カン・マエの音楽が壊れる！ゴヌの力！「ベートーベン・ウィルス」15話から16話のあらすじと見どころ

2011年02月14日21時37分ドラマ

ルミに編曲を任せてオーディションに臨んだゴヌ率いるマウス・フィル！しかし挨拶に立ったゴヌが固まった。審査員席には苦虫を噛み潰したようなカン・マエの顔があった。顔なじみの評論家がゴヌに気づき、カン・マエの弟子かと聞いてもとぼけるカン・マエ。さあ、今回もひと波乱もふた波乱もありそうだ。

今回は第15楽章から16楽章までのあらすじと見どころを紹介。他の回やキャストの紹介はこの「ベートーベン・ウィルス」を2倍楽しむでコーナーで。
韓流αの放送は、全18話を12話に編集して放送。該当するあらすじは、【2倍楽しむ】の各見出しを参考にしてください。

【オーディション～公演直前まで：第15～16楽章までのあらすじと見どころ】

第15楽章　揺らぐ心
イドゥンのフルートが、ゴヌが感じルミが編曲した新解釈のパヴァーヌを奏でた。審査員たちはテンポが速くなっていると話しながらも、「悪くない」と評価はまずまず。しかしここでカン・マエがストップをかけ、楽譜どおり演奏しないゴヌの音楽をこき下ろす。挙句には、自らが指揮をとり、楽譜どおりの演奏を見せつける嫌味なまねまで。その際には難聴のルミまではずす徹底振り。しかし今回はゴヌだって黙っちゃいなかった。カン・マエの音楽も楽譜に忠実ではないと反撃したのだ。他の審査員たちは、スタイルの違いでどちらも良いというものの、カン・マエは頑として認めない。もはやカン・マエの言い分はイチャモンとしか取れない。

問題がおきたのはマウス・フィルだけではなかった。市響は、新市長の就任式での演奏を依頼されるが、もちろんカン・マエは断る。強気のカン・マエだが、やり手のチェ市長がどんな汚い手を使ってくるのか？

今回の一番の見どころは、変わっていく自分を持て余すカンマエだ。そのために、ゴヌへの嫉妬心をむき出しにしたり、ルミに花束を贈るが、その直後とんでもない行動に出たり…。カン・マエは人生の仕上げの時点にこの2人に出会ったことで、自分の音楽が急に変化してしまい、その変化についていけなくなってしまったのだ。これまで積み上げてきたものが壊れ、40歳にしてまた一からやり直すことは出来ないという焦り。そんな焦りが、ゴヌの音楽の邪魔をし、ルミに一方的に別れを告げる。特にルミとの別れのシーンでは、難聴になったことで毒舌という鎧の中に隠したカン・マエの心の叫びまで聞き取れるようになったルミの大きな愛に注目しよう。2人の年の差、15歳。もはや逆転している。そうはいっても、自宅に戻ったルミが、別れ際に「花の代わりにこれを聞いて一人で耐えろ」と、カンマエからもらったスメタナの「わが生涯より」に合わせてEの音を鳴らし続ける姿はあまりに切ない。
カン・マエもまたルミが帰った後、胸の痛みを感じる。一瞬なのでお見落としのないように。恋の痛みはカン・マエから気力も奪ったのかとうとう倒れてしまう。彼を看病したのは、ヒヨンとヨンギ。文句も多いがこの二人は情も篤い。看病の途中ヨンギが、カン・マエの鼻をほじるシーンがある。これは演じたパク・チョルミンのアドリブだろうか？

今回は、他にもヒヨンの夫の浮気や、ガビョンの認知症の進行など、ドラマの最終章に向けていろいろな問題が噴出する。

第16楽章　沈黙の戦い
カン・マエは変わってきたが、ゴヌもまた変わった、いや、変わろうとした。練習に集中しないヒヨン、何度も同じところを間違えるヨンギ、一向に電子バイオリンの癖が抜けないジュヒ…。遂にゴヌがキレた！そんなゴヌをルミが悪いところだけカン・マエに似てきたと指摘。ここでルミがゴヌの一番良いところをいう。さてそのいいところとは？

新市長との確執でカン・マエは辞表を提出しようとするが、市響の楽団員への給料が未納になっていることを知り、新市長の就任式での演奏をやむをえず引き受ける。これまで音楽においては決して妥協しなかったカン・マエは信念を曲げて、チェ市長のいう曲を演奏するのか？「マイウェイ」の伴奏をするのか？そんな時、マウス・フィルのみんなから心のこもったメッセージが届く。このメッセージを1枚ずつ丁寧に読むカン・マエにいつもの毒々しさは消えていた。ゴヌやルミ、マウス・フィルのみんなが見守る中、カン・マエは「4’33”」という音楽で就任式の演奏をやり過ごす。市長を激怒させた「4’33”」とは？

ドラマは、カン・マエとカン・ゴヌという両極端の2人の男性を魅力的に描いているが、ここに来て改めてルミのすばらしさを感じる。ヒヨンを励まし、イ・ドゥンを見守り、ゴヌを助け、カン・マエを労わる。健気なルミの恋が成就するといいのだが…。

いよいよ「市民の日」が近づく。この日はマウス・フィルも出演する公演の日。しかし、まだ演奏は出来上がっていない。前回、まるでミニ“カン・マエ”のようだったゴヌはどういう態度に出るのか？「やっぱりゴヌはこうでなくちゃッ！」という方法で団員たちのやる気を引き出すのでご安心を。この日のゴヌを見ていると童話の「北風と太陽」を思い出す。

遂に公演当日！今度こそトラブルのないようにと、団員の一人がバスまでチャーターして準備をしたが、さすがマウス・フィル…やはりトラブルだ。
ヒヨンは夫の浮気問題で、イ・ドゥンとヨンギは、行方不明のガビョンを探すために約束の時間を大きく過ぎてもやってこない。
すでに、彼らの出演時間が迫っている。3人を見捨てて公演をするのか？3人と一緒に公演を捨てるのか？ゴヌにその選択が任された。ゴヌは空を見上げて、そこに群れを成して飛ぶ鳥の一群を見た。ゴヌの選択は…。

【作品紹介】【「ﾍﾞｰﾄｰﾍﾞﾝ･ｳｨﾙｽ」を2倍楽しむ】

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BROBA「ベートーベン・ウィルス」動画配信ページ
　（2011年2月現在BROBAで大好評配信中）
フジ韓流α「ベートーベン・ウィルス～愛と情熱のシンフォニー～」番組ｻｲﾄ
　（2011年2月1日～17日放送）
ニコニコ韓流アワー『ベートーベン・ウィルス」視聴ページ
　（2011年5月11日より生配信開始）
nikodo君
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