「どうする家康」松本潤(嵐)側室選び、驚がくの百合展開が反響を呼んだ!第10話ネタバレと第11話予告

2023年03月13日08時32分ドラマ
©NHK

3月12日(日)に放送されたNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合午後8時~、BSP、BS4K午後6時~)第10話「側室をどうする!」“お葉”北香耶まさかの百合展開に驚きの声続出した。3月19日放送の第11話「信玄との密約」でついに“信玄”阿部寛が本格始動!NHK公式サイトでは予告動画が公開中だ。

3月12日放送の第10話では、松平家康(松本潤)の側室となったお葉(北香耶)の告白が視聴者を驚かせた。於大(松嶋菜々子)は子が少ない家康を心配し、側室を迎えるよう家康と瀬名(有村架純)を説得。「女としてしまいじゃ」ときつい一言を於大から言われた瀬名も自ら側室選びに参加し、迎えられたのがお葉だった。始めは反対していた家康も、気が利くお葉に心を開いていく。

しかし家康との間に一女をもうけたところで急展開が待っていた。お葉は同じ城下で働く美代を好きになったという理由で側室を降りたいと願い出たのだ。思いもよらない告白、同性カップル誕生に視聴者から「えーーー!相手!」「びっくりな展開」「お葉辛かったね・・・」「百合展開だ・・・」など驚きの声が上がった。

そして3月19日放送の第11話では、家康が武田信玄(阿部寛)と接触。織田信長(岡田准一)の命で信玄と談判した家康は今川領を巡り密約を交わす。信玄に奪われる前に遠江を手に入れようと動き出す家康だが、それを迎え撃つのは夫亡きあとは引間城の城主となった田鶴(関水渚)だった。幼馴染・瀬名と敵同士となった田鶴の運命は?そしていよいよ武田信玄が三河侵攻を開始する。

■“寝所コント”“鎌倉殿最終回とリンク”にファン歓喜
第10話はお葉の衝撃の告白で幕を閉じた側室選びの回だったが、他にも家康とお葉とのやり取りがファンを喜ばせた。家康と初めての夜を迎えるお葉に、瀬名から「殿はお耳がお弱い」「甘えてくるから、よしよしよしとお腹をなでてやれば、もう思いのままじゃ」など家康の弱点を指南するも、実践ではアドバイスが全て裏目に出てしまうお葉。不愛想なお葉に襲われ「助けてくれ!誰か!」と家康を怯えさせてしまう様はまさに“寝所コント”。慌てる家康とクールなお葉のやり取りが注目を集め、「今回は喜劇回だなw」「面白過ぎる」「今宵はコメディ回」など視聴者喜ばせた。

また、お葉を演じた北香耶は前回の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で頼家の妻・つつじを演じたが、殿の肩をもむシーンで家康が手にしていたのが『吾妻鏡』という演出も大河ファンを喜ばせた。鎌倉時代を描いた書物『吾妻鏡』は家康の愛読書とも言われ、松本が家康役でサプライズ登場した「鎌倉殿の13人」の最終回とのリンクがTwitterで反響を呼んだ。また、「鎌倉殿」で家康が『吾妻鏡』を読んでいたのは永禄7年(1564年)の夏、一向一揆を沈めたのが永禄7年なので、タイムラインも合致する脚本が話題を呼び「鎌倉殿の13人」と「吾妻鏡」がトレンド入りするほど注目を集める結果となった。

■前回(第10話)ネタバレあらすじ
一向一揆を沈めた家康は、三河での勢力を伸ばし、今川領への調略も進めていた。遠江の引間城の城主、田鶴の夫でもある飯尾連龍(渡辺豪太)は、家康と手を結び、今川との橋渡しをしたいと願い出てきた。田鶴は瀬名の親友であり、家康が討った鵜殿長輝の妹。家康は田鶴が恨みを持っていないか危惧したが、連龍の話を聞く限り明るい田鶴の様子に心を撫でおろす。

一方、瀬名は民の声に耳を傾けるため岡崎城下・築山に誰でも立ち寄れる庵を設けた。そんなある日、築山を訪ねた於大は、松平家を盤石なものにするため側室を取るよう勧めてきたので家康の怒りを買ってしまう。突然の提案に驚く瀬名だったが、家康のために自分も側室選びをしたいと申し出た。

こうして、於大と瀬名による側室選びが始まった。家柄問わず、健康が条件であることから我こそはという女子たちが列を作って面接を受けに来た。なかなか理想の人材が現われない中、瀬名は城内で働くお葉に目が留まる。ナタで猪を裁く勇ましいお葉について、瀬名は登与(猫背椿)から鵜殿分家の娘で、無口だが働き者の上、そつがなく、他の女子衆からの信頼も篤かった。於大もお葉のことを気に入るが、家康は不気味で怖いと良い顔をしなかった。

こうして側室となったお葉は、瀬名から寝屋の指南を受けながら家康との距離を縮めようとするもことごとく失敗してしまう。しかし、お葉の細やかな心遣いに、初めは彼女を怖がっていた家康も次第に心を許すようになっていく。そして10カ月後にお葉は女子を出産。家康はお葉のことを気に入り毎晩寝所に呼ぶようになっていた。そんな家康を瀬名は複雑な気持ちで見守っていた。

しかしそんなある日、お葉が側室の役目を降りたいと願い出て来た。突然の申し出に驚く家康は、訳を聞いてみると、お葉は「他に好きな人ができた」と重い口を開いた。憤慨する家康に相手を連れて来るよう命じられ、お葉が連れて来たのは、城内で働く女中のひとり、美代だった。「お手打ちにして下さい」とお互いを庇い合う、お葉と美代の姿を見て、家康も怒りを鎮め、このことは自分だけの胸にしまっておくことにした。そのことを打ち明けられた瀬名は心が晴れる気持ちがした。

その頃、京都では将軍・足利義輝が殺され政変が起こる。信長(岡田准一)が天下統一に向け動き出そうとする一方で、甲斐の武田信玄は上杉謙信との戦に見切りをつけ、今川に着目する。今川氏真(溝端淳平)の家臣を調略するよう命じ、狙う先を駿府に向ける。その頃、氏真は今川館にて飯尾連龍を誅殺。連龍が家康と通じ、謀反の計画の疑いをかけた氏真だったが、それを告げ口したのは連龍の妻・お田鶴だった。その頃、武田信玄からの文を受け取った家康は、思いもよらない人物からの便りに焦り出す。

■第11話「信玄との密約」あらすじ
三河の国主となり、姓を松平から徳川に改めた家康は、今川領の駿河・遠江を狙う武田信玄と談判することになる。思いがけず信玄との交渉に臨んだ家康は、双方が今川領を攻め、切り取り次第で自分の領地にするという密約を交わすが、恩がある今川と戦うことに抵抗を感じずにはいられない。そして家康は遠江の引間城へと進軍するが、その城主は瀬名の親友、田鶴。田鶴の身を案じた瀬名は文を送るのだが・・・。

NHK大河ドラマ「どうする家康」第10話は3月12日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:古沢良太、出演:松本潤(嵐)、岡田准一、有村架純、プレムロツヨシ、大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、松重豊、阿部寛ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_ieyasu」。第11話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

NHK大河ドラマ「どうする家康」番組公式サイト
NHKオンライン・NHK_PR

【大河ドラマ】【「どうする家康」関連記事】

【2023冬ドラマ(1月期新ドラマ:地上波)】