「合理的にあり得ない」天海祐希を“生き物として好き”松下洸平の衝撃告白が話題に!第8話ネタバレと第9話予告

2023年06月06日10時36分ドラマ
(C)カンテレ、フジテレビ

6月5日にカンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「合理的にあり得ない~探偵・上水流涼子の解明~」第8話“恋愛的にありえない”が放送され貴山(松下洸平)の涼子(天海祐希)への告白が話題になった。次回第9話で貴山に不穏な影が忍び寄る。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「合理的にあり得ない 上水流涼子の解明」は、明晰な頭脳とずば抜けた行動力、そして時に大胆な変装さえも武器にする女探偵・上水流涼子(天海祐希)が、IQ140の相棒・貴山伸彦(松下洸平)とタッグを組み、様々な依頼を、超大胆な方法で解決していく極上痛快エンターテインメント。

6月5日の第8話では、涼子が高校時代の後輩・新藤達也(眞島秀和)と急接近。涼子は「弟みたいなもん」と、新藤との間に恋愛感情はないことを断言するが、涼子に想いを寄せる丹波の依頼で久実と貴山は2人の関係を調べることに。すると貴山はいつもとはまるで違う女性らしい涼子のフルマイ幸せそうな笑顔になぜか胸のざわつきを覚え…。

結局、新藤は妹の治療費として涼子に借金を依頼、しかし本当は妹ではなく恋人の治療費で、さらに、その恋人も新藤のことを騙していた詐欺師だったという結末。涼子は騙されても尚、相手のことを心配する新藤のバカがつくほどのお人好しに呆れかえり、彼との思い出の品(ヒヨコのキーホルダー)を返却した。「うそ」が何より嫌いな涼子は、いくら人が良くても、一緒に楽しい時間を過ごすことができるとわかっていても、最初に本当のことを打ち明けなかった新藤を信頼することができなかったのだろう。

一方、涼子への想いを分析し続けていた貴山は、事件解決後にとつぜん「涼子さんが好きです」と告白し、涼子同様視聴者を驚かせた。さらに、貴山は自分の想いをきちんと伝えようと、「でも、異性としてではなく、人として、生き物として」と続け、「生き物!?」と驚愕する涼子に「涼子さんみたいな人には出会ったことがない。(例えるなら)…ツチノコとかイエティとか」とUMA(未確認生物)を例に挙げ、とにかく、そういう人と仕事ができるのは、幸せなことだとわかりましたとまとめた。

確かに、涼子は性別も年齢も超えた人間(生物)としての魅力に溢れた人物だ。ずっとバディを組んで仕事をしていきたいのだと、貴山が誠心誠意伝えていることもよくわかる。しかし、本当にそこに“恋愛感情”はないのだろうか?Twitterでは「涼子さんと貴山は恋愛とかじゃないんだよな」「恋愛じゃないんかい!」「相棒同士でいて欲しいなぁ」「恋愛ドラマなら来週キスする展開?」と貴山と涼子コンビの今後に様々な期待がよせられている。

次回6月12日に放送される第9話では、弁護士資格を剥奪される原因となった傷害事件について、何とかして当時の記憶を呼び覚まそうと、自らの拳が血に染まるまで殴り続けた相手、椎名保に謝罪するべく、涼子は下町の小さなレンズ工場を訪れる。しかし、何度訪ねても椎名は会ってくれず、今回もまた、息子の孝(本田響矢)に追い返されてしまい…。一方、貴山の周囲にも不穏な空気が漂い始めていた。予告動画には、浩次(中川大輔)から「氷川が戻ってきたらしい。のぶりんのこと探してた」の告げられ貴山が表情を一変させるしーんが…。


■前回:第8話 ネタバレあらすじ
ある日の晩、居酒屋で酒を飲んでいた丹波(丸山智己)は、かねてから思いを寄せる涼子(天海祐希)が見知らぬ男と親しげに飲みかわしている姿を目撃し、ショックを受ける。翌朝、失意のまま上水流エージェンシーを訪れた丹波は、久実(白石聖)と貴山(松下洸平)の元へ相談に行くと、久実は涼子に彼氏ができたのではないかと言い出す。

そこへ朝帰りの涼子が帰宅し、一緒にいたのは高校の吹奏楽部の後輩・新藤達也(眞島秀和)だと明かす。昔から不器用な性格でとにかくお人よし、現在は銀行勤めで都心にマンションを所有しているという。涼子は「弟みたいなもん」と、新藤との間に恋愛感情はないことを断言し、自室に引っ込んだ。

