2月20日（火）22時に放送されたNHKドラマ10「正直不動産２」第7話“禁断の果実”のネタバレあらすじとみどころを紹介。番組公式サイトでは第8話“無限ループ地獄”の30秒予告＋長谷川忍のコメントほか、メイキングやスペシャル動画を公開、NHKプラスで最新話を配信中。

「正直不動産2」は土地の祟りによって嘘がつけなくなってしまった正直者の不動産営業マン・永瀬財地（山下智久）とカスタマーファースト命の月下咲良（福原遥）の名コンビが活躍するビジネスコメディードラマの続編。



2月20日に放送された第7話で、花澤が一歩間違えが結婚詐欺、さらに「契約の誘引」の違法行為に手を染めてしまう。第5話「善意の代償」では、地道で誠実な営業活動で確実な成績を上げていることがわかり、月下にも信用される花澤だったが、「立川店の店長」の座をかけたバトルに勝ちたいがため、道を誤ってしまったのだ。神木のあくどい嫌がらせにあい、手付として提供した500万の赤字を出すことになった花澤だったが、神木の告知義務違反を見抜いて一矢報いた。とはいえ、まだ2人のバトルは岐路半ば、これからもお互い違法ギリギリの営業で成績を競っていくのだろうか？神木の手段を厭わない悪魔的な営業には毎回ヒヤヒヤさせられる。

そして、今話の目玉でもある永瀬と美波の偽装恋人の顛末は、月下の助力もあって、おさまるべきところに収まった。「正直な自分には恋人のフリなんてできない」と美波の頼みを断ろうとしていた永瀬だったが、美波を「大切な人」と言い、好きなところを訊かれたときには「料理が上手、とくに肉じゃが最高！スタイルが良い」と美波を絶賛。「指一本さわらせてもくれないし」は余計だったが、それでも永瀬の正直な気持ちはしっかり彼女に伝わった。X（Twitter）には、是非とも早苗おぱあちゃんもしくは美波の「肉じゃが」レシピが知りたいというコメントが殺到した。

ドラマラストには「最終選考です」と永瀬のアパートに突撃してきた美波。さてはて、このまま順調に恋人同士になれるのだろうか？

次週2月27日に放送される8話では、神木から2人の客が登坂不動産に送りこまれてくる。いったい神木は何を企んでいるのだろうか？そして、フルコミ社員・黒須（松田悟志）に危機が！ゲストは、大鶴義丹、駿河太郎、橋本マナミ、田牧そら。



■前回：第7話「禁断の果実」ネタバレあらすじ
永瀬（山下智久）は美波（泉里香）から、恋人のふりをしてほしいと頼まれる。故郷の秋田から東京に遊びに来る祖母に恋人を会わせる約束をしてしまったらしい。美波はしつこく見合いを勧める親戚に辟易し、恋人がいると言って永瀬の特徴を語ってしまったと明かし、永瀬にお願いして週末に会う約束をとりつけた。

今日も正直な永瀬は、6980万円の破格値で売りに出されているタワマンを購入したいと連絡してきた客に、「この物件には耐震偽装疑惑がある」と明かして購入を見送られる。そんな中、永瀬と月下（福原遥）、十影（板垣瑞生）は、孫娘のためにタワマンを購入したいという高齢女性の接客をする。全財産だという2000万円の入った通帳を見せる高齢女性に、この金額では予算的にタワマンは難しいこと、お孫さんと話し合って購入物件を決めたらいいと正直に伝える永瀬、女性は残念そうに登坂不動産を後にした。

一方、ミネルヴァ不動産では、新店舗の店長の座を巡り、神木（ディーン・フジオカ）と花澤（倉科カナ）が熾烈な戦いを繰り広げていた。花澤が婚活アプリを使って釣り上げた顧客・綿引（前田朋哉）にていよくマンションを購入させようと試みるが、相手は手付金を支払えないといい、花澤が500万円を立て替えることに…。

しかし、それは契約の誘引にあたる違法行為。ほどなく、綿引は関西への転勤が決まり、マンション購入の契約を解除したいと言い出す。買主都合では手付金500万円は戻ってこないと花澤が伝えると、それは花澤が勝手にした違法行為だと告げ、それがバレるとミネルヴァ不動産も営業ではなくなると脅した。

