11月1日、NHK総合の“よる★ドラ枠”で放送中の「ビターシュガー」は第3話を放送、3人の女性の恋模様を綴る大人のドラマとして注目を集めている。「セカンドバージン」のヒット以降、大人の女性へとターゲット層を絞った事で放送枠に固定ファンもつく程の人気となっているドラマ10は、公式サイトとの連携も人気の理由の一つとなっている。

最近女性誌などで見かけるようになった言葉、「オトナ女子」がまさにこのドラマの視聴者層であろう。幾つになっても色々な形で訪れる恋を描いた作品は、9時台のドラマにありがちな王道の恋愛物とは違うところが魅力だ。本来ならばあまり触れたくは無い女性の年齢について逃れることなく、リアルに描いているところも熱烈な視聴者を生むポイントだ。
第3話では市子（りょう）、まり（和久井映見）、奈津（鈴木砂羽）それぞれが男性への想いで行き詰まりを見せる。いずれも実力派の女優を配して落ち着いた雰囲気でじっくりとストーリーが追える上に、公式サイトでは各回放送後に5分ダイジェスト動画も配信することから途中からの視聴にも対応、一度見た人もストーリーをさらう事で次回が見やすい配慮がされている。
その他にもスペシャルコンテンツ「ビターシュガーな人々」が用意され、まるで女性誌を読む感覚のような丁寧な作りのテキストコンテンツも充実している。ここでは原作者の大島真寿美や出演者への放送直前インタビュー、特別企画「女優たちの座談会　前・後編」、ドラマ内に登場する映画を紹介する「市子の試写室」、ドラマの見どころを毎週紹介する「脚本家・今井雅子の四十にして不惑女（マドワゼル）」などかなりのボリュームだ。掲載される写真もアートを意識したおしゃれな作りで、かなり気合の入った完成度が見られる。今後は出演者たちによる放送開始後のインタビューも掲載される予定だ。

ドラマ10「ビターシュガー」は1日（火）よる10時55分から放送。予告動画および各回ダイジェスト動画は番組公式サイト「NEXT　次回予告」で視聴出来る。

NHKよる☆ドラ　BitterSuger

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