「どうする家康」大貫勇輔の浅井長政が“カッコいい”と話題!第13話ネタバレあらすじと第14話予告動画

2023年04月03日11時20分ドラマ
©NHK

4月2日(日)に放送されたNHK大河ドラマ「どうする家康」(総合午後8時~、BSP、BS4K午後6時~)第13話「家康、都へゆく」懐の深さを見せた“長政”大貫勇輔が好印象!4月16日放送の第14話「金ヶ崎でどうする!」で徳川家康(松本潤/嵐)が戦に巻き込まれる!NHK公式サイトでは予告動画が公開中だ。※4月9日は「2023統一地方選挙開票速報」のため放送休止。



4月2日放送の第13話では、織田信長(岡田准一)の後ろ盾で将軍となった足利義昭(古田新太)の命で、徳川家康が上洛する様子が描かれた。家康が瀬名(有村架純)や嫡男・信康(寺嶋眞秀)や信長の娘・五徳(松岡夏輝)らにせがまれコンフェイト(金平糖)を手に入れるために奔走する中、ヒール感が抜群の明智光秀(酒向芳)やゲップ&居眠りでクセの強いキャラを放つ足利義昭など新キャラが続々登場し盛り上がりを見せた。

その中でも“好感度しかないと”視聴者の注目を集めたのが大貫勇輔演じる浅井長政だ。浅井は信長の妹・お市(北川景子)が嫁いだ北近江の戦国武将。本多忠勝(山田裕貴)と榊原康政(杉野遥亮)が浅井の家臣と揉め事を起こして信長に呼び出された際、「戦い方の指南を受けただけ。」と丸く収める様子に、Twitterでは「長政イケメン!」「とにかく懐が深いくてカッコいい!」と話題に。大貫は本作が大河ドラマ初出演。歌も踊りも抜群のミュージカル俳優で、最近では舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』のハリー役を演じ話題を呼んだ。しかし、その長政がラストでは“信長を討つ”と衝撃の一言をお市に告げて幕を閉じた。

そして9日の休止をはさんで4月16日放送の第14話では、朝倉義景を討ちに行く信長に対し、浅井長政が反旗を翻す。越前の朝倉義景を信長が攻撃したところ、同盟関係にあった浅井長政の裏切りにあい、ピンチに陥る金ヶ崎の戦いが描かれる。「金ヶ崎の戦い」や「金ヶ崎の退き口」と呼ばれるこの戦は徳川家康と木下藤吉郎が退去の殿を務めたもの。第13話では京の都にウキウキする家康が描かれたが、一変して命の危険に晒されることになりそうだ。

■お市の侍女の阿月に注目
第13話で久々に再会した家康とお市。家康は珍しい南蛮の菓子・コンフェイト(金平糖)をお市に差し出すと、娘・茶々の乳母阿月の口にぽいっと入れてあげた。この場面がネットでは次回の第14話で描かれる金ヶ崎での挟撃において、お市が小豆袋の両端を結んで小豆を信長に送り夫・長政の謀反を知らせた逸話に繋がるとして話題となっている。

袋の「小豆」にかけた「阿月」の登場にネットでは「お市の侍女の名前が阿月なのはそういうことかー!」「小豆の袋のかわりに阿月が行くのかな?」など期待と憶測が飛び交った。一気に注目を集めた阿月を演じる伊東蒼は、連続テレビ小説「おかえりモネ」(NHK)や映画『湯を沸かすほどの熱い愛』に出演。そして今春公開の紀里谷和明監督の最新作『世界の終わりから』では主人公を演じるなど今勢いのある若手女優のひとり。予告では金ヶ崎に向かって疾走する阿月の姿もあり、物語のカギを握る重要な役どころを演じる。

■前回(第13話)ネタバレあらすじ
家康が今川氏真を北条に引き渡したと知った武田勢は約定を破られたと慌てるが、家康は信玄に詫びを入れることでこの一件をおさめた。永禄13年(1570年)、信長が擁立した将軍・足利義昭から上洛の命が下り、家康は家臣と共に京へ向かうことになる。京への期待に胸を膨らまされる家康だが、信康と信長の娘・五徳姫の喧嘩に頭を悩ませていた。五徳の機嫌を取るために、京でお土産を買ってくると約束した家康に、五徳はコンフェイトという南蛮のお菓子を所望した。コンフェイトが何かわからないまま、家康は瀬名(有村架純)たちにも買ってくると約束して京へ旅立った。

