ソンモの裏工作で“三韓統一”年というヒントを得たホン会長は、みごと工事の権利を勝ち取った！ミヌにとっては大失態を見せてしまったが、父ピリョンがなんとかホン会長から工事の権利を奪おうと画策するなかで、ミヌはついにその方法を考え付く！「ジャイアント」は、BSフジにて毎週月～金の昼13時5分から放送、番組サイトには名場面の画像がフラッシュ映像で公開されているので、チェックしてみよう。作品公式サイトでは、感動の予告動画や相関図が公開されている。

さて、ミヌが部下と一緒にホテルにまで泊まりこんで算出したぎりぎりの入札価格だが、彼は、この価格を新羅が三韓統一（三国統一）した年に定めている。こちらの年表があるので確かめてみよう⇒韓国歴史年表
676年、つまり676億円がミヌが決めた入札価格だった。そこでホン会長は、それより5千億ウォン低い675億5千ウォンで落札したのだ。
そして13話からはミヌの企みでまたもやどんでん返しとなる。大陸vs万宝の決着はどうつくのか？

ところで、ミヌが三国統一を言う言葉を口にすると思い出すドラマがある。彼（チュ・サンウク）は、「善徳女王」で善徳F4の一人ウォルヤを演じている。このドラマは三国統一を目指す新羅の女帝の物語で、何やらここに制作サイドのサービス精神をたのは筆者だけだろうか？

■13話あらすじ
大陸建設から工事の権利を奪うため、ピリョンはホン会長を経済的に追い込み、工事を自発的に辞退させようと画策する。ミヌの発案で地下鉄路線を変更したため、ホン会長は窮地に陥る。
一方ピリョンは、テソプに子供たちの縁談を進めようと提案する
。積極的なピリョンに対してテソプは乗り気ではない。しかし、表面だって断ることもできずにいた。この縁談話を知ったガンモはショックを受ける。ジョンヨン自身ももロイヤルクラブで酒を飲み、ガンモに政略結婚は嫌だと呟く。そんなジョンヨンの姿を見たクラブの社長ユ・ギョンオクは、彼女が捜し続けていた娘だと気づき人知れず涙を流す。
酔ったジョンヨンを連れ帰るガンモ。ジョンヨンを寝かしつけながら、ガンモは初めて自分ンお本心を呟く。
政界入りを目指すピリョンは、選挙資金をテソプに無心するが拒否され激怒。対抗馬となるミン・ホンギの弱みを握るホン会長が持つ裏帳簿を手に入れようと、ホン会長を拘束する。このホン会長の拘束に絡んで、懐かしい一人の人物が登場する。その人物とは…。

■第14話あらすじ
ピリョンは建設代表協会の会長らを部下に連行させ、テソプまで捕らわれた。父テソプとピリョンとの関係を知らなかったジョンヨンは、父がピリョンに金を貢いでいたことを知りショックを受け、ミヌに政治資金も提供し、政略結婚もするからと父の救命を頼み込む。しかし、これには陰謀がうずめいているはずと、ミヌを信じるなとジョンヨンにいい、自らがテソプ会長が連行された理由を調べるのだった。
事態を知ったオ議員はピリョンを呼んで怒鳴りつけるが、ピリョンは平然と、裏献金から自分たちが逃れるため、ホン会長から直接、金を受け取ったミン局長を犠牲するので、自分に一任してほしいという。窮地に立たされミン局長は、ソンモのアドバイスで、どうにかホン会長を取り返すことに成功する。しかし、もはや誰も信用できなくなったホン会長は、ミン局長にも裏帳簿のありかを明かさなかった。ソンモは入札価格を教えたのが自分だと明かし、ホン会長と自分との関係は誰も知らないから、自分が帳簿を預かると申し出る。
裏等簿を探すためにホン会長夫人に会ったガンモは、中央情報部に夫人や家政婦のミジュまで連行される様子を見、そのあとある日記をみる。その日記とは…。
帰宅したジョンヨンはガンモにミヌと結婚するしかないという。これも仕事と割り切るジョンヨンに、ガンモは何と答えるのか？
そして翌日、ホン会長の元に出向いたガンモは、家政婦（ミジュ）の勘違いから、とんでもない目に遭うのだった。

