10日（土）に韓国SBSで放送され、日本でもディズニープラスにて独占配信中の「浪漫ドクター キム・サブ3」第14話では、前回に引きつづきセンター長代理に就任したユ・ヨンソクのやり方に反発する医療陣の間で、ついにボイコットが起きてしまう。事態を知ったハン・ソッキュは、一人残されたユ・ヨンソクを心配するが…。ネタバレあらすじと見どころ、感想、視聴率など紹介。

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「浪漫ドクター キム・サブ3」は、コサン大学病院の分院である、田舎の「トルダム病院」を舞台に、主人公である天才外科医のキム・サブと、彼のもとで働く医療への情熱ある若手医師たちが繰り広げるメディカルラブロマンスドラマシリーズの第3弾。【「浪漫ドクターキム・サブ3」を2倍楽しむ】で各話のネタバレあらすじと見どころ、場面写真などまとめて紹介している。



■キャスト
キム・サブ役：ハン・ソッキュ
ソ・ウジン役：アン・ヒョソプ
チャ・ウンジェ役：イ・ソンギョン
他

■第14話
交通事故で運ばれてきた患者の手術に一人で挑むドンジュ（ユ・ヨンソク）。手術室の外でその様子を見守っていたウジン（アン・ヒョソプ）は、あまりのスピードに圧倒されるばかり。一方、トルダム病院での手術を終えて急いで外傷センターへ向かおうとするウンジェ（イ・ソンギョン）は、女子トイレに放置された生まれたばかりの乳児を発見。慌てて乳児をERに運んだウンジェは、アルム（ソ・ジュヨン）と協力して処置を行う。乳児の母親は、先ほど追突事故で運ばれてきた女子高生だった。誰にも妊娠の事実を明かすことができず、トイレで一人出産した女子高生。同じく女子高生と一緒に運ばれた少女の父親は、乳児が包まれていたパーカーを見てそれが娘のものだと気付く。

乳児の鼓動を確認してすぐ外傷センターの手術室へ向かったウンジェだったが、すでにウンジェがするはずだった処置はドンジュが終わらせた後だった。専門医の自分を差し置いて処置を行ったドンジュに向かって、「越権行為だ」とウンジェ。そんなウンジェに対し、代わりは他にもいると告げ、ドンジュはアメリカで築き上げたチーム員を新たに投入する予定だと明かした。

その後、もともとドンジュに対して悪感情を抱いていたホジュン（コ・サンホ）を筆頭に、外傷センターのスタッフはボイコットを決意。ウジンはこれに反対するも、ウンジェまでホジュンに同調してしまう。結局、ウジンの説得も虚しく、ホジュンや他のスタッフらと共にボイコットを始めるウンジェ。事態を深刻に思ったウジンとインス（ユン・ナム）は、キム・サブ（ハン・ソッキュ）のもとへ。

©SBS同じくドンジュから新たに外傷センターに投入予定の医療陣リストを受け取ったミングク（キム・ジュホン）もまた、キム・サブを訪ねる。そして、「キム・サブはトルダム病院の象徴のようなお方だ。どうか中心をしっかりとつかんでください」とミングク。ボイコットの件を聞いてドンジュに連絡を入れたキム・サブだったが、ドンジュは自分の力で解決してみせると助けを拒む。そんなドンジュに向かって、「すべては人が作り上げるものだ。どんなに最新の設備を整えたとしても、そこに人がいなければ何も始まらない」と助言するキム・サブ。

つづいてウンジェに声をかけたキム・サブは、自分のあるべき場所へ戻れと伝えた。「いくら正当な理由があったとしても、やり方が間違っていれば意味はない。君の大切な人がボイコットで誰よりも傷ついたというのに、本当にそうするしかないのか？」キム・サブの言葉に、かつてウジンもまた同僚たちからのけ者にされていたことを思い出し、ハッとするウンジェ。同じ頃、外傷センターのロビーに予算案の件で江原道から職員が訪ねてくる。

崩落事故の一件以来、なかなか仲直り出来ずにいたアルムとウンタク（キム・ミンジェ）。見かねたドンファ（イ・シニョン）から花束を渡して仲直りするよう言われたウンタクは、廊下で一人佇むアルムに声をかける。するとアルムは、「私も話したいことがあったの。この数日間、私のせいで大変だったでしょう？だから考えてみたんだけど、これからは病院の同僚として過ごすのはどうかなって」と別れを切り出した。思わず言葉に詰まったウンタクは、何も言い返すことができない。

道職員の対応に追われるミングクとドンジュ。しかしそれは、外傷センターに予算を渡したくないコ議員の差し金だった。その頃、外傷センターに今度は保健福祉部から視察が。そんななか、トルダム病院の近隣で大規模な山火事が怒ったというニュースが流れ…。

■感想・見どころ
ドンジュの一方的なやり方に反感を抱いた外傷センターの医療陣は、ついにボイコットを起こす。ドンジュとしても本格的な外傷センターの始動にあたって、人材を選抜したいという意図があるようだが、そんな矢先に発生した大規模な山火事。外傷センターに運ばれてきた負傷者たちで、ロビーは大混乱に陥ってしまう。そして、よりによってこのタイミングで保健福祉部の視察が入っており、外傷センターはまたもや窮地に立たされてしまった。果たして、ドンジュはこのピンチをどう乗り切ることになるのだろうか。

一方、ここに来てウンタク＆アルムカップルにも危機が…！アルムから別れを告げられ、何も言えなくなってしまうウンタク。前シーズンから安定した関係を続けてきたカップルだけに、今回のアルムの決断には驚かされるばかりだ。

さらに第14話では、一番最初にキム・サブを「キム・サブ」と呼び始めた弟子が誰なのか気になったドンファが、キム・サブと付き合いの長いドイル（ピョン・ウミン）にその真相を聞き出す姿がエピローグとして描かれた。ドイルから教えられたキム・サブの一番最初の弟子“チャン・ヒョンジュ”の名前を聞いたドンファは、どこか驚いたような表情を浮かべ…。どうやらドンファはヒョンジュのことを知っているようだ。やはりドンファはヒョンジュの弟なのか。こちらも面白くなってきた。

この回の視聴率はニールセンコリア全国基準で14.8%、さらに瞬間最高視聴率は17.3%を記録した。シーズン3は残すところ2話のみ。残り2話で15%の壁を超えることができるか、注目したい。

「浪漫ドクターキム・サブ3」はディズニープラスで独占配信中。さらに公式HPにて、予告動画やメイキング映像なども公開されている。気になる第15話は、16日（金）に韓国SBS及びディズニープラスで放送・配信される予定だ。

【作品詳細】【「浪漫ドクターキム・サブ3」を2倍楽しむ】

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