1月12日より放送スタートしたイ・ハニ主演のMBC「夜に咲く花」が初回7.9％、第2話は8.2%（ニールセンコリア、全国調べ）を記録し、好調なスタートを切った。今回は1月12日・13日に放送された第1・2話のネタバレあらすじや見どころを紹介したい。



「夜に咲く花」は、夜になると塀を越える15年も節操を守った未亡人チョ・ヨファと、ソウルの四大門の中の皆が憧れるイケメン従事官パク・スホが塀を越えて線を越える、アクション時代劇。【「夜に咲く花」を2倍楽しむ】では、各話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識、各回の視聴率なとまとめている。

■キャスト
チョ・ヨファ役：イ・ハニ
パク・スホ役：イ・ジョンウォン
ソク・ジソン役：キム・サンジュン
パク・ユンハク役：イ・ギウ
ヨンソン役：パク・セヒョン
　ほか

■第1話あらすじ
第1話速報はコチラ→「夜に咲く花」第1話視聴率7.9％で金土ドラマ1位の好スタート
朝鮮最高の名門家に嫁いだチョ・ヨファ（イ・ハニ）は、初夜も迎えずに未亡人になってしまった。それから15年貞節を守り烈女として生きているが、実は正義感の強い彼女は夜になると困った人を助けに行く二重生活を送っていた。

そんなある日、ヨファはこの日の夜もいつものように困った人を助けに行く。少女コンニム（チョン・イェナ）は父が家門書を売って賭けをし、負けたため家族が身売りされるのを助けようとしていた。するとヨファが忍び込んだ先で従事官のパク・スホ（イ・ジョンウォン）と出会う。スホはソウルの四大門の中で皆が憧れるイケメン従事官であり、潜入捜査をしていたところだった。戦いに巻き込まれたスホはヨファが女性であることを知り戸惑うが、ヨファはそこから逃れるために奮闘し、かろうじて難局を切り抜ける。

一方、高官夫人たちの集まりの牡丹会では、義母クモク（キム・ミギョン）の勧めでヨファも同行することに。昼間に外出できると喜ぶも束の間、ヨファは皆の前で水墨画の腕前を披露するという危機的状況に陥る。義母はヨファの実力を認めまんざらでもない表情だったが、実はこれまで侍女のヨンソン（パク・セヒョン）がかわりに描いていたのだった。結局赤っ恥をかくことになるが、それを察知したジャン・ソウン（ユン・サボン）が墨汁をわざとヨファに飛ばし、何とかその場を切り抜ける。義母はショックのあまり寝込んでしまい、ヨファは10日間断食すると宣言し許しを請う。

コンニムが身売りされるという知らせを聞いたヨファが、華やかな韓服と帽子を身に着けてコンニムを助けに向かう。そこでコンニムがスホに連れ去られるのを見て誤解したヨファが、コンニムを巡る争いを仕掛ける。その中で、スホはヨファにどこかでお前を見たことがあると言い出し…。



■見どころ
イ・ハ二が結婚出産を経て3年ぶりに復帰した作品であり注目が集まっていたが、期待を裏切らない彼女。イ・ハ二はインタビューにて出演契機に関して「出産後間もない状況でどうしようとも思ったが、まず台本がとても面白かった。新鮮な素材でとてもやりたいと思った」「現場に行きたいと思って早く決めた」と語る。また産後6ヶ月でワイヤーにアクションに臨んだという驚きの事実も！？イ・ハ二は「あの時はそれが無理だとは思わず、とにかく一生懸命やっていた。帰って来ることができるという職場があるというのが感謝した」とも明かしている。彼女がそこまでして出演したかった作品と聞いただけで期待が高まるが、放送開始されるや否や、彼女の振り切った演技が視聴者に大ウケ、彼女の演技に見入ってしまった視聴者が多数！「やはりコミッククイーンイ・ハ二だ」「イ・ハ二がイ・ハニした（その人の魅力が溢れる時などに韓国でよくこのように表現される）」など称賛の嵐。あまりの存在感に、今週放送分の感想はほぼイ・ハ二に対しての感想しかないのでは！？というほど。ミッコポヌン（信じてみる）彼女の姿に、是非とも期待して視聴して頂きたい！

