「技の彩」~伝統工芸に息づく色~全13話
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日本人は古来より、季節の移ろい、自然の一瞬の輝きを愛でてきました。その豊かな感性が生み出した日本の伝統色が、工芸品の中に息づいています。今回のテーマは「江戸切子」。緻密な模様を澄んだ濃い青いガラスに織り込んだ「瑠璃色の江戸切子」瑠璃色のカットガラスがどうやって作られるのか、匠の技と、秘められた科学を紹介します。
日本人は古来より、季節の移ろい、自然の一瞬の輝きを愛でてきました。その豊かな感性が生み出した日本の伝統色が、工芸品の中に息づいています。今回のテーマは「美濃焼」の「織部」。萌え出でる若葉、自然の「緑青色」を器に再現しようとした焼物です。「織部」を「緑青色」に彩る匠の技、そして、釉薬や焼き方など焼物に秘められた科学を紹介します。
日本人は古来より、季節の移ろい、自然の一瞬の瞬きを愛でてきました。その豊かな感性が生み出した日本の伝統色が、工芸品の中に息づいています。今回のテーマは「阿波藍」です。「藍色」はジャパン・ブルーとよばれ、日本人の暮らしの中に長くとけ込んできました。阿波・徳島で現在も脈々と受け継がれている藍染め。タデアイから作る天然の「藍」を用いて染められる、阿波正藍しじら織を紹介します。
日本人は古来より、季節の移ろい、自然の一瞬の瞬きを愛でてきました。その豊かな感性が生み出した日本の伝統色が、工芸品の中に息づいています。今回のテーマは、庶民文化が花開いた江戸時代、女性たちがあこがれた化粧品「小町紅」です。現在も天然のベニバナを用いて、伝統の技法で作られています。美しい紅色に見える秘密を紹介します。
日本人は古来より、季節の移ろい、自然の一瞬の輝きを愛でてきました。その豊かな感性が生み出した日本の伝統色が、工芸品の中に息づいています。今回のテーマは「朱墨」万葉の時代、朱色で美しく彩られていた奈良の都の本物の「朱色」を現代に伝えている伝統工芸品です。その原材料は、古代の人々が土の中から発見した赤い鉱物“辰砂”。伝統の朱墨の技法を紹介します。
日本人は古来より、季節の移ろい、自然の一瞬の瞬きを愛でてきました。その豊かな感受性が生み出した日本の伝統色が、工芸品の中に息づいています。今回のテーマは岩手・盛岡で伝統的な技法が受け継がれている「南部紫根染」。優美なこの「紫色」の染め物は。植物「ムラサキ」の根によって丁寧に染め上げられます。自然の中で目にすることが困難な転々の「ムラサキ」による「紫根染」の復活が試みられています。
日本人は古来より、季節の移ろい、自然の一瞬の輝きを愛でてきました。その豊かな感性が生み出した日本の伝統色が、工芸品の中に息づいています。今回のテーマは着物等の型染めに用いられる「伊勢型紙」。美しい精緻な模様が職人による様々な手彫りの技で生み出されます。伊勢型紙のもとは柿渋で和紙を貼り合わせた渋紙。柿渋に含まれるタンニンの収斂作用を利用しています。
日本人は古来より、季節の移ろい、自然の一瞬の輝きを愛でてきました。その豊かな感性が生み出した日本の伝統色が、工芸品の中に息づいています。今回のテーマは「江戸銀器」町人文化の栄えた江戸の町に登場した銀師(しろがねし)。銀器に施された “いぶし銀”の色仕上げの化学を紐解きながら、今も東京に息づく銀職人の技を紹介します。
日本人は古来より、季節の移ろい、自然の一瞬の輝きを愛でてきました。その豊かな感性が生み出した日本の伝統色が、工芸品の中に息づいています。今回のテーマは気品あふれる黒に白い紋を鮮やかに染め抜いた「京黒紋付染」です。武士階級で黒紋付が愛用され、明治時代に紋付羽織袴が国民の礼服に制定されたことで大いに広まりました。光を吸収する色、黒に染める科学を紹介します。
日本人は古来より、季節の移ろい、自然の一瞬の輝きを愛でてきました。その豊かな感性が生み出した日本の伝統色が、工芸品の中に息づいています。今回のテーマは「九谷焼」日本を代表する磁器のひとつ九谷焼の特徴は色彩が豊かなこと。赤、黄、緑、紫、紺、の“五彩”と呼ばれる和絵の具で描かれます。金属などを混ぜて配合する“五彩”の科学を、九谷焼の歴史と共に紹介します。
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