謎の運び屋役の鈴木亮平は最後に顔出し！エース（妻夫木聡）が助けた投資家の渋谷（池松壮亮）も人助け！「Get Ready!」（毎週日曜、よる9時、TBS）は3月12日に最終回・第10話の放送を視聴率6.4％で終えた。最新話はTVerにて、全話はParaviでは配信中だ。

異色のヒューマンドラマ、ダークな医療エンタテインメント「Get Ready!」の最終回・第10話が3月5日に放送された。エース（妻夫木聡）は、過去に少女・青葉を救えなかったことがトラウマとなっていたが、その子の母親の言葉で乗り越えることができ、別の少女の命を無事に救った。また、毎回、手術には多額の報酬を得ているエースのそのお金の行方に疑問をもっている視聴者も多かったが、最終回で、青葉の母親がやっている臓器提供のNPOへの多額の寄付がわかり、エースの「人」としての良さも描かれた。



捜査にやっきになっていた警察の高城（沢村一樹）はエース（妻夫木聡）が闇医者であることを突き止めるものの、アメリカとの外交での闇交渉により、逮捕はせず、要人の手術をさせた。交渉にあたったジョーカー（藤原竜也）だけは１年服役したものの、クイーン（松下奈緒）、スペード（日向亘）も逮捕はされず、解散したチームを再結成するところで終わりとなった。

初回視聴率10.2％（ビデオリサーチ社調べ、関東地区、世帯）でスタートし、10.9%、10.3%、9.6%、9.6%、9.9%、9.4%、9.1%、8.3%と日曜劇場としては苦戦と評価される視聴率が続いた。ドラマ中盤に鈴木亮平、後半に沢村一樹と大物俳優の投入もあったが、最終回の視聴率は6.4%となった。同じ時間帯にテレビ朝日でWBCの生中継があり、大谷の本塁打など話題をよび、43.2％という高い視聴率を記録した。裏に強敵が現れ、最終回の視聴率も数字的にはかなり厳しいものとなった。

視聴率的には厳しかったが、2022年度日本アカデミー最優秀主演男優賞受賞の妻夫木聡、演技力には定評があり無理難題な設定にもうまくなじむと評判の藤原竜也のW主演に加え、池松壮亮、鈴木亮平、沢村一樹、伊武雅刀らゲスト陣の豪華さは日曜劇場ならではのものとなった。

■DVD＆Blu-ray発売記念プレゼント実施！
2023年8月4日（金）に「Get Ready!」のDVD＆Blu-rayが発売になることが決定した。その発売を記念して視聴者20名にプレゼントを実施する。応募は番組公式サイトからとなる。

■最終回・第10話ネタバレあらすじ
小学生の娘・結衣（小田愛結）を救ってほしいという母親（徳永えり）から闇医者チームに依頼が来る。ジョーカー（藤原竜也）がチームからはなれているため、エース（妻夫木聡）が交渉をし、助けると約束する。しかし、過去に救えなかった少女・青葉の面影を思い出し、手が震えてしまい、オペに向き合えない。

一方、高城（沢村一樹）が指揮する警察の捜査は、闇医者チームの目前まで迫っていた。闇医者がエースこと波佐間永介であることもほぼ特定し、その行方を追う。そんな中、ジョーカーは警察から事情を聴かれている。高城はエースが心臓に病をかかえる少女を助けようとしているという情報をジョーカーに与える。そして自分の妹が同じ病で亡くなったことなども伝え「正義とは悩ましい」と話す。

そのころ、結衣は公園にいた。警察は結衣のもとにエースがやってくると張っている。エースはなかなか助ける決意ができないものの、結衣に近づいた。警察が動こうとしたとき、クイーン（松下奈緒）が公園でデートをするカップルを装って事なきをえた。

母親の携帯に「東口にむかえ」という連絡がはいり、母親と結衣がそこに向かうとタクシーが待っていた。タクシーに乗り込む。タクシーを運転する運び屋（鈴木亮平）はエースが乗り込もうとすると定員オーバーといって断る。仕方なく、歩いていると、昔救えなかった青葉の母親・広江（菊池亜希子）が赤ん坊を連れているところに出くわす。広江は現在、臓器移植に関するNPOに携わっている。そこに毎年多額の寄付がくるのだが、それはエースが寄付しているのだった。そして、青葉は先生を信じていたといい、「これからも命を救ってください」という。その言葉に力をえたエースは結衣の手術に向かう。

そのころ取調室ではジョーカーがある交渉を高城に持ち掛けていた。警察はエースが手術する現場に向かっている。結衣の手術が終わった。警察が手術室と思って踏み込んだところは別のところだった。手術が終わったことがわかると高城は一瞬微笑んだ。

手術後、エースはクイーン、スペード（日向亘）、クローバー（小林勝也）にチームの解散を告げる。手術室の後始末は運び屋に頼んだ。

エースは帰り道に拉致される。連れていかれたのはアメリカの大使館だ。そこでジョーカーからの手紙を見せられる。そこにはアメリカの要人の手術をするように書かれていた。ジョーカーの元にアメリカから依頼がきたものだ。その要人を助ければ、交渉中の案件についてアメリカ側の譲歩を勝ち取れるとにらんだジョーカーが高城から政府に働きかけさせたのだ。条件としてエースたちを捕えないことだ。そしてエースは手術を行った。

1年後、高城は警視総監になっていた。ジョーカーがもちかけた交渉が成功したおかげだ。エースは歩いていると、「カーサブランシェ」の常連だった水面（當真あみ）に出会う。そして見上げたビルの巨大スクリーンには投資家の渋谷（池松壮亮）が心臓用のマイクロモーターの工場を見学するというニュースが流れていた。

エースがバーにいると、ジョーカーがやってきた。ジョーカーは「おまえにしか救えない命がある」という。そこへクイーン、スペードもやってきた。エースが「一緒にやってくれるか」というと皆が合意した。

1月8日スタート、「Get Ready!」。出演：妻夫木聡、藤原竜也、松下奈緒、日向亘、當真あみ、一ノ瀬颯、鹿賀丈史、沢村一樹ほか。番組公式Twitterアカウントは「@getready_tbs」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

◇TBS日曜劇場「Get Ready!」番組公式サイト
◇TVer「Get Ready!」配信サイト

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