天才たちの男の友情…「礼成江の奇襲~運命の勝負」まで、「太祖王建」第176-180話のあらすじと見どころ

2012年10月04日09時45分ドラマ
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いよいよ最終章へと突入前の今回は、チェ・スンウとチェ・ウンとの天才対決と、天才同士にしかわからない男の友情がみどころ!今回は176話~180話までのあらすじと見どころを紹介、作品公式サイトには予告動画と主役のチェ・スジョンのコメント動画が、番組公式サイトには相関図と各話のあらすじが公開されている。

テレビで放送している話数とは異なるので、それぞれサブタイトルを参考に!今回はテレビ放送の160~164話までの紹介となります。なお、オリジナル話数200話を180話に編集しで放送予定だったBS朝日の「太祖王建」は、184話に変更されました。

■第176話「礼成江の奇襲」
商船に偽装して礼成江(イェソンガン)へ入り込むシンゴムの軍に高麗は気づいていない。かつては三国最強を誇った高麗水軍も、長年の油断からその軍力をすっかり失っていた。シンゴムからの合図を受けた後百済艦隊は接岸し、油断してすっかり寝入っている高麗軍を斬り捨て、火と石砲を使って奇襲をかけ、高麗軍は一瞬のうちに壊滅してしまう。それと同時に後百済艦隊は、貞州や塩州などの沿岸地域を次々と陥落させてゆく。
その頃ワンゴンは西京で夢を見ていた。自分の身代わりとなってくれたシン・スギョムが夢に現れ、ワゴンに危険を知らせるのだった。
一方、松嶽に残っていた一同は、後百済軍の突然の襲撃に驚愕し、急いで西京に滞在中のワンゴンのもとに伝令を送るが、そんな中、病を押して駆けつけたチェ・ウンは、礼成江の奇襲作戦は、チェ・スンウが建てたものだろうと推理し、いったん皇宮を敵軍に明け渡すことを勧める。
チェ・スンウとチェ・ウン、二人の天才の知恵比べだ。

太祖王建■第177話「皇宮蹂躙」
ついに松嶽の皇宮に入城を果たしたシンゴムは、ワンゴンの首を取るべく必死に探すが、ワンゴンは西京に出向いていて不在だという事実を知って落胆する。そして、防衛軍に備えて軍を再整備するため、後百済軍は夜明けの前に礼成江の港へと退却し、皇宮内の被害はなんとか最小限に抑えられたものの、シンゴン軍が商船に偽装して潜入してきたこと、そして敵軍が皇都に侵入し水軍が壊滅したという知らせを受けて、ワンゴンは西京から急遽帰還する。一方、勝利に沸く後百済軍の陣営の片隅でチェ・スンウは、チェ・ウンに面会を求める手紙を送る。スンウはウンの寿命がもう長くないのを予感し、死ぬ前に自分に会いたがっていると理解し港で会うことを承諾する。

太祖王建■第178話「軍師たちの友情」
西京から松嶽に戻ったワンゴンは、その惨状に愕然とする。自らの一瞬の油断がこの事態を招いたと自らを責め立てる。そしてすぐさま水軍の再編成をする。
一方、病の身を押してチェ・スンウの招きに応じたチェ・ウンは、チェ・ジモンを連れて後百済軍の陣営を訪れ、数々の貴重な対話を交わす。天才同士の対面で互いの運命を知る二人は、ウンの命の火が間もなく消えること、スンウの命も長くないことを知っている。そんな中、圧勝で気を良くしたシンゴムは、余勢を駆って高麗水軍の残党を討つため、チェ・スンウらが止めるのも聞かず、大牛島への進撃を計画する。シンゴムとしては、ワンゴンの首を取り損ねたので、ユ・グムピルを生け捕りにしようと思っていた。これに対して、鵠島に流されていたユ・グムピルは、後百済艦隊を迎え撃つ準備を進める。

太祖王建■第179話「チェ・ウンの死」
シンゴム率いる後百済艦隊は、海を松明でこうこうと照らして鵠島のユ・グムピルを威嚇する。司会迎え撃つユ・グムピルは、平然として誘引策と