ユアン・マクレガー大陸縦断～バイクの旅全10話
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ユアンとチャーリーはナミビアの先住民の住居に滞在し、彼らの治療の儀式に立ち会い、部族の文化に触れる。旅は終わりに近づき、日に日に２人の興奮と感動は高まっていく。そして最終ゴールのケープタウンに到着した一行は喜びに包まれる。
(C)NGCI
ユアン、チャーリー、イヴの３人は、マラウイでユニセフのチャイルドケア･センターの現場を訪れ、地域の子供たちを助けるためのチャリティー活動が、どんな役割を果たしているかを初めて目にした。その後一行はビクトリア滝に到着。チャーリーはザンベジ川で１１１ｍの高さからバンジー･ジャンプに挑戦。しかしユアンは挑戦を断念し、友人を見守ることにする。
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ユアンとチャーリーはルワンダ大統領ポール･カガメの自宅に招かれる。ついにタンザニアとマラウイの国境にたどりついた一行に、ユアンの妻イヴが合流する。２ヵ月も離れ離れだった２人は、抱き合って再会を喜んだ後バイクに乗ってマラウイの地を出発。しかしイヴは砂の上をうまく走ることができないようだ―。
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濁った川を渡るために数時間も奮闘した後、ようやくバイクとスタッフの車は向こう岸へとたどりついた。走り始めたユアンは野生のシマウマを初めて目にして興奮する。一行は国境が閉まる前にルワンダに入ろうと全速力で進むが、道路が閉鎖され車両は迂回を余儀なくする。夜になる前に国境を越えるべく、時間と競争して前進。そこで山岳地帯を越えるユアンとチャーリーは、滅多に見ることのできない野生のゴリラの姿を心に刻む。
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一行はケニアに入った。そこは盗賊が出没することで有名な国。危険な土地だと承知しながらも彼らはテントで夜を過ごし、空腹に耐えかねてヤギを殺して夕食にありつく。バイクに乗れば柔らかい砂に苦しめられ、なかなか前進できない。さらに事態は悪化、なんと彼らの前に現れたのはコンクリートの道ではなく、泥で濁った大きな川だった。川を渡れなければ、今まで来た道を引き返すしかないという苦渋の選択に迫られ２人は―。
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エチオピア国境に到着した一行は税関で止められ、全車両の検査を受けるため一晩キャンプする羽目になる。その夜、猛烈な雷雨が彼らのテントを直撃。激しい雨音を聞きながら眠れぬ夜を過ごした。そんな体験をしながらも、チャーリーとユアンはアフリカに魅了されていく。しかし長時間に及ぶ走行で精神的にも肉体的にも疲労がたまり、ついにユアンがバイクから落ちてしまう。
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ユアンとチャーリーはエジプトの地を走りながら、スケジュール通りにアスワンに到着できるかを心配していた。長期間バイクに乗ることで精神的な疲れが出始めている２人だったが、アスワン到着が遅れれば１週間の足止めとなり、全日程に大きな遅れが出て、関係機関との調整が難しくなることは目に見えていた。苦労の末、何とかフェリーに間に合った一行は猛暑のスーダンに入る。ところが道の状態が悪いため走行テストを行うことになり、その悲惨な結果にユアンはショックを受ける。
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ロマンチックな都市ローマを後にした２人は、アマルフィ海岸に向かった。そこからイタリアの突端に行くため、シチリア島行きのフェリーに乗るのだ。シチリアで数日の休養を取り、バイクのタイヤを交換して、いよいよアフリカ大陸を走る準備が整った。チームは再びフェリーに乗り込みチュニジアを目指す。チュニジアで美しい景色とレプティス･マグナの遺跡を目にした２人は、本格的な旅が始まったことを感じるのだった。
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ついに出発の日がやってきた。ユアンとチャーリーの長い冒険旅行のために、車に乗ったサポートチームもスコットランドの北端ジョン･オグローツに集まった。ここから始まる旅は全員にとって素晴らしい経験となるはずだ。ユアンとチャーリーは、スコットランドのメイ城を出発。２人はこれからの６ヵ月に不安を抱きながらも、スピードも上々、アフリカ大陸に向けて進んでいく。
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出発を控えたユアンとチャーリーは、ロンドンに拠点を構え、数ヵ月間かけて準備を整えていく。まずはケープタウンまでのルート選び。２人にとって新たな挑戦、そして刺激的で印象的な景色の数々が待ち受けているに違いない。そんな中ユアンの妻イヴが、一部の区間に参加したいと言い出した。ユアンは大喜びだが、相棒のチャーリーは不安を感じてしまう―。何故なら、イヴは一度もバイクに乗ったことがないのだから―。
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