ガーディアン ハンニバル戦記
紀元前218年。ヨーロッパ全土に勢力を持つローマは、地中海を拠点にする小国カルタゴを服従させようと使者を送るが、カルタゴの若き将軍ハンニバルはその申し出を拒否。生涯の敵としてローマに対し挙兵する。彼は、10万の兵と37頭の戦闘巨象を従え冬のアルプスに入る。しかし、雪と氷に閉ざされた悪魔の山に兵たちは次々と倒れ、ローマへたどり着いたのは象3頭と3万の兵を残すのみとなった。敵は30万のローマ軍団。いま史上最も激しい血で血を洗う戦いの火蓋が切って落とされるのだった。
(C)BBC Worldwide Ltd.