第一章も後半に入った第21話、第22話でドラマ冒頭に戻り、いよいよ「太祖王建」は本格的なストーリー展開をみることになる！ワンゴン20歳、いよいよワンゴンの活躍が始まる……作品公式サイトには予告動画と主役のチェ・スジョンのコメント動画が、番組公式サイトには相関図と各話のあらすじが公開されている。

第23話：主君の座
ワン・リュンは、息子のワンゴンに己の心の中を看破され、ついにその時が来たとワンゴンに城主の座を譲り、服従の意を伝えに鉄円（チョルオン）を訪れる。クンイェは、立派に成人したワンゴンを見て大いに喜ぶ。酒宴の席でワン・リュンは、“松嶽（ソンアク）に王都が建つ”というトソンの予言を包み隠さず語り、海に面した松嶽を首都に定めるよう提案して信頼を得ようとする。しかし、警戒心の強いチョンガンによって、ワン・リュンは金城（クムソン）の長官に任命され、ワンゴンと引き離されることになる。
一方、百済の再建を目指して領土を巡視するキョンフォンは、ヤンギルに手を差し伸べるが、ヤンギルはそれを拒絶する。

第24話：皇后
松嶽（ソンアク）城主となったワンゴンは、王宮建設を進め、工事現場に現れたヌンサンとパク・スリを迎え入れる。
一方大王となったクンイェは、各地の家臣らを集めて盛大な法会を行う。チョンガンは、国家体制をより強固にするため、クンイェに皇后を迎えるよう提案する。当然のごとく、それを拒否するクンイェだが、法会の席で出会ったある女性を見て、貴人の相（尊い地位に上るべき人相）だと大称賛する。これを見たチョンガンとウンブは、すかさずこの女性を据えようと考えるが、松嶽の視察に訪れたウンブは、彼女がワンゴンの許嫁（いいなずけ）ヨンファであるという事実を知る。結ばれるはずだったワンゴンとヨンファは、この時から運命のいたずらにもてあそばれることとなるのだった。

第25話：義兄弟の契り
ワンゴンの父ワンリュはどんどん弱り、クンイェは二人を引き離したことを後悔していた。
一方ヨンファは、必死で自分の思いを伝えるが、ワンゴンはそれに応えられず苦しんでいた。そんな二人の関係を見透かすかのように、チョンガンはカン長者にクンイェとヨンファの縁談を持ちかけ、さらにウンブも近隣の豪族たちに圧力をかけるなど、ヨンファを皇后に迎えようと着々と準備を進める。
そんな中、ワンゴンの人柄に魅せられたユ・グムピル、ヌンサン、パク・スリの三人は、ワンゴンと義兄弟の契りを結んで忠誠を誓った。
するとそこに金城（クムソン）から父ワン・リュン危篤の急報が舞い込む。急いで馬を走らせるワンゴンだが…。

第26話：別れ
父危篤の知らせに急いで金城へ向かったワンゴンだが、一歩間に合わずワン・リュンは息を引き取った。父の死を看取ることができなかったワンゴンは涙し、母は仏門に入るといい、ヨンファとの結婚は、ワン家の将来に足かせとなると反対した。
キョンフォンが完山州（ワンサンジュ）を新たな都として整備する中、松嶽の王宮が完成し、遷都の準備が始まった。度重なる家臣たちの訴えに、ついにクンイェもヨンファとの結婚をしぶしぶ認める。結婚の話を偶然聞いてしまったヨンファは、ワンゴンのもとへと駆けつけるが、愛情よりも君主への忠誠が大事だと答えるワンゴンに失望し…。

ⓒ2008 KBS All rights reserved第27話：遷都と国婚
松嶽に遷都したクンイェは、官職を発表し、本格的に国家体制の基盤を築いていく。ワンゴンは、将軍に相当する精騎大監に任命されるが、さらに、チョンガンの策略により、クンイェとヨンファの国婚を取り仕切る執事役に選ばれる。ヨンファを想い涙するワンゴンだが、ワン家の将来のためには、ヨンファを憐れみながらもどうすることもできないでいた。
そのころ、クンイェの結婚を知って激怒したヤンギルは、キョンフォンに援軍を要請した。
そんな中、依然としてクンイェとの結婚を拒み続けるヨンファのもとに、ついに国婚の礼物と令書を持って、ワンゴンが訪れる。

ドラマ「太祖王建」は、BS朝日-韓流モーニング枠で月曜日～金曜日の毎朝9から放送。

BS朝日「太祖王建」番組サイト（相関図など）
「太祖王建」DVD公式サイト（予告動画）

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