チェ・ウンの恥辱の交渉の結果、ワンゴンがキョンフォンに頭を下げることで果たしたつかの間の和平！今回紹介する151話～155話では、チェ・ウンとワンゴンの涙の演技が見どころ……作品公式サイトには予告動画と主役のチェ・スジョンのコメント動画が、番組公式サイトには相関図と各話のあらすじが公開されている。

テレビで放送している話数とは異なるので、それぞれサブタイトルを参考に！今回はテレビ放送の135～139話までの紹介となります。

■第151話「解決策」
ときは926年。チェ・ウンは、キョンフォンにワンゴンの頭を下げさせたことに責任を感じ、断食して死ぬ覚悟でいた。それを知って、初めはチェ・ウンを非難していた武将たちも態度を軟化させ、ワンゴンもチェ・ウンのもとを訪れる。ところがウン家は忌中となっており、ワンゴンはウンが死んだのかと慌てる。ワンゴンの強い説得により、ようやくチェ・ウンは朝廷に復帰する。後百済が新羅への侵攻を着々と準備しているにも関わらず、高麗が何も手を打てずにいることをもどかしく思う武将や文臣らに対してチェ・ウンは、後百済から来ている人質のチノを殺害し、ワンゴンの従弟ワン・シンが死ねば、この行き詰まった状況を打開できると説明する。

■第152話「さらば弟よ」
チェ・ウンの作戦は、後百済の人質チノを殺せば、向こうも高麗のシンを殺すはず。そうなれは高麗の武将たちが望む戦争に突入できる。何とも大胆かつ明瞭な作戦だ。
チノの殺害を示唆されたユ・グムピルらは、悩んだ末に、ワン・シンの兄でチノを預かっているワン・シンニョムに相談を持ちかける。弟1人の命が高麗再建のために役に立つと悟ったワン・シンニョムは、さっそく酒席にチノを呼んで、その場でチノを毒殺する。高麗軍の再起がワン・シンの命と直結していることを憂慮するワンゴンは、チノの死に驚愕するが、周囲は持病による急死と処理をして、後百済にチノの急死を伝える。人質の急死に納得できないキョンフォンは…。

■第153話「崩れた和平」
チノの急死を知って驚愕するキョンフォンは、ひとまずワン・シンを捕らえ、高麗から遺体が到着するのを待つ。同時に、新羅につながる各戦線へシンゴムやクムガンら太子たちを送るが、それに関連してヌンファンが世継ぎの問題を持ちかけ、キョンフォンの怒りを買う。そんな中、チノの遺体が到着し、検死の結果、毒殺と判明。チェ・スンウの説得も聞き入れず、キョンフォンはワン・シンの処刑を決めるが、ワン・シンは死の前に高麗に向かって礼を捧げたいと願い、この命と引き換えにワンゴンの大成を願い、舌を噛んで自ら命を絶つ。驚くキョンフォンだが、シンの潔い態度をほめ、遺体を高麗に送る。遺体を受け取ったワンゴンは、冷たくなった従弟シンの姿をみて溢れる涙を止めることができない。

■第154話「偽計」
ワン・シンの貴い犠牲をもとに、927年、新羅と同盟を結んだ高麗は長い沈黙を破って龍州と大耶城へと出陣する。一方の後百済軍も、激戦が予想される龍州にはクムガン太子を、守りの大耶城にはシンゴム太子をそれぞれ送るが、シンゴム軍には皇帝の軍旗を持たせて、あたかもキョンフォンが大耶城にいるように見せかけ、その隙にキョンフォンの本軍は、後百済と密通した新羅の豪族たちの領地を抜け、高鬱府城へと進軍する。ところが、大耶城に入ったシンゴムは、城は安全だと油断して酒盛りを始めてしまう。そして兵士たちにも酒をふるまい、その隙に同盟を結んだ新羅のキム・ラク軍に大敗を喫してしまう。またもや負け戦となってしまったシンゴムは…。

■第155話「真の狙い」
大耶城を奪われたシンゴムは、腹違いの弟のクムガンに援軍するのは面子が丸つぶれ、そうはいっても城を取り戻せないと父キョンフォン王から大叱責を受ける。苦悩の末、龍州に駐屯中のクムガンに救援を頼むが、クムガンは、大耶城陥落の報告を受けて激怒しながらも、腹違いの兄のために大耶城救援に向かう。しかしその途中でペ・ヒョンギョンらの軍の奇襲を受ける。
一方、新羅の景哀王は、大耶城陥落を祝って酒宴を催す。生涯をかけて手に入れた大耶城がわずか一夜で高麗に奪われ、さらには龍州までもが敵の手に落ちたと知って、落胆を隠せないキョンフォンだが、小事を捨てて大事を取れというチェ・スンウの勧めに応じて、ついに新羅の都、徐羅伐（ソラボル）への玄関、高鬱府城に到着する。

■見どころ
第151話のチェ・ウンの誠実さとワンゴンの必死の説得の場面。ワンゴンの願いを聞き入れないウンに、三国志の劉備と曹操の話を引き合いに出して説得するワンゴン。また、復帰したウンの作戦で、人質に出した従弟シンの冷たくなった遺体を迎える153話のシーン。この二つのチェ・スジョンの男泣きのには、視聴者も涙腺決壊のはず。チェ・ウンを演じたチョン・テウの誠実な演技にもみごとだし、キョンフォン役のソ・インソクのいつもながらの人間味あふれる名演技など、人間ドラマとしての見どころも満載なのでどの回もお見逃しなく。

ドラマ「太祖王建」は、BS朝日-韓流モーニング枠で月曜日～金曜日の毎朝9から放送。
※全200話のオリジナル版で紹介しているため、テレビの話数と異なります。サブタイトルを参考にしてください。

BS朝日「太祖王建」番組サイト（相関図など）
「太祖王建」DVD公式サイト（予告動画）

　【「太祖王建」を2倍楽しむ】

PR
「太祖王建」関連商品や新商品情報をチェック

ナビコンスタッフおすすめ商品をご案内します