C)SBS■15話あらすじ
ホン会長は裏帳簿をソンモに渡すつもりだったが、ミジュが勘違いして先についたガンモに渡してしまった。遅れをとったソンモに腕を撃たれたガンモは負傷し、同僚で友人のシドクに行方を知らせる。駆けつけたジョンヨンはガンモを介抱し「自分の幸せを考えてほしい」と言うが、ガンモは「そばを離れない」と告げる。「13歳の時から…」この後のガンモの言葉が、何よりもジョンヨンに対する深い愛を物語っていた。
ミヌとジョンヨンは両家の顔合わせをすますが、ジョンヨンはミヌに心を開かない。ミン・ホンギが手にした帳簿はオ・ビョンタク議員やハン・ミョンソク都市局長の前で焼かれるが、ピリョンはコピーがあると見抜き、入院したホン会長を見張らせる。精神障害者を装うホン会長はミジュの協力を得て退院し、車椅子生活を送る妻を済州島に逃がす。これまで散々ミジュの手を焼かせたホン会長夫人だったが、別れの時、ミジュ名義の通帳と印鑑を渡す。真心でつくしたミジュはホン会長から信頼され、夫人から愛されていたのだった。ミジュが帳簿のコピーを持っていると睨んだソンモとガンモはそれぞれミジュの行方を追う。

■16話あらすじ
バスガイドになったミジュを追って31ビルまで来たガンモは、そこでようやく彼女が生き別れた妹だと気づく。涙の再会を果たした二人はミジュの部屋に帳簿を取りに行くが、すでにソンモによって持ち去られた後だった。ソンモはホン会長を訪ね帳簿を返却する。
一方、ミヌとジョンヨンの結婚の準備は着々を進む。しかし、本心からジョンヨンを憎からず思っているミヌに対して、ジョンヨンは全く素っ気ない。あくまでも政略結婚の姿勢を崩そうとしない。それでも社員の前ではそれらしく振舞うジョンヨンは、酔って抱えられるようにミヌに送り届けられる。ここでミヌのジョンヨンに対する本心が見られる。彼にとっては政略結婚ではないのかもしれない。だからこそ、出迎えたガンモとミヌの間に火花が散った。
ミジュとの兄妹の再会を果たしたガンモは、できる限りの愛情でミジュに接した。13歳から唯一の家族として守ってきたジョンヨンが去ろうとしている今、ミジュはガンモの救いであり癒しの存在だった。しかし、それもほんの束の間のことだった。
帳簿がホン会長の手に渡ったことを知ったジョンシクが、会長の別荘へ向かい、帳簿を奪おうと揉み合ううちに会長を死なせてしまう。咄嗟にガンモの仕業に見せかけたジョンシクは帳簿を持ってその場から逃走する。ミヌとジョンヨンの婚約式の日の夜、ガンモはホン会長殺人容疑で逮捕されそうになるが、ジョンヨンの助けでその場を逃げ出す。ジョンシクは犯行を知られたソテに大金を渡し…。

やっとガンモとミジュは兄妹として再会できたが、いまだソンモは敵対する相手となっている。いったい3人が兄妹として抱き合うことができるのはいつになるのか？
また、いよいよピリョンの狂気の歯止めが利かなくなる。ここから最終話まで、視聴者はピリョンの狂気についていけるか！

（ｃ）SBS「ジャイアント」は、1月12日（月）より毎週月～金の昼13時5分から、BSフジにて吹替え版で放送。
DVDは2012年1月18日より、ポニーキャニオンから発売。DVDレンタルは昨年12月21日から始めている。
感動の予告動画は、Ponycanyon「ジャイアント」公式サイトで公開中。

「ジャイアント」公式サイト
BSフジ「ジャイアント」番組ページ

　【「ジャイアント」を2倍楽しむ】

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■作品紹介
・制作：SBS、2010年
・話数：全60話
・脚本：チャン・ヨンチョル(『大祚榮』)
・演出：ユ・インシク(『外科医ポン・ダルヒ』)
・出演：イ・ボムス、チュ・サンウク、パク・ジニ、ファン・ジョンウム
(C)ＳＢＳ

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