【最終回ネタバレ】井ノ原快彦率いる特捜班に山田裕貴が戻ってきて幕!「特捜9 Season6」第9話ネタバレ

2023年06月01日10時40分ドラマ
©テレビ朝日

最終回は10.4%でフィニッシュ!直樹(井ノ原快彦)が尊敬する専従捜査班の天樹悠(東山紀之)と出会った!新藤(山田裕貴)も戻り、シーズン7に期待がかかる!「特捜9 Season6」関連動画は番組公式サイト、最新話はTVer、全話はTELASAにて配信されている。



井ノ原快彦が班長役を務め、シーズン6を迎える「特捜9」の最終回・第9話が5月31日に放送された。シーズン5では特捜班に高尾由真(深川麻衣)が加わり、村瀬(津田寛治)が警視庁捜査分析支援センター(SSBC)に異動、SSBCで村瀬の部下として三ツ矢(向井康二・Snow Man)が加わり、大きな変更もあったが、シーズン6は基本的にシーズン5と同じ体制でドラマは進んだ。途中、懐かしい猪狩(伊東史郎)や佐久間(宮近海斗・Travis Japan)がゲスト出演する回などもあった。世帯視聴率は概ね好調で、9.4%、8.8%、10.6%、10.5%、10.0%、9.6%、9.6%、10.0%と推移し、最終回は10.4%で有終の美を飾った(ビデオリサーチ社調べ、世帯)。

特捜9刑事7人©テレビ朝日第1話の放送が4月5日と連ドラの中でも早い時期にスタートし、全9話で終わったため、他のドラマが中盤から後半に映るこの時期に次の「刑事7人」へのバトンタッチが行われた。「刑事7人」は「特捜9」主演の井ノ原快彦の先輩である東山紀之が主演し、シーズン9を迎えるこちらも長寿の連続ドラマだ。そして、「特捜9」の最終回では東山紀之が「刑事7人」での役柄のままゲスト出演し、井ノ原快彦とドラマで初の共演を果たした。

最終回は、殺人事件の被疑者・小島裕太(永岡佑)が留置所内で自殺してしまうという話だ。実際は小島は犯人ではなく、「生きる気力を失った」小島が亡くなった婚約者の墓のためにお金をもらい墓を託した後に、死に場所として留置所を選んだのだった。警察上層部はさっさと被疑者死亡で終わらせようとしたが、特捜班は時間ぎりぎりまで捜査し、真犯人にたどり着いた。

シーズン6で出番が少なめだった村瀬だが、最終回は妻である小宮山(羽田美智子)との「むらこみ」での出番も多く、ファンも安心した。さらに、自殺した被疑者にペンと紙を渡したことを問題視された青柳(吹越満)だが、事件も無事に解決したことでお咎めなし、妙子(遠藤久美子)も退院して円満にドラマは終了した。

ラストのシーンで、科学警察研究所に出向中の新藤(山田裕貴)も戻ってきたことで、来年のシーズン7へ期待の声が上がっている。

■最終回・第9話ネタバレあらすじ
特捜班主任の浅輪直樹(井ノ原快彦)は妻の倫子(中越典子)と参加した地域のゴミ拾い活動で警視庁勤務で留置担当官の真田雅弘(佐戸井けん太)と知り合う。

その矢先、データサービス企業を営む社長・三倉陽平(イワゴウサトシ)が刺殺される事件が発生した。捜査をはじめたところ、三倉に恨みを募らせる男の存在が浮かぶ。昨年、三倉の会社の社員・橋倉ゆかり(友利恵)がデータ流出を疑われ自殺した。その婚約者・小島裕太(永岡佑)が三倉に恨みを抱いていた。

青柳靖(吹越満)と矢沢英明(田口浩正)が小島を確保すると、小島は凶器も持っていた。自分のことは何ひとつ語ろうとしないが、ゆかりの無実を訴え続けた。留置場に行く前に「お世話になった人に一言描きたい」と青柳にペンとメモを借りた。そのメモに「警察は無能だ」と書いて、その夜に留置場内で自殺してしまった。その日の担当は真田だった。真田にも厳しい処分が下される。
 
