草の根科学教室ふんとう記全13話

子どもたちの理科離れが叫ばれている中で、理科の楽しさや実験の面白さを伝えるグループが全国各地で活動を展開している。グループの中心を担うのは高校の理科の先生たちだけではない。大学教授から普段、理科に縁のないお父さん、お母さんまでもが積極的に参加して自ら実験を楽しみ、そして理科の面白さを子どもたちに伝えているのだ。 この番組は様々なタイプの団体や実験グループの実験教室、活動を紹介し、そのグループの特徴的な実験を軸に理科の楽しさ、奥深さを親子に伝え、全国各地の団体や実験グループの活動を盛り上げていくものである。 毎回、各地で実験教室や活動を開いている団体、実験グループの活動の様子を丹念に取材し、メンバーの苦労や発見を伝える。そして実験教室での実験発表の場をクライマックスにすることで準備段階から発表までの活動を通して得られるメンバーたちの達成感、満足感を視聴者に紹介する。                                                               ○関西を中心に愉快で面白い実験教室を開いている村田直之さん。 (オンライン自然科学教育ネットワーク)                                      ○公園に遊びに来ている子供たちに自分の自作した実験道具を見せたり、おもしろい実験を紹介したりする。               ○オンライン自然科学教育ネットワーク紹介                                                     ○空気の不思議をテーマに実験が行われます。
  • 村田直之 オンライン自然科学教育ネットワーク、
  • 再生時間 : 14分
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全国各地で、実験教室を開いたり科学的な活動をしている団体、実験グループを紹介する14分番組。そのグループの特徴的な実験を軸に、理科の楽しさ、奥深さを伝え、グループの苦労や想いを伝える。                                       今回は、鳥取市賀露町でお父さんたちが始めた実験グループ「賀露おやじの会」を紹介。最初は、賀露小学校に通う子供たちのお父さんが、子供に理科を好きになってもらいたいと始めたが、最近では活動の幅を広げ、賀露の町おこしも兼ねた取り組みを行っている。 ○「賀露おやじの会」は、平成9年発足し、高校の先生など科学の専門家とタイアップして、実験教室を開いてきた。           ○「おやじの会」の実験教室の特徴は、実験道具を手作りしてしまうこと。というのも、メンバーは、代表の藤田充さんの設計事務所をはじめ、大工さんや内装工事など、物をつくる職業の人がほとんどの為。                                    ○今、おやじの会が考えているのは、「かろウィンドタウン構想」。賀露の町中に風車を作り、風を利用して風力発電もするという、町おこしと、自然エネルギーについて考えた取り組み。                                                  ○おやじの会は今年から、賀露町以外でも実験教室を開くことに。今回は、賀露町を流れる千代川の上流地区にある、鳥取市立明治小学校。                                                                          ○実験の内容は、備長炭電池とミニ風車作り。実験を通して、子供たちが少しでも自然エネルギーの大切さについて考えてくれたら―というのが、おやじの会の願い。
  • 藤田 充 賀露おやじの会・代表、足利裕人 鳥取県立青谷高等学校・教諭/科学遊び広場・講師、清水谷 繁 鳥取大学新エネルギー研究会、
  • 再生時間 : 14分
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全国各地で、実験教室を開いたり、科学的な活動をしている団体・グループを紹介する14分の番組。グループの特徴や活動を軸に、理科の楽しさや、団体・グループの苦労・歩みを伝えてゆく。今回は、千葉県流山市で、地元の子供たちに実験教室を開いている「こども かがく じっけん こうざ」を紹介する。会の中心的役割を務める、妻鹿宏子さんは、テレビ番組での米村傳次郎さんの「実験ショー」を見て感動。そして自分たちの子供にも、実験・理科の楽しさを体験させてあげたく思い、自らが「実験教室」を企画した。○会を運営するのは、妻鹿さんを中心としたお母さんたち。しかし、自分たちで実験を披露するのではなく、あくまで準備と、講師の先生のアシスタント役。○会に協力してくれるのは、地元の学校の先生たち。今回の講師は、高校で物理を教えておられた石井信也先生。この会には一番多く出演している先生で、身近にある素材を使って実験を披露してくれる。○石井先生は、実験教室の1週間前、群馬県赤城山のふもとにある、群馬科学クラブの山小屋で、仲間に、子供たちに見せる実験を披露して、仲間の感想を聞いてみた。○妻鹿さんが経験してきた「理科教育」、妻鹿さんは、この実験教室を通じて、子供たちに何を感じとってもらいたいのでしょうか?