京へ着いた家康は、京都奉行となった木下藤吉郎(ムロツヨシ)や、義昭の家臣・明智光秀(酒向芳)をはじめ挨拶回りに追われる。そして京の水が合わないのか3日でお腹を下し寝込んでしまった。そんな中、最後に会ったのが三河出身の商人・茶屋四郎次郎(中村勘九郎)だった。「ご入り用のものがあれば、なんなりと。」と言う四郎次郎に、家康はさっそくコンフェイトを頼んだが、それは1粒で山城1つか2つ分になる大変高価な菓子だと聞かされる。しかし四郎次郎はなんとかして手に入れてくると約束してくれた。それから四郎次郎は、家中のものをあまり出歩かせない方が良いと忠告した。

信長が京へ入ってからというもの、都の風紀を厳しく取り締まっていた。家康はすぐに家臣たちに街に出ないよう伝えるが、本多忠勝(山田裕貴)が浅井長政(大貫勇輔)の家臣と揉め事を起こし、家康はさっそく信長に呼び出される。そこへ同じく呼ばれてやって来た浅井長政が、これは家臣同志の喧嘩ではなく、本多忠勝に戦い方の指南を受けていたと説明し、家康をかばってくれた。信長の「それならばよい。」という言葉で一件落着となり、信長、家康、長政は3人で酒を酌み交わした。

酒の席で信長は、地球儀を回しながら自分の野望を2人に語った。この小さい日ノ本を強い国にするために、天皇の下、将軍が世を治めるあるべき姿に戻したいと。そして家康と長政の手を取って、「わが2人の弟よ、力を貸せ」と話し、この国を一統することを誓った。帰り道で家康は、長政に庇ってもらった礼を言った。すると長政は、自分の家臣の無礼を詫びて、妻からも大事にしないで欲しいと頼まれていえたことを明かした。そして家康が辿って来た苦労を思い、腹を割って語り合いたいと思っていたと言うので、家康も酒を酌み交わす約束をしてこの日は別れた。

数日後、ついに将軍の謁見を許された家康に、四郎次郎から南蛮人から格安で手に入れたコンフェイトが届く。さらに茶々を抱いたお市が挨拶にやって来た。幸せそうなお市を見て、家康も嬉しくなり、数少ないコンフェイトをお市に差し出した。お市は、恐縮しながら1粒取って、いつも頑張っているお礼だと言って侍女の阿月に食べさせた。調度その時、光秀が迎えに来たので家康はお市と別れて御所へと向かった。

初めて足利義昭に謁見した家康は、ふてぶてしい態度のうえ、話の途中で居眠りしてしまう義昭の将軍にあるまじき態度に衝撃を受ける。献上品を催促されたので準備した馬を差し出そうとするが、義昭は懐のものを出すよう要求してきた。光秀の告げ口で、義昭にコンフェイトを持っていることを知られた家康は、仕方なくそれ差し出すと、義昭はコンフェイトを一気に食べてしまい、「信長の言う事を聞いて、幕府に尽くせ」と言って立ち去った。それから数日後、家康が京を立つため信長に挨拶へ行くと、信長は朝倉義景を討つと言って、参戦を求められる。その頃、お市は長政から信長を討つと知らされ・・・。

■第14話「金ヶ崎でどうする!」あらすじ
家康が信長と共に、朝倉義景との戦に臨む裏で、浅井長政が謀反を決意していた。浅井・朝倉に挟み撃ちにされれば、織田・徳川連合軍が危うくなる。長政の妻で信長の妹・お市の心中を察した侍女の阿月は、長政の謀反を知らせるため信長が陣を敷く金ヶ崎へ向かうのだが・・・。

NHK大河ドラマ「どうする家康」第14話は4月16日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:古沢良太、出演:松本潤、岡田准一、有村架純、ムロツヨシ、大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、松重豊、阿部寛ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_ieyasu」。第14話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

NHK大河ドラマ「どうする家康」番組公式サイト
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