警察を非難するメモを遺したということは、誤認逮捕ではないかと特捜班が揺れる中、上層部は青柳が紙とペンを小島に貸したことを問題視されてしまう。翌日までに被疑者死亡で送検するなら青柳の処分は不問にすると宣告されるが、自らの処遇より真実を明らかにすることを望む青柳の“覚悟”を受けて、特捜班は改めて捜査を開始する。

小島が以前勤めていた介護施設にゆくと、小島は婚約者であるゆかりの死後、そのことを忘れたいかのように仕事をパンパンに入れていた。その過程で入居者ともめてしまい、介護施設を辞めたという。しかし、もともとは老人にもとても頼りにされていて、入居者の家族からたくさんお礼のはがきももらっていた。そのはがきを調べると、小島が最後に握りしめていた筆跡と異なることがわかった。

さらに小島は右手を激しく痛めていたこともわかった。さらに、三ツ矢(向井康二)は現場からかなり離れた場所で小島が防犯カメラに写っていたことを見つけた。直樹と由真(深川麻衣)はその場所に行ってみて、小島の行動を調べた。すると、小島に助けられたという親子が小島のことを覚えていた。小島にアリバイが成立した。

一方、三倉がいなくなったことで会社が傾いている。三倉が死んだことで得する人物を探しても特にいない。青柳は自分のことは気にしないで良いからといって特捜班のみんなにそのまま捜査してくれるように頼む。青柳のことでは国木田(中村梅雀)は上層部に強く訴えて処分が下されないように戦っていた。

青柳は長年の恋人である妙子(遠藤久美子)が退院する際、警察を辞めるかもとつぶやく。しかし、妙子にも喝を入れられ捜査に戻る。

小宮山(羽田美智子)から三倉のことを調べるように頼まれていた村瀬は三倉には腹違いの兄弟がいることを探り当てた。それは三倉の会社にいた志崎だった。志崎の母親と三倉の父親が昔付き合っていたのだ。三倉がお坊ちゃまとして育ったことに比べ、志崎は貧しい暮らしを強いられていた。真犯人は志崎だった。三倉への恨みでデータを流出させ、それがばれそうになってゆかりを殺し、三倉のことも殺していた。

ゆかりを失った小島は志崎から三倉殺害を持ちかけられたが、殺しはしないが、罪はかぶるという。小島はゆかりのためにお墓を建てる費用がほしかったのだ。そして、小島も自殺した。志崎はうまくいくと思っていたが、志崎が渡した金が渡った寺の住職がその金を保持していて、志崎の指紋もとれた。

小島のメモを替えたのは留置担当の真田だった。真田の父親が認知症を発症し、夫婦でその介護に追われている時、ヘルパーだった小島と知り合った。真田の父親が冬にヒートショックを起こすかもしれない状況で風呂に入りたがった時、真田はその危険を知りつつ止めなかった。そして父親はなくなったのだが、小島は、介護に疲れ果てている真田の妻のことを思い「不整脈があった」とすればさして疑われないと真田に言ってくれたのだ。その恩もあり、小島が死んだ時に握られていた「僕が死んだら骨をすいこう寺に預けてください」というメモを自分が書いたものと交換していたのだ。自分の罪を打ち明けようとする真田に直樹や優しい言葉をかけた。

テレビ朝日 2023年4月5日スタート。毎週水曜日よる9時放送、「特捜9 Season6」。出演:井ノ原快彦、羽田美智子、向井康二(Snow Man)、津田寛治、吹越満、田口浩正、山田裕貴、深川麻衣、中越典子、原沙知絵、中村梅雀ほか。番組公式Twitterアカウントは「@5drama9tokusou」。PR動画は番組公式Twitterで視聴できる。

テレビ朝日「特捜9 Season6」番組公式サイト
テレビ朝日「特捜9 Season6」番組公式Twitter

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