多羅尾伴内シリーズ 隼の魔王
白昼7万人の観衆が溢れる野球場。2死満塁の状況で屈強の3番打者が満塁ホームランを放つ。だが、その3番打者が、衆人環視のもと悶絶し、バッタリと倒れる怪死事件が起こる。この野球場の殺人事件を発端に、次々と起こる奇怪な連続殺人事件。その究明に乗り出した多羅尾伴内が、七つの顔の変装をもって、神出鬼没の謎の冷血魔の正体を追っていく内に、予断を許さない事件の意外な進展、密室殺人の謎と恐怖、凄絶な市街での銃撃戦が繰り広げられる多羅尾伴内シリーズ第7作目監督 松田定次(1955年 81分)
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