【最終回】「夕暮れに、手をつなぐ!」広瀬すずは黒羽麻璃央 とパリへ!第9話ネタバレと第10話予告

2023年03月15日12時00分ドラマ
(C)TBS

3月14日(火)TBS火曜ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」(毎週火曜よる10時)第9話が放送され、空豆はパリへ行くことに、そして「好き」を告げられなかった音は…予告動画とスペシャルインタビュー動画が番組公式サイトで公開されている。

ラブストーリーの名手・北川悦吏子が描く「夕暮れに、手をつなぐ」は、九州のド田舎で育った野生的でチャーミングな女の子・空豆(広瀬すず)と、都会で育った平凡な男の子・音( 永瀬廉 )が運命的で衝撃的な出会いを果たした2人がとっくに恋に落ちているはじなのに、なかなか恋が始まらない、夢追う23歳の2人の“愛おしい時間”を描くラブストーリー。




3月14日に放送された第9話で、音とセイラが抱き合っていたのが、空豆に恋していたセイラがついた小さな嘘によるものだったことがわかる。しかし、そんなことを知る由もない空豆は、音とセイラが想い合っていると勘違いしてしまう。

一方の音もセイラから空豆と葉月が付き合いだしたという嘘を聞かされ、伝えようとしていた「好き」という言葉を呑み込んでしまう。それでも、音も空豆も一度は言葉にして相手に「好き」とメッセージを送り合う。ただ、今一歩の勇気が持てず、互いに送ったメッセージを相手が既読する前に消去してしまった。

両想いなのにまったく進まない2人の恋とは別に、音はセイラとのユニットを成功させ、次第に忙しくなっていき、一度は「何もなくなった」空豆も、生まれ持った才能と強運によって、「パリコレ」で自分のコレクションを発表するチャンスを掴みとった。

一緒に暮らさなくなり、気まずいおもいをするようになった2人はまったく連絡をとらなくなってしまった。こんな風に終わってしまう恋もあるなと、しみじみ思わせる展開だ。

しかし、2人を再び結び合わせたのは、2人のことを誰よりも近くで見てきた響子だった。みんなで壮行会をするといって、まんまとふたりきりにさせられた空豆と音、夕暮れの下宿の縁側で、ついこの間まで当たり前のように、くりかえしていた二人の時間を過ごす。

それでも、まだ音は空豆が「好き」だということを、空豆も音が「好き」だと口に出せない。もどかしい…。

次週3月21日はいよいよ最終回。予告動画では、それぞれが成功していく様子が描かれているが、ふたりが共にいる姿は見られない…。すれ違ってしまった2人は、もう一度、同じ時間を共にすることがができるのか?

■前回:第9話 ネタバレあらすじ
自分のデザインを久遠(遠藤憲一)に横取りされてしまい、ショックをうけた空豆(広瀬すず)は、音(永瀬廉)に電話をするが連絡がとれない。そこでセイラ(田辺桃子)に連絡を入れるが、話を聞くというセイラを遮り、空豆は音の話したいと告げる。

空豆に好意を抱いていたセイラは、そんな空豆の態度に傷つき…、葉月(黒羽麻璃央)との写真を加工して「空豆が葉月と付き合うことにした」と嘘をつく。セイラは自分が空豆を好きだと音が知っているはずと言い「フラれた者同2人のその姿を、空豆は見てしまった。雪の舞う夜の街で泣き崩れる空豆の前に現れたのは葉月だった。久遠にデザインをとられたことを知った葉月は、空豆を心配して探していたのだ。

アンダーソニアも辞めることに決め「何もなくなってしまった」と泣く空豆。葉月は久遠にデザインを返すよう頼むが、もうコレクションの準備は進んでいると久遠は取り合わない。チーフパタンナーを降格させられた葉月は「僕は浅葱空豆に賭ける!」と言い切りアンダーソニアを辞職した。

空豆と葉月は次の新曲の衣装を提案。素晴らしい出来に磯部(松本若菜)も感激する。2人が付き合いだしたと思い込んでいる音、そして嘘をついてしまったセイラ、音とセイラの抱擁シーンを目撃してしまった空豆はお互い気まずい雰囲気だ。

