ヘルメスの炎~エネルギーを支える人々~全12話

原子力発電所とはどんなところなんだろう。名前だけは知っていても、その中をみたことはほとんどない筈です。この番組では、原子力発電所やそのまわりで毎日懸命に働く人々を取材します。彼らの仕事を通して、原子力発電所の真の姿、その人の人柄を描いていきます。●今回は、平成10年3月31日に運転を停止した日本原子力発電、東海発電所の廃止措置に関わる人たちを追いかける。東海発電所では、現在燃料取りだし作業が行われているが、運転停止後も運転中と同じように運転員が働いている。●実際に廃止装置の計画を進めているのは、日本原子力発電、廃止措置計画部の面々。法律整備の準備や、解体計画の作成などその業務は多岐にわたる。日本初の廃止処理問題なので、各電力からの出向者も部の中に多い。●また、日本原子力発電だけで、作業が進められているわけではなく、たとえば原子力発電技術機構(NUPEC)などでも解体に伴う様々な技術が開発されている。
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原子力発電所とはどんなところなんだろう。名前だけは知っていても、その中をみたことはほとんどない筈です。この番組では、原子力発電所やそのまわりで毎日懸命に働く人々を取材します。彼らの仕事を通して、原子力発電所の真の姿、その人の人柄を描いていきます。●今回は、東京電力柏崎刈羽発電所で水質管理を行う箭内健司さん。水質管理の仕事は人間の血液を検査することに似ている。それは原子炉内で循環する水を調べることにより原子炉内でどんなことが起こっているのか調べることができるため。●原子炉施設内には、水を調査するための取水口が様々な場所についている。そこから採取した水を管理区域内のホットラボと呼ばれる分析室に運び成分を分析する。●箭内さんは、単に水質を保守管理するだけでなく、どのようにすれば、原子炉内の施設が効率良く運営できるか、水質管理の立場から研究してきた。そのひとつとして、復水脱塩装置の樹脂を長持ちさせる研究を東京電力技術開発センターで研究してきた。さらに勉強するため、4月から大学に行くことが決まっている。
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原子力発電所とはどんなところなんだろう。名前だけは知っていても、その中をみたことはほとんどない筈です。この番組では、原子力発電所やそのまわりで毎日懸命に働く人々を取材します。彼らの仕事を通して、原子力発電所の真の姿、その人の人柄を描いていきます。●今回は、東京電力柏崎刈羽発電所サービスホールにつとめる湯本友加さん。このサービスホールには年間約10万人もの人が見学に訪れる。●サービスホールは原子力発電所と一般の人をつなぐ橋渡し役。ホール内を巡ることにより、原子力発電所の仕組みや放射線について学ぶことができる。●予約した客は実際の発電所内へへも案内してもらえる。運転中の原子炉の炉心の上や、発電タービンを実際に見ることによりその安全性を再確認できるようになっている。
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原子力発電所とはどんなところなんだろう。名前だけは知っていても、その中をみたことはほとんどない筈です。この番組では、原子力発電所やそのまわりで毎日懸命に働く人々を取材します。彼らの仕事を通して、原子力発電所の真の姿、その人の人柄を描いていきます。●今回は、保修部門の三浦富博さん。三浦さんが主任を務める原子炉課は、発電所内で保修部門といわれる業務に分類される。●発電所内でもっとも人数の多い保修部門は、日々全ての機器を点検し、安全に運用するのが主な役目。プラント運転員などあらゆる部署と連携して作業を行うため、技術もさることながら、人間関係が非常に重要と三浦さんは言う。●そんな三浦さんがこの仕事を選んだのは、中学時代、病気で父を亡くした事がきっかけ。将来医者になろうと思いながら、機械が好きだったので「機械の医者」になるべく、この保修部門の仕事についたとの事。●「発電所内で最も人数が多く活気のあるこの保修部門が好き。安全運転に縁の下の力持ちとしてこれからもがんばりたい」と三浦さんは語る。
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原子力発電所とは、どんなところなんだろう。名前だけは知っていても、その中を見たことはほとんどないはずです。この番組では、原子力発電所やそのまわりで毎日懸命に働く人々を取材します。彼らの仕事を通して、原子力発電所の真の姿、その人の人柄を描いていきます。●今回は、環境モニタリングの江河正利さん。環境モニタリングセンター所長の江河さんは、住民が安全に暮らすため、原子力発電所が出す放射線を監視、調査、分析を日々行っている。●モニタリングは、原子力発電所周辺に、放射線監視装置を置いて、空間放射線量を測定したり、周辺の土や植物、海水や海底土、雨水を定期的に採取分析し、放射能が周辺に影響が無いかどうかを調べ、公表するのが主な仕事。●陸上植物採取は、主に松の葉、海上生物はホンダワラが主流。これらは一年中生息し、非常に汚染されやすくサンプルに適している。採取は月に一回以上行われ、採取サンプルは一月に344種類にも及ぶ。●「地域の方々に積極的にアピールし、原子力への理解をもっと深めたい」と江河さんは語る。
