「わずか1000ウォンの弁護士」は、ヤメ検（元検事から弁護士になった）で弁護料はたった1000ウォン（約100円）だが実力はあるコスパ最高の弁護士チョン・ジフン（ナムグン・ミン）が、金もなく後ろ盾もない依頼人ために奮闘する痛快法廷ドラマ。

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■解説
★演技の神が風変わりな弁護士に！
ナムグン・ミンと言えば、2015年「リメンバー～記憶の彼方へ～」の悪役でブレイクして以来、2017年ジュノ（2PM）と共演した「キム課長とソ理事 ～Bravo! Your Life～」が最高視聴率17.2％、同時間帯視聴率1位を独走する大ヒットとなり、そのハチャメチャでコミカルな演技は“神”領域と評判になった。その後も翌年には「恋のトリセツ～フンナムジョンウムの恋愛日誌～」で、その後も「ドクター・プリズナー」（2019）、「ストーブリーグ」（2019-2020）、「昼と夜」（2020-2021）、「黒い太陽～コードネーム：アムネシア～」（2022）に主演し、2020年と2021年の2年連続『MBC演技大賞』で大賞を受賞した。だが、「キム課長とソ理事」「恋のトリセツ」以降は、スポーツ、ミステリー、ノワールなどでアクションとシリアスな演技が続いた。

そんな演技の神が久々にコミカルな演技で笑わせてくれるのが「わずか1000ウォンの弁護士」。しかも「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」や「ビッグマウス」をはじめとして韓国でも人気の主人公が弁護士とあって早くから注目が集まった。

★どんなドラマ？
「わずか1000ウォンの弁護士」は、ヤメ検（元検事から弁護士になった）で弁護料はたった1000ウォン（約100円）だが実力はあるコスパ最高の弁護士チョン・ジフン（ナムグン・ミン）が、金もなく後ろ盾もない依頼人ために奮闘する痛快法廷ドラマ。

第1話。最初の依頼者からの弁護料を謳い文句通りに1000ウォン（100円）札1枚で引き受けるのだが、依頼の相談を受ける場所がなんと漢江大橋の上部構造のアーチの上。下では救助隊も出動する中、夜なのにサングラスをかけて派手なジャケット姿で颯爽と登場するのはナムグン・ミン扮する弁護士チョン・ジフン。もっともアーチの上ではへっぴり腰。依頼人は闇（ヤミ）金からの厳しい取り立てで家族からも見放されて橋の上で自殺準備中！ジフンはそんな事案を、闇金業者の不当な取り立ての捜査に入った検事をうまく利用して、闇金からは台無しにされたジャージャー麺の弁償を含めて1億3万ウォンを請求。その費用と夜間手当でせしめた分も合わせて依頼人に与え、「再出発しなさい」と一件落着。続いてスリの常習犯ながら娘のために足を洗った依頼人の弁護をすることに…。視聴率を0.4ポイント第2話では、図々しい話術の弁護士（ジフン）と一言も負けない大胆な検事（ペク・マリ）の組み合わせが視聴者の笑いを刺激した。

★共演陣にも注目！
期待通りの面白さでドラマが始まったが、共演陣もナムグン・ミンとは共演経験のある魅力的な面々。まず、チョン・ジフン法律事務所の事務長を務めるのは洗濯屋のオヤジを「ストーブリーグ」「黒い太陽」で共演したパク・ジヌや演じる。第1話からジフンにしてやられた検事試補（研修中の検事）ペク・マリを「ドクター・プリズナー」「黒い太陽」で共演したキム・ジウン。素敵なケミ（ケミストリー、相手との相性）

他にも、ペク・マリの祖父で大手法務法人ペクの代表ペク・ヒョンムを「赤い袖先」のイ・ドクファ、マリと結婚して法務法人ペクを手に入れようと目論むエリート検事ソ・ミニョクを「愛の不時着」でヒロインの長兄を、「ウ・ヨンウ弁護士」では弁護士役を演じたチェ・デウン。ミニョクは検事時代のジフンの同期。他にも、「アマダス 失われたダイヤ」での怪しい執事役のファン・ジョンミンや、「シスターズ」で記者役を演じているファン・ジョンミンと新作ドラマで注目を集めている演技派俳優が脇を固めている。

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■作品紹介