会議の後、「気分変えて俺と付き合わない?」と葉月に言われた空豆は、「恋しとる場合やなかと、仕事しようって言ったのは誰?」と切りきえし、仕事のパートナーとしての絆を確かめ合う。

ところが、アンダーソニアを辞めた2人からスポンサーが離れてしまい、空豆のコレクションの話は流れてしまう。自分でやるなら500万の資金が必要と言われる。さらに、ビート・バー・ミニットのスタイリストをした藤原大門が2人を気に入り、彼らのスタイリングに名乗りを上げたことで2人はその仕事も失ってしまった。

仕事も恋も「何もなくなった」と嘆く空豆に、響子(夏木マリ)は空豆には生まれたときから持っている一番強いカードがある助言。空豆は戸惑うが「ファッション諦めたくないんでしょ?」と言われ気持ちを切り替える。

母・塔子(松雪泰子)と連絡をとった空豆は、待ち合わせたレストランに向かう。十数年ぶりの再会は、抱きあって涙を流す感動の再会ではなく、肩透かしをくったような空豆。それでも、何「親らしいこと何も出来なくて」と塔子は謝り「何?話って」と訪ねる。「お金貸してほしいと。おいを捨てた負い目もあるとやろ」と空豆は単刀直入に言い、「あんたもなかなかの子に育ったわね。さすが私の子」と塔子はかえした。

空豆がデザイン画を見せると塔子は投資を承諾し、「このコレクションをやりましょう、パリで」と言い出す。コルザのセカンドラインを新たに始めそれを空豆にやらせるという。実は、空豆のおはじきのドレスを見た時にスカウトしようと考えていたとも言った。「パリコレの日程組みましょう。あんたの母親にはなれなかったけど、あんたの夢の手伝いくらいさせてよ」

空豆は葉月に話し、パタンナーとしてパリに同行してもらいたいと告げる。すでにこのことは塔子も了承していると聞かされ、葉月は素直に喜んだ。

パリ行きの準備を進める空豆。気になってアンダーソニアに足を向けると、中からチーフパタンナーが現れ、久遠がテーマを「汚れ」に変えたことを聞かされる。アトリエ内に入り久遠から、部下のデザインを盗むようではだめだと目が覚めたこと、経年劣化の皮のソファから新しいデザインイメージが湧き、テーマも決まった聞かされる。パリへ行くという空豆に「がんばれ」と久遠はエールを送った。

三月。
響子がみんなを呼んで空豆の壮行会をすると言いだす。音にも連絡したという。ところが、壮行会に呼ばれていたのは音だけだった。響子にハメられたと空豆は気づき、落ち着かない気持ちになる。

ふたりは久しぶりに縁側に並んで座わり、空豆は音の匂いが変わってないことに気がつく。2人は互いに伝えられなかった「好き」という言葉を口にせず、世間話をする。音は、塔子との和解やパリ行きを響子から聞かされて「寂しかったよ」と言う。

約束した夏に花火が出来なかったと話す2人。夕暮れ時に残っていた花火に火をつける。レコーディングがあるから早く帰らなければという音の背中に、「待って!手を伸ばしたら届く?音に届くと?」と声をかける空豆。「届くんじゃない。割と簡単に」と音は言い、空豆をきつく抱きしめる音。
「忘れんでね」
「忘れられっかよ」
2人は固く抱き合った。

■次回:第10話 あらすじ
空豆は母・塔子と共に祖母の元を訪れ、2人でパリに行くことを報告する。音はセイラとのユニットを成功させていく。それぞれの夢をかなえていく2人…あの日言えなかった言葉を伝えられる日はくるのだろうか?

TBS火曜ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」は1月17日夜10時スタート。出演:広瀬すず、永瀬廉(King&Prince)、松本若菜、田辺桃子、黒羽麻璃央、遠藤憲一、松雪泰子 、伊原六花、内田理央、櫻井海音、茅島成美、酒向芳、夏木マリ ほか。番組公式Twitterアカウントは「@yugure_tbs」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

TBS火曜ドラマ「夕暮れに、手をつなぐ」番組公式サイト

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