  • 妻鹿 宏子 こども かがく じっけん こうざ 窓口、石井 信也、
  • 再生時間 : 14分
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全国各地で、実験教室を開いたり科学的な活動をしている団体、実験グループを紹介する14分番組。そのグループの特徴的な実験を軸に、理科の楽しさ、奥深さを伝え、グループの苦労や想いを伝える。                                      今回は、子供たちを対象に、授業とは別に実験教室を開いている、佐賀県内の高校の先生たちのグループ「さが化学実験サークル」のみなさんを紹介する。                                                                   ○「さが化学実験サークル」は、1996年に発足し、20代、30代の若い先生たちが中心になって、県内各地で実験教室を開いてきた。中心になっているのは、県立佐賀東高校の化学の先生・田中幹生さん。                                  ○今回開く実験教室のメインは、佐賀ならではの熱気球の実験。アルミ箔やポリ袋など、家庭にあるものを使ってミニバルーンを作り、飛ばす。燃料は、ティッシュにメチルアルコールをしみこませたもの。少ない燃料で飛ばすので、いかに軽く、バルーンを作るかが課題となる。先生たちは、何度も実験のリハーサルをして、当日に備える。                                      ○実験教室・当日―。今回の舞台は、有明海沿岸の町・白石町の六角小学校。ミニバルーンの実験のほかに、液体窒素でマイナス200℃の世界を体験したり、人工いくらの原理を利用して、アルギンボールというつぶを作ったりと、子供たちは、大喜び。        ○実験教室を通して化学のすばらしさと、人の輪の温かさを知って欲しい―。この想いを胸に、これからも「さが化学実験サークル」の実験教室は、子供たちにサイエンスマジックを披露していく。
  • 田中幹生 さが化学実験サークル/佐賀県立佐賀東高等学校・教諭、
  • 再生時間 : 14分
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毎回、各地で実験教室や活動を開いている団体、実験グループの活動の様子を丹念に取材し、メンバーの苦労や発見を伝える。そして実験教室での実験発表の場をクライマックスにすることで準備段階から発表までの活動を通して得られるメンバーたちの達成感、満足感を視聴者に紹介する。                                                               ○「自然科学を親しむ会」は、普段、活動している東京を離れ、今回富山で実験教室を開くことになりました。                ○元慶応大学の渡辺彰先生、元上智大学の石川和枝先生が、子供たちの理科離れ、そしてそれを回復すべき先生たちの能力が無いことを嘆き。学校の先生を対象に活動する組織、「自然科学を親しむ会」を立ち上げました。                                                                      ○この会に入って一年の鈴木俊基さん。富山で行われる実験教室で始めて実験を披露します。                         ○「自然科学を親しむ会」は、理科離れが叫ばれている子供たちに面白い実験をして、関心を持ってもらうだけではなく、それを回復すべき教育現場での理科教育が十分に行われていないことを嘆き、学校の先生、また将来先生になろうとしている学生に理科の面白さ、自分で実験して成功した時の喜びを伝えようとしています。                                           ○富山大学、富山第一高等学校での交わり。                                                    ○鈴木俊基さんは、他のスタッフと別れて一人で実験教室が行われる会場に下見にやって来ました。                   ○北陸電力館ワンダーラボにて行われる実験教室。磁石をテーマに実験が行われます。
  • 鈴木俊基 自然科学を親しむ会、石川和枝 自然科学を親しむ会 上智大学共同研究員、渡辺彰 自然科学を親しむ会 慶応大学名誉教授、
  • 再生時間 : 14分
