【あすから】葵わかな×玉木宏「おいち不思議がたり」NHK BSで再放送!死者の声が聞こえる少女が江戸の難事件に挑む
葵わかな主演の時代劇「おいち不思議がたり」が、11月1日(日)からNHK BSとNHK BSプレミアム4Kで再放送される。
本作は、あさのあつこの人気時代小説を原作に、死者の声を聞き、その姿を見ることができる16歳の少女が、江戸の町で起こる不可解な事件の謎を解き明かしていく異色の推理時代劇だ。2024年9月から10月にかけて放送された全8話が再び登場。葵わかなと玉木宏が演じる父娘の温かな絆や、江戸・深川の人情あふれる世界にも注目したい。➡【全話ネタバレあらすじ・見どころ】
■死者の声が聞こえる16歳の少女!「おいち不思議がたり」あらすじ
舞台は江戸・深川の長屋。主人公のおいち(葵わかな)は、町医者の父・松庵(玉木宏)の仕事を手伝いながら、自分も医者になることを夢見る16歳の少女だ。明るく前向きなおいちには、誰にも理解してもらえない不思議な力があった。それは、無念の思いを抱いて亡くなった人々の声を聞き、その姿を見ることができるというもの。死者が伝えようとする言葉や、目の前に現れる不可解な光景に戸惑いながらも、おいちはその声に耳を傾ける。
やがて、岡っ引きの仙五朗親分(髙嶋政宏)らとともに、江戸の町で起こる事件の謎に関わるようになっていく。死者はなぜ、おいちの前に姿を現すのか。何を伝えようとしているのか。おいちは人々の悲しみや隠された秘密に触れながら、事件の真相に迫り、自分自身の運命とも向き合っていく。
■見どころ① 犯人探しだけではない、死者の無念を解き明かす人情ミステリー
本作の大きな魅力は、怪奇現象と本格的な謎解きが結びついていることだ。おいちが聞く死者の声は、事件の真相へとつながる重要な手掛かりとなる。しかし、死者の言葉を聞いただけですべてが解決するわけではない。
なぜ、その人は命を落とさなければならなかったのか。生きている間に誰に何を伝えたかったのか。おいちは死者が残した思いを受け止めながら、事件の背後に隠された人間の欲望や悲しみ、後悔に向き合っていく。犯人が誰なのかという推理の面白さに加え、事件に関わった人々の切ない事情が明らかになっていく人間ドラマも見逃せない。
■見どころ② 葵わかな×玉木宏、命と向き合う父娘の絆
おいちを演じるのは葵わかな。人一倍好奇心が強く、困っている人を放っておけない少女を、みずみずしく演じる。その父・松庵を演じるのが玉木宏だ。松庵は、かつて蘭方医として医術を学び、現在は深川の長屋で人々の診療にあたる腕のいい町医者。娘のおいちの不思議な力を理解し、温かく見守る存在でもある。
医者になりたいという夢を抱くおいちにとって、父は尊敬する医師であると同時に、人生の師でもある。しかし、命を救う医療の現場では、理想だけでは乗り越えられない厳しい現実にも直面する。父の背中を追いながら、少しずつ自分の考えで行動するようになるおいち。互いを思いやり、ときには意見をぶつけ合う父娘の関係も、物語の温かな見どころとなっている。
■見どころ③ 「アシガール」脚本家が描く少女の青春と成長
脚本を手掛けるのは、「アシガール」「大江戸もののけ物語」などを担当した宮村優子。時代劇の世界に青春の躍動感やユーモアを織り込む脚本にも注目したい。
死者の声を聞くという特殊な能力は、おいちにとって必ずしも喜ばしいものではない。見たくないものが見え、聞きたくない声が聞こえることに苦しむこともある。それでも彼女は、自分にしかできないことを見つけ、目の前の人を助けようと行動する。事件を通してさまざまな人生に触れ、医者になるという夢に向かって成長していくおいちの姿は、ミステリーとは別の大きな物語の柱だ。
■見どころ④ 髙嶋政宏、工藤阿須加、財前直見らが彩る江戸の人情
おいちを取り巻く個性豊かな人々も、本作の魅力を支えている。髙嶋政宏が演じる仙五朗は、江戸の町で事件を追う岡っ引きの親分。おいちの不思議な力を信頼し、彼女とともに事件の真相を探っていく。
また、工藤阿須加が演じる新吉や、財前直見が演じるおうたなど、深川に暮らす人々との交流も物語を豊かにしている。
江戸の長屋ならではの助け合いや、親しいからこその遠慮のない掛け合い。ときには厳しく、ときには温かくおいちを見守る大人たちの存在が、物語に人情味を添える。事件の謎を追うだけでなく、江戸の町で人々が懸命に生きる姿を楽しめるのも、本作ならではの魅力だ。
■「おいち不思議がたり」11月1日からNHK BS・BSプレミアム4Kで再放送
「おいち不思議がたり」は、あさのあつこの同名小説シリーズを原作にした全8話の時代劇。脚本は宮村優子、音楽は遠藤浩二が担当する。
2024年の初放送を見逃した人はもちろん、もう一度おいちの成長を見守りたい人にも嬉しい再放送となる。
死者の声を聞く少女が、人間の心の奥に隠された謎を解き明かす「おいち不思議がたり」。推理時代劇としての面白さと、父娘の絆、少女の成長が重なり合う全8話を、この機会に楽しみたい。
■放送情報
11/1~毎週日曜 18:45[BS/BSP4K]
11/6~毎週金曜 19:30[BSP4K]
※11月27日(金)19時30分~ BSプレミアム4Kで放送予定の「おいち不思議がたり(4)」は、NHK杯フィギュア中継のため休止し、28日(土)22時30分~
「NHK ONE」で見逃し配信予定
■主要キャスト
おいち:葵わかな(主人公。死者の声が聴こえる、医者志望の少女)
松庵:玉木宏(おいちの父親。深川の長屋で頼りにされている町医者)
仙五朗:髙嶋政宏(おいちの能力を信頼し、ともに事件を追う岡っ引きの親分)
新吉:工藤阿須加(おいちを密かに支える若者)
おうた:財前直見(おいちや松庵を温かく見守る長屋の住人)
■各話ゲスト
お葉:穂志もえか(第1話・第2話)
直助:尾上寛之(第1話・第2話)
お松:白石糸(第3話・第4話)
お梅:大後寿々花(第5話・第6話)
十兵衛:長谷川朝晴(第7話・第8話)
お筆:市川由衣(第7話・第8話)
◇NHK「おいち不思議がたり」
◇NHK ONE「おいち不思議がたり」HP