永瀬の元にもどうしても手に入れたい理想のマンションがあるから、手付金を貸してほしいというライダージャケットを着たいかつい客・土井（高橋努 ）がやってきた。永瀬はそれが契約の誘引にあたる違法行為だからできないということ、さらに、それが合法であったとしても、よく考えずに購入して、顧客が後悔することがないよう気を配るのも自分たちの仕事だと語り、客を取り逃がしてしまう。

孫のためにタワマンを購入したいと言ってきた高齢女性・早苗（三谷 侑未）と公園で再会した月下、そこへ花澤親子も現れ、しばし「女性の社会進出」について歓談。月下は、花澤が自分が新店舗の店長になった暁には、男女問わず働きやすい環境を整えたいという理想を持っていることを知らされる。

土井が再び登坂不動産を訪れた。手付用の300万円を用意した土井は、永瀬に言われたことをもう一度冷静に考えたと話し、家族を幸せにするため理想のマンションが欲しいこと、バイクを手放し、義両親からも資金を提供してもらったことを語る。こうして永瀬の誠意が通じ、納得のいく売買契約が結ばれた。

月下が「信用できる」と太鼓判を押す花澤に会いにミネルヴァ不動産を訪れた早苗は、神木（ディーン・フジオカ）に誘われてタワマンの契約をしてしまう。

実は早苗は、美波の祖母だったのだ。祖母と連絡が取れずに慌てた美波が永瀬を頼り、高齢女性が美波の祖母だと判明したのだ。そして、花澤は神木が対応している女性が早苗だと気づき、永瀬に連絡。またも永瀬と月下がミネルヴァ不動産に乗り込むことになった。

ところが、早苗はすでに神木が勧められたタワマンの契約を終えたところだった。貯金は2000万円しかなかった早苗だが、彼女のもつ秋田の土地が近く開発予定で高値での購入を持ち掛けられているという情報を神木が掴んでいたのだ。美波が祖母に「秋田の土地は売らないでほしい、大切な思い出がつまっているから」と伝えると、早苗は自分が先走ったことにきづき、契約を解除しようとする。

しかし、神木はそれでは買主都合での解約となるため、手付金800万円は戻ってこないと話す。早苗が購入したタワマンが「耐震偽装疑惑」のある物件だった。それにきづいた花澤は、早苗に契約前にその告知を受けたかと訊ねる。早苗が首を振ると、永瀬は告知義務を行わなかったから契約は解除できると話す。そして、「私の大切な人の家族を不動産で不幸にさせない」と断言。負け悟った神木は、素直に契約解除の手続きに入る。

居酒屋「しょうじきもん」で祝杯をあげた永瀬、月下、美波そして早苗。美波は永瀬に「大切な人」と言われたことに心打たれていた。美波の何処が好きかと訊かれた永瀬は「肉じゃが」だと正直に明かす。しばらく後、アパートでまったりしていた永瀬の元に、大きなスーツケースを美波が「今日から私、ここに住むので」とやってくる。



■次回：第8話「無限ループ地獄」予告
神木に紹介されたという客・篠崎（大鶴義丹）が永瀬のもとへ来る。不動産投資に失敗した篠崎は、新たな投資を神木から勧められているという。神木の真意を測りかねる永瀬。投資は思いとどまるよう助言するが、娘の進学費用の工面に焦る篠崎はなかなか決断できずにいた。一方、営業成績ナンバーワンが取れずに焦る黒須（松田悟志）は、ある客から成約を取るが、それは神木が仕掛けたわなだった。

ドラマ10「正直不動産２」は、2024年1月9日（火）～3月12日（火） 【全10話】総合テレビ＆BSP4K　毎週火曜 22時から22時45分。原作：大谷アキラ（漫画）夏原武（ 原案 ）水野光博（脚本）／主題歌：小田和正「so far so good」／出演：山下智久　福原遥　市原隼人　泉里香　 松本若菜　板垣瑞生　伊藤あさひ　財津優太郎　馬場徹　松田悟志　倉科カナ　大地真央 　長谷川忍（シソンヌ）　木下ほうか　 高橋克典　草刈正雄　ディーン・フジオカ　ほか

◇NHKドラマ10「正直不動産2」nhk公式サイト

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