資源新世紀全12話
12件中1~10件を表示しています。
日本は森林資源に恵まれた国で、燃料としての薪・炭をはじめ農耕具、紙、衣服、薬や木造住宅、寺院、彫刻など木材を幅広く利用し、「木の文化」を育ててきました。しかし木材は、世界中で大量消費・廃棄され、毎年、日本の国土の3分の1に相当する森林が減少していると言われています。今回は、森林に携わる人々を通して、森林資源という人類にとってかけがえのない財産をどのように守っていくかをご紹介していきます。
水が地球上に出現したのは35億年前と言われています。地球的に見ると、淡水は地球全体の水の中で2.5%あまりで、殆どが海水なのです。さらに、淡水のほとんどは南極や北極の氷で、残りの約0.8%が河川や湖や地下水であり、実は比較的簡単に利用出来る水は、わずか0.01%と言われています。今回は私たち人間の活動が水の循環に大きく係わっており、それを通してどのように水資源を守っていくべきなのかを紹介していきます。
現在、化石燃料の枯渇を危惧する声が高まりつつあり、化石燃料に代わる安定した供給性と経済性を兼ね備えた将来の基幹エネルギーの開発が求められています。そのためにも、資源エネルギーが乏しい日本周辺に大量に存在するといわれているメタンハイドレートが、将来の資源として期待されています。今回は日本近海に大量に存在することが期待されている天然資源「メタンハイドレート」についてご紹介していきます。
日本は四方を海に囲まれた島国であり、日本が漁業などで、自由に活動できる経済水域は世界で6番目に広いのです。つまり、海なら、現在の何倍もの量の資源やエネルギーを取ることが可能なのです。今回はその海洋資源にユニークなアプローチをして研究・開発している2人の科学者に焦点をあて、紹介していきます。
海は、様々な資源の宝庫です。四方を海に囲まれた国で暮らす私たち日本人にとって、海は大変身近なものですが、まだまだ多くの謎を秘め、未知の可能性を残しています。今回は海洋資源について、海に住む生き物、海の水、そして海そのものの持つエネルギーという3つの視点から、最先端の海洋研究・開発を紹介していきます。
化石燃料はもちろん、電気の3割を担っている原子力に使うウランも、今世紀中に供給不足になると言われています。そのウラン資源について飛躍的に長期のエネルギーとして用いる技術「高速増殖炉」が日本で商用化されれば、大半を海外に依存せざるを得ない今の日本のエネルギー事情は変わります。今回はエネルギーの安定供給をもたらすことが期待される「高速増殖炉」やその原型炉「もんじゅ」のしくみや歴史を紹介していきます。
現在日本のエネルギーの1つの柱を占める原子力発電。その燃料として利用されるウランは、昔から地球上にあり、少しの量でたくさんのエネルギーを作ります。資源のほとんどない日本にとって、少しのウランで大きな電力をつくることはとても大切なことです。今回は、ウランができるまでのしくみや発見から加工、そして原子力発電や再処理のしくみを紹介していきます。
私たちの生活を包んでいる自然環境は大切なものです。現在、限りある資源を有効に活用し、環境に配慮していく取り組みが大切となってきています。今回は実際に企業・地域で行われている資源やエネルギーの効率的な利用と、限られた資源のリサイクルなどをご紹介していきます。
今、私たちは当たり前のように明るさも、暖かさも、手に入る生活を送っています。こうした高度な文明社会を生み出し、支えてきたのが、石炭、石油、天然ガスなどの化石燃料です。しかし化石燃料は再生することのできない貴重な資源です。今回は化石燃料のできる仕組みと、長く使い続けていくために研究・開発されている最新の技術などを紹介していきます。
私たちは岩石の中から有効な鉱物を取りだし、資源として使ってきました。これまで資源として価値を見いだされなかった岩石にも人工的な加工処理をしたり、技術の進歩により利用しています。今回は限られた資源を有効活用するため、日夜続いている新しい探査方法や採掘などの技術の研究を紹介していきます。
12件中1~10件を表示しています。