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毎回、各地で実験教室や活動を開いている団体、実験グループの活動の様子を丹念に取材し、メンバーの苦労や発見を伝える。そして実験教室での実験発表の場をクライマックスにすることで準備段階から発表までの活動を通して得られるメンバーたちの達成感、満足感を視聴者に紹介する。○ギターをひく川村康文さん。自ら作詞、作曲した「山も川も大好き」。この歌には、地球環境を守る為のメッセージが込められています。                                                                            ○川村さんは、京都教育大学付属高校の理科の先生です。1997年地球温暖化防止の国際会議が京都で開かれた時、何かをしなくてはという思いから、同じ京都府内の先生たちと「サイエンスEネット」というグループを創設しました。○「サイエンスEネット」は、子供たちに環境問題に関心を持ってもらう為、無料で実験教室を開いています。  20世紀、最後のクリスマスイブは、もう間近。  子供たちに科学の楽しさをプレゼントしようと今、クリスマス京都レクチャーを計画しています。○夜遅くまで続くリハーサル。                                                             ○クリスマス京都レクチャー当日。自転車発電、燃料電池作り、くまちゃんブランコ○サイエンスEネットのメンバーは、こうした実験を通して、子供たちが少しでも環境問題に関心をもってくれればと願っています。最後に川村先生は、自分で作詞、作曲した、環境保護ソング「山も川も大好き」を子供たちにプレゼントしました。
  • 川村康文 京都教育大学附属高校 サイエンスEネット代表、
  • 再生時間 : 14分
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毎回、各地で実験教室を開いている団体、実験グループの活動の様子を丹念に取材し、メンバーのみなさんの苦労や発見を伝える。実験教室をクライマックスにし、準備段階から発表までの活動を通して得られるメンバーのみなさんの達成感、満足感を視聴者に紹介する。                                                                            ○ 横浜市戸塚区にある舞岡公園。舞岡公園は、東京ドームおよそ6個分の広大な土地に、田んぼや畑、山や川、古い民家がある里山です。数百人のボランティアによって維持・管理されています。                                         ○ 鈴木浩一さん(56歳)は、舞岡公園のボランティアの一人。日本に少なくなっている里山を残すために、土、日のほとんどを舞岡公園で過ごします。                                                                      ○ 里山をみんなに知ってもらうため、舞岡公園では、収穫祭やもちつき大会をなどのイベントが開かれています。そのイベントの一環として、子供たちを対象にした「炭焼き教室」が開かれました。                                            ○ 今回作ったのは、最近人気の高い「竹炭」です。○ 竹炭は、窯の温度を上げた後、密封して2日間ほど置かなければいけません。そのため、その日中に完成する「花炭(木の実や葉っぱを燻製にして炭にするもの)」も作りました。                   ○ 自然豊かな舞岡公園で、普段なかなか目にすることがない窯焼きを体験し、大人も子供も大喜び。                   ○ いるだけで、どこかほっとする里山。そんな里山を次の世代に残していきたいーそれが、鈴木さんたちボランティアの願いです。
  • 鈴木浩一 舞岡公園管理・運営委員会 ボランティア、
