「どうする家康」無双する“信玄”阿部寛に称賛の声!惜敗徳川軍の命運は?第17話ネタバレと第18話予告

2023年05月08日09時44分ドラマ
©NHK

NHK大河ドラマ「どうする家康」(総合午後8時~、BSP、BS4K午後6時~)5月7日に放送された第17話「三方ヶ原合戦」“信玄”阿部寛が“家康”松本潤(嵐)を三方ヶ原に誘いこみ、圧勝!5月14日放送の第18話「真・三方ヶ原合戦」で家康が戦死?死闘の真相が描かれる。NHK公式サイトでは予告動画が公開中だ。



5月7日放送の第17話では、浜松を目指す武田軍が、次々と城を攻め落とす中、家康は自らおとりとなり、織田信長(岡田准一)の援軍を待つため籠城する。だが、武田軍は浜松城を素通りし、西へ進路を切った。このまま武田軍を通せば遠江の民から見放され、瀬名(有村架純)ら家族がいる岡崎も危ない。籠城か、攻撃か、家康に究極の選択が突きつけられた。悩んだ末に、武田軍が三方ヶ原を過ぎたあたりで背後を突く作戦に出る家康だが、いざ三方ヶ原まで来ると、そこには真っ赤な武田軍が待ち構えているという痺れる展開が待っていた。

家康の戦略を見切る信玄の恐ろしさ、そして死期が近づいていることを察して息子・勝頼(眞栄田郷敦)に兵法の全てを教えようとする父としての姿が感動を呼んだ。余裕で家康を待ち構える信玄役の阿部寛に「阿部信玄が格好良くて恐ろしくて良い!」「迫力が凄い!」など称賛の声が寄せられた。

そして5月14日放送の第18話では、三方ヶ原の合戦で家康の討ち死にが全国に知れ渡る。第17話のラスト、家康を象徴する金茶美具足の遺体が荷台に乗せられ運ばれ、金色の兜の首が掲げられる様子が映し出されていたが、果たして家康の運命は?2週に渡り描かれる三方ヶ原合戦、その真相が明らかになる。

■最強・武田信玄
武田信玄といえば、戦国時代の中で最強と呼ばれる名将。家康よりも20歳ほど年上で、山に囲まれた甲斐の国から一代で領土を広げ、戦略、戦術に優れた武将として知られている。三方ヶ原の戦いでは、家康の動きを読み、籠城を決め込む家康を三方ヶ原までおびき出した。この戦いで大敗する家康は、信玄から兵法をはじめ多くのことを学んだという。

後に武田氏滅亡後、遺領争奪戦である天正壬午の乱を経て、家康は井伊直虎率いる先鋭部隊を武田にならい赤備えにしている。ドラマで板垣李光人が演じる直虎は、三方ヶ原で武田の脅威を目の当りにした生き証人として描かれているが、ここから井伊の赤備えが始まり、家康の天下取りとなる関ケ原の戦いに繋がっていくことになる。

■前回(第17話)ネタバレあらすじ
武田信玄との戦を前に、家康の家臣たちは家族との別れを惜しんでいた。そして武田勢の侵攻から20日後、難攻不落と言われた高天神城が落ちた。武田が浜松と目と鼻の先まで迫る中、見附城付近で山県昌景(橋本さとし)が本多勢と一戦交え、浜松城は今にも包囲されそうになる。11月7日、水野信元(寺島進)から織田信長から浜松で武田を食い止めろと命が出るが、加勢は送らないという。家康は何を思ったか、「2日だけ城を抜け出し、いつものところで鷹狩をしよう」と信長を誘い出した。

約束の場所にやってきた信長に、家康は“桶狭間”計画を打ち明ける。家康が餌食となり、信玄を足止めさせ、背後を信長が突く作戦に、「俺も同じ考えじゃ」と同意する。さらに加勢を3千まで送ることを約束した信長は、家康の頬をつねり「死にそうな大将に誰もついてこない」と言って、一世一代の王勝負を楽しむよう手を取った。信長は「俺とお前は一心同体。ずっとそう思っている。信玄を止めろ。」と言って家康と別れた。

それから家康は瀬名に会いに築山へ。瀬名は家康と信康を送り出す苦しさをこぼした。うさぎは自分の弱い心だから、瀬名に持っていて欲しいと木彫りのウサギを置いく家康。瀬名は必ず取りに来て欲しいと武運を祈った。

浜松城付近。織田家臣・佐久間信盛(立川談春)、水野信元らが3千人の兵を率いて到着する。この時、信玄の勢いは留まることを知らず、残すは家康がいる浜松城のみとなっていた。徳川勢は籠城を決め込み、浅井・朝倉の戦いにケリをつけた織田本軍の到着を待つ手はずとなっていた。そして12月22日、武田の赤い大軍が天竜川付近まで進行してくるが、なんと武田軍は浜松を素通りしていく。信玄からは籠城する家康の考えを見切り、西を目指す。信玄の進む先には信長が、そして瀬名たち家族がいる岡崎と三河がある。籠城か、進軍か、家臣たちが揉め出すが、家康の答えに迷っていた。

「我らが武田に勝る点があるとすれば、ひとつ。この地についてじゃ」地の利を生かす策に出る。武田軍が坂道を登り切った先に三方ヶ原、その先は細い崖路がある。そこを背後から攻めれば勝機はある。「出陣じゃ!」家康の号令と共に家康勢が武田を猛追した。そして、三方ヶ原に到着した家康は背筋が凍る。武田軍は崖まで進まず、三方ヶ原で徳川軍を待ち構えていたのだった。「戦は勝ってから始めるものじゃ。」信玄は家康を誘い出すことに成功し、意表を突かれた徳川軍は惨敗、家康が戦死したと噂が流れる。

■第18話「真・三方ヶ原」あらすじ
金茶美具足の遺体が信玄のもとに届けられると、家康の討ち死には全国に広まった。瀬名は動揺するが、籠城戦に向け備えを家中に伝え、信長は信玄との決戦を覚悟する。勝頼たちは、浜松城に攻め込むが、酒井忠次の機転で徳川軍は難を逃れる。信玄は浜松を後にして西に兵を進めるが、体の異変に襲われていた。そんな中、ある男が徳川家臣団の前に現れ・・・。

NHK大河ドラマ「どうする家康」第18話は5月14日(日)総合午後8時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:古沢良太、出演:松本潤、岡田准一、有村架純、ムロツヨシ、大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、松重豊、阿部寛ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_ieyasu」。第18話予告動画が番組公式サイトで公開されている。

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