「弟みたい」から「恋人」に転じるのは良くある話、不安が拭いきれない丹波は、貴山に2人の関係を調べてほしいと200万円で依頼。興味津々の久実は仕事を受けるよう貴山を説得する。

数日後、貴山と久実が、いつもとはまるで違って女性らしい服装に身を包んだ涼子の尾行を開始する。涼子は新藤と待ち合わせし、バッテングセンターでストレスを発散し、新藤手作りのサンドイッチを味わい、恋人同士のような時間を満喫していた。貴山は仕事中は決して見せない涼子の楽しそうな表情に、なぜか胸のざわつきを覚える。

しかし、芽生えた感情の正体が分からないまま、貴山は丹波に追加調査を依頼され、さらに新藤の素性を調べることに。

そしてある晩、涼子との食事中、新藤はかかってきた電話に対応し、急に塞ぎこむ。心配した涼子が事情を訊ねると、実は妹が難病リンパ脈管筋腫症を患い海外での移植が必要だと打ち明け、蓄えはあるがまだ500万ほど資金が足りないともらす。それを聞いた涼子は自分がその500万円を支払うと新藤に告げた。

涼子との食事を楽しんだ新藤を尾行した貴山は、彼がとある古ぼけたアパートに帰宅したのを目撃し違和感を抱く。久実が新藤の会社の同僚と飲み会をし、実は一カ月前に新藤が横領未遂でクビになっていたことを知らされる。新藤は都心にマンションをもってもいなかった。

さらに新藤のウソが明かされる。アパートに住んでいたのは新藤の妹ではなく、恋人の矢上陽菜(松井愛莉)とその姉だった。半年前にスマホを拾ってもらった縁で彼女とつきあうようになった新藤は、彼女の病気を心配するあまり、金を工面しようとして横領容疑でクビになったのだ。涼子は新藤の浅はかさに呆れながらも、彼女に治療費500万を貸すと申し出た。

ところが、この姉妹は元看護師をしていた詐欺師で、銀行員の新藤から金を巻き上げるためにスマホを盗んで出会いを演出し、難病を偽って同情をかっていたのだ。2人の正体を知った涼子と貴山は、バーで男たちと飲んだくれていたところに押しかけ、コテンパンにやっつけると、二度とこんな詐欺をしないと誓わせた。

すでに無人になっているアパートを訪ねてきた新藤に、涼子は彼女たちが詐欺師だったことを明かす。すると新藤は、彼女が難病でなかったことに安堵し、涼子に相談して本当によかったと感謝する。どこまでもお人好しの新藤に呆れかえる涼子だった。

事務所に戻ると、神妙な顔でまちかまえていた貴山が、突然「涼子さんのことが好きです」と告白。驚く涼子に、「でも、異性としてではなく、人として、生き物として。涼子さんみたいな人には出会ったことがない。たとえば、ツチノコとかイエティとか…」と畳みかけ、「とにかく、そういう人と仕事ができるのは、幸せなことだとわかりました。一緒に働ける時間が一秒でも長ければいい…」とまとめた。人外、しかも未確認生物に例えられた涼子は釈然としない表情で、貴山をみつめるばかりだった。


■次回:第9話 あらすじ
10歳の息子の親権を取り戻したいという澤本香奈江(入山法子)から依頼が入る。息子の直人は、5年前に離婚した元夫で整形外科医の安生健吾(高橋光臣)と暮らしており、保育士の香奈江には裁判費用を工面することが難しい。香奈江の話では、安生には離婚前から女性の影があったといい、涼子はその真相を突き止めるため、患者のふりをした久実を安生のクリニックへ送り込む。ところが、安生の診察は患者を怒鳴りつけるなど、よもやモラハラともいえる言動のオンパレード。久実のうそも早々に見破られるが、その高圧的な態度に怒りが爆発した久実は…。その頃、貴山の周囲には不穏な空気が漂い始めていた。「氷川が戻ってきたらしい。のぶりんのこと探してた」浩次(中川大輔)のその言葉に、貴山は…。

カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」は4月17日よる10時スタート。/原作:柚月裕子『合理的にあり得ない 上水流涼子の解明』(講談社文庫)/主題歌:ざきのすけ「彼は誰どき」/ 出演:天海祐希 松下洸平 白石聖 中川大輔 丸山智己 仲村トオル 各話ゲスト出演:高嶋政伸、高橋克実、水野美紀、戸田菜穂、早見あかり、猪塚健太 ほか。番組公式Twitterアカウントは「@arienai_g 」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。

「合理的にあり得ない ~探偵・上水流涼子の解明~」番組公式サイト
【2023春ドラマ】
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