正見妃の最期、スロの時代到来!「鉄の王キム・スロ」第28話あらすじと見どころ-BSフジ

2011年05月03日11時03分ドラマ
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シングィガン(神鬼干)は天命館に行き、神託の象徴である神物の卵を壊す!神物が壊されたことに怒ったチョンギョン(正見)はシングィガンの罠にはまる。第28話は激動の半生を送ってきたスロの実母チョンギョンが最期の瞬間を迎える。

シングィガンは神物の卵を壊すことで、神託など存在しないことを示そうとしたのだ。まんまとシングィガンの罠にはまったチョンギョンは、スロを守るため敵の矢を盾となって受け止める。死の淵にいるチョンギョン…スロはまだ彼女を母として受け入れていなかった。果たしてスロは実母の死をどのように看取るのだろう?イジンアシとチョンギョンとのわだかまりは解けるのだろうか?チョンギョンはスロとイジンアシに謝り、「クヤ国がスロを必要としているのだから、王座が苦難の道であっても受け入れなさい。…そして弟のイジンアシを守ってやりなさい」と遺言を残して波乱の生涯を閉じる。チョンギョンの最期の言葉にイジンアシへの愛情が込められていたことにホッとした筆者だった。

天君夫人として三韓に名を轟かせたチョンギョンが亡くなった今、一日も早くスロを王に立て、サロ国など外国からの脅威に備えたいところではあるが、肝心のスロは悲しみに暮れ意欲を失っていた。ここでスロを支えたのがまたまたファンオクだ。もはやスロの人生でファンオクはなくてはならない存在。彼女は、チョギョンの生前の願い「スロの傍で恋人のように母親のようにスロを支えてほしい」という言葉をみごとに実践している。
少々頼りのない一面も見せたスロだが、母の葬儀に際していかにもスロらしいエピソードが演出されている。生前仕えた者と一緒に埋葬する“殉葬”を行わないという選択だ。ドラマ2話、3話を思い出す。幾多の不幸がスロを襲ったが、スロはあの頃から何も変わっていない。常に弱き者の側に立ち、正義を見つめ、悪習を絶つ、まさに王になるべく生まれてきた人物だった。

イジンアシと母チョンギョンの遺言に背中を押され、ついにスロが王への道を一歩踏み出した。最終回まで後4話、スロがどんな王になるのかどうぞお見逃しなく。

サロ国や楽浪国から弔問団が続々と駆けつけた。ついにスロの時代の始まる…。

kandoratop【作品詳細】【「鉄の王 キム・スロ」を2倍楽しむ】

「キム・スロ」韓国公式サイト(話題の1分動画視聴)
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