MBC「夜に咲く花」HPより■第2話あらすじ
スホがコンナムを買って連れていってしまうと勘違いしたヨファは急いで止め、自身に売ってくれと言う。そこで小競り合いになった二人だったが、結局ヨファが連れていくことに。ヨファを密かにサポートするソウンは、父親がまたコンニムを売ろうとするかもしれないからと、自身の運営する明度閣（ミョンドガク）でコンニムを働かせることに。
ヨファに関して興味がわいたスホは、ヨファのことを調べ始める。コンニムの情報を耳にしたスホはソウンの元を訪ね、子供を誰が連れてきたのか、正体を知りたいと問うが、はぐらかされる。

その後、偶然戸曹判書ヨム・フンチブ（キム・ヒョンムク）に殴られたという老人の噂を聞いたヨファ。殴った理由が、自身が大切にしている虎の絵にたった水一滴かかってしまったため、というのを知り怒りが抑えられなかった。老人のもとへ米俵を送ったが、それだけでは気が済まなかったヨファは、どれだけすごい絵なのかと、夜にヨム・フンチブの家に忍び込む。そして噂の虎の絵を盗み、代わりに自分が描いた猫の絵をかけて去る。翌日、盗まれたことに気づいたヨム・フンチブはスホらに報告。いつのまにか謀反を示唆するではないかという大袈裟な話にまでなってしまい、スホはこの事件を対応せざるを得ないことに。

そうとは知らないヨファは義父の計らいで、失踪した兄の無事帰還を祈るため、米2俵を持って寺にいくことになる。そこで飢えた百姓らが、米俵を奪おうとヨファらの前に立ちはだかる。ヨファは、彼らが本当の悪者ではないと見抜き、人に怪我はさせず米だけ持って行けと言いすぐに終わらせようとする。その時スホが助けに現れ、大袈裟にしたくないヨファは百姓たちを捕まえないように「私が危険です」とわざとらしくスホを呼ぶ。その流れでスホはヨヌを抱き抱え、見つめ合う二人…。



■見どころ
8.2%と更に視聴率アップ、順調な出だしだ。
ヨファが虎の絵の代わりに自分が描いた猫の絵を壁にかけてしまうところでは、思わず笑ってしまった視聴者が多いはず。「猛虎爲鼠(맹호위서)」とは荒い虎が鼠になるという意味で、虎も威厳を失えば鼠の世話になるように帝王も権力を失えば権臣の制御を受けるということを比喩して言う言葉だ。当初スホは落書きのような猫の絵と言っていたがいつのまにか謀反ではないかと話が広がっていく展開では、ヨファの描いた何とも間抜けな猫の絵がより一層笑いを引き立てていたようだ。

またラストでは、スホがヨファを助けようと抱き寄せ見つめ合う二人のシーンと共に、スホがソユンに送った手紙の内容が明らかになる。覆面の女性、つまりヨファに宛ててだったが、「会ったら絶対に捕まえるから、自分の目に留まらないように」という内容が。警告なのか、はたまた捕まえたくないという自分の願望なのか？！来週以降も展開が気になるところだ！

◇MBC番組HP

■スタッフ
演出：チャン・テユ、チェ・ジョンイン、イ・チャンウ
脚本：イ・セム、チョン・ミョンイン

■キャスト
チョ・ヨファ役：イ・ハニ
パク・スホ役：イ・ジョンウォン
ソク・ジソン役：キム・サンジュン
パク・ユンハク役：イ・ギウ
ヨンソン役：パク・セヒョン
　ほか

【作品詳細】【「夜に咲く花」を2倍楽しむ】