらすじ
鴨井の会見に永田町は激震、名前こそでなかったものの、鶴巻の関与を二酔わせたため、鶴巻派は対応に追われることに。鶴巻をつぶすなら今しかない。亨はさらなる証拠を掴もうと管轄署の元所長から証言をとるべくその行方を追う。一方、クリーンな政治を印象づけたい竜崎総理は、一連の疑惑を徹底的に調査すると報道陣の前で明言。亨は事実上、総理を味方につけたことになり…。

カンテレ「罠の戦争」は1月16日夜10時よりスタート。主題歌:香取慎吾×SEVENTEEN「BETTING」/出演:草彅剛、井川遥、杉野遥亮、小野花梨、坂口涼太郎、白鳥晴都、小澤征悦、宮澤エマ、飯田基祐、本田博太郎、田口浩正、玉城裕規、高橋克典、片平なぎさ、岸部一徳、水川かたまり ほか。番組公式Twitterアカウントは「@wananosensou」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「罠の戦争」番組公式サイト

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