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東京都、井の頭公園。ここで、面白い実験教室を開いている人がいます。河野晃さん。実験サークル「カッパ」のリーダーです。実験サークル「カッパ」は河野さんの他、学校の先生や科学館の職員など10名ほどが会員です。その目的は、理科が嫌いな人に何とかその楽しさを知ってもらおうということ。そのために、写真を多く使ったホームページを開いて理科がいかに楽しいかを世間の人に訴えています。リーダーの河野さんは、本職は杉並区立科学教育センターの指導員です。ここでは、小中学生を対象にした課外授業を開き、解剖や観察を教えています。今まで、河野さんは授業だけでなく数々の実験教室を通じて理科の楽しさを伝えてきました。しかし、そこに集まるのは理科好きの人ばかり。それでは、全ての人に理科に興味を持ってもらいたいという河野さんの理念とは違います。そこで、自ら公園に行って理科の楽しさを伝えようとしたのです。河野さんが開くあおぞら実験室の一番の呼び物は河野さんのパフォーマンス。観衆と対話しながら、興味をひきつけていきます。楽しみながら学ぶ。これが理科に興味を持つ第一歩なのでしょう。
  • 河野晃 杉並区立科学教育センター、
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神奈川県、川崎市。この町に住む、藤原瑞吉さんは模型飛行機作り30年の大ベテラン。でも、ただの模型飛行機ではありません。室内模型飛行機、別名インドアプレーン。この模型飛行機の最大の特徴は、軽さ。一円玉一枚程度の重さしかないんです。材料の段階から、「軽さ」にこだわることによって、少しでも滞空時間を稼ごうという訳です。 藤原瑞吉さんは、インドアプレーンが好きでたまらない人たちの集まり、「日本インドアプレーン」というクラブの中心。日本インドアエアロクラブは、毎月のように工作教室などを開いてインドアプレーンの楽しさを知ってもらおうと活動をしています。 今回の工作教室では 川崎市にある、ろう学校を訪ねました。 生徒たちは初めて見るインドアプレーンに興味津々。しかし、いざ作ってみると大苦戦。藤原さんは同じクラブの仲間、木下哲さんと一緒に生徒たちに手を取りながら教えてあげます。やっと完成!うまく飛んだ子、飛ばない子。でも飛んだか飛ばないかはたいした問題ではないんです。一生懸命一つのことに打ち込むこと、そして純粋に飛行機というものを好きになって欲しい、それが藤原さんが一番生徒たちに伝えたいことなんです。
  • 藤原 瑞吉 日本インドアエアロクラブ、木下哲 日本インドアエアロクラブ、
  • 再生時間 : 14分
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毎回、各地で実験教室や活動を開いている団体、実験グループの活動の様子を丹念に取材しメンバーの苦労や発見を伝える。そして、実験教室での実験発表の場をクライマックスにすることで準備段階から発表までの活動通して得られるメンバーたちの達成感、満足感を視聴者に紹介する。○ 茨城県総和町で工場を経営する峰政夫さん。峰さんは『総和町おもしろ科学の会」のメンバーです。○ 『総和町おもしろ科学の会」、長浜音一さん達が中心になって結成した『おやじの会』から始まりました。「おやじの会」は、親子で楽  しむことを目的とした、地域のお父さん達の集まりでした。現在、峰さんは会長を務め、会をまとめています。○ 峰さんたちは、明日に迫った「科学の祭典」の準備に追われています。峰さんも、お手製の「蒸気機関」を披露します。○ 祭典当日、たくさんの子供たちが集まってきました。どのブースも大人気です。峰さんを中心に「科学の会」のメンバーも   大忙しです。○ 峰さんの実験装置もみんなの注目を集めます。しかし、思うとおりに動いてくれません。どうやら火力が弱かったようです。○ でも、峰さんは失敗から、次に挑戦する問題点を見つけ出しました。○ 峰さんインタビュー
  • 峰 政夫さんについて 茨城県総和町で工場を経営する峰政夫さん。「総和町おもしろ科学の会」の会長として活動している。総和町おもしろ科学の会紹介 「総和町おもしろ科学の会」の前身は、長浜音一さんたちが中心になって結成した「おやじの会」。当時PTA会長だった長浜さんの呼びかけ、地域のお父さん達が集まった会。理科の実験ショーを通じて子供達と触れ合おうという目的だった。「青少年のための科学の祭典」準備 峰さんと「科学の会」のメンバーは、明日開かれる「科学の祭典」の準備に大忙し。峰さんは、仕事の合間に作成した「蒸気機関」を披露する。「科学の祭典」当日 祭典には、多くの子供達が集まった。どのコーナーも大盛況でメンバーも大忙し。峰さんの「蒸気機関」は、屋外での実演。でも、残念ながら失敗に終わってしまった・・・・。これからの活動について 科学の祭典も無事に終了。実験には失敗しましたが、メンバー同様にやり終えた安堵感でいっぱいです。今日の失敗を生かして、子供達が喜ぶような活動を続けて行きます。
  • 再生時間 : 14分
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