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原子力発電所とは、どんなところなんだろう。名前だけは知っていても、その中を見たことはほとんどない筈です。この番組では、原子力発電所やそのまわりで毎日懸命に働く人々を取材します。彼らの仕事を通して、原子力発電所の真の姿、その人の人柄を描いて行きます。●今回は、配電業務の塩澤孝寿さん。塩澤さんはこの配電業務に携わって約30年の大ベテラン。●中部電力飯田支店で扱う電気の内、約46%が原子力発電所で作られたもの。この電気を各家庭、工場などに絶えることなく安全に届けるのが配電業務。●そんな業務の合間に、塩澤さんは、ペットボトルロケットを使って電線を張ることを考案しました。このペットボトルロケットは危険な山間部に電線を張る作業に使用され、木を伐採することなく瞬時に電線を渡すことが可能でしかも低コスト。現在は商品化の作業が進み、まもなく全国にこの工法が使用されるようになる。●「お客様のありがとうの言葉を聞く度、この仕事のやりがいを感じる」という塩澤さん。これからも地域と密着し、安定した電気の供給に日夜駆け回る塩澤さんの中にも確かにヘルメスの炎は宿っていました
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原子力発電所とは、どんなところなんだろう。名前だけは知っていても、その中を見たことはほとんどない筈です。この番組では、原子力発電所やそのまわりで毎日働く人々を取材します。彼らの仕事を通して、原子力発電所の真の姿、その人の人柄を描いていきます。●今回は、運営管理マンの村岡清一さんを追いかける。●日本原子力発電では、定期検査の計画・推進に定期管理センターを設立する。それは、副所長クラスが定期管理センターの長となり、すべての課の課長及び課員が参加し定期検査を効率的に行うための組織である。●運営管理課はその事務局ともいうべき課で、定期検査のスケジュールの立案・管理や政府への対応などを行う。●今回の村岡さんはその要。定期検査の進行状況を管理し、問題があれば調整を行う。●現場がスケジュール通りに、そして安全に作業できるよう、村岡さんの活動は続く。
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発電所とは、どんなとこだろう。名前だけは知っていても、その中を見たことはほとんどないはずです。この番組では、原子力発電所やそのまわりで毎日懸命に働く人々を取材します。彼らの仕事を通して、原子力発電所の真の姿、その人の人柄を描いていきます。●今回は、発電所のPA推進員・橋本里見さんを追いかける。●現在、原子力館や敦賀事務所などPAを専門に行っている部署だけでなく、発電所で働く人ひとりひとりにPAの意識を持つことが期待されている。橋本さんはその橋渡しをしている。●発電所を訪れる様々な人の窓口となるのが橋本さんの仕事。様々な人にあった対応方法や資料を考え、発電所のPAに努めている。●特に現在は、3・4号機建設、雑固体減容設備の建設、1・2号機の同時定期検査など、様々な事業が重なっているため、様々な方面から、敦賀発電所は注目されている。
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原子力発電所とは、どんなところなんだろう。名前だけは知っていても、その中を見たことはほとんどないはずです。この番組では、原子力発電所やそのまわりで毎日一生懸命に働く人々を取材します。彼らの仕事を通して、原子力発電所の真の姿、その人の人柄を描いていきます。●今回は、原子力発電所で様々な庶務で働く女性に注目。単に庶務だけを行っているのではなく、「げんでんひまわり」というPAグループを結成。様々な活動を行っている。●「げんでんひまわり」は平成8年から主婦を対象にした原子力講座を行ってきている。●その特色は、素人でも分かりやすい解説。庶務を担当する彼女たちが自分達で納得できる言葉を話そうと努力しているため、生活に密着した比喩を使うなど、主婦の普段感覚に訴えている。●今回は、多く報道されたJCO問題。発電所と違う場所について、その実体を主婦に分かりやすく解説する。
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原子力発電所とは、どんなところなんだろう。名前だけは知っていても、その中を見たことはほとんどない筈です。この番組では、原子力発電所やそのまわりで毎日懸命に働く人々を取材します。彼らの仕事を通して、原子力発電所の真の姿、その人の人柄を描いていきます。●今回は、Aクラス運転員の山崎寛剛さん。●浜岡原子力発電所で働く山崎さんは、Aクラス運転員として日夜安定運転に努めています。子供の頃は運動が苦手で昆虫採集に明け暮れる毎日を送っていました。地元の高校で原子力について学んで興味を持ったのが中部電力に入社したきっかけ。●主な仕事は、プラント運転の監視・制御・パトロール。担当の4号機の電気出力は113.7万キロワット。あらゆる計器を把握し、監視。パトロールは約2時間かけて聴心棒でタービンなどの音に異常がないか点検する。●パトロール時、放射線管理区域に入る時は、身に付けている衣服をぬいで下着一枚になり「青服」と呼ばれる特殊な作業着に着替えなければならない。管理区域をでる時に通常の作業服に着替え、青服は専門の洗濯工程に送られ、微量な放射性物質も持ち込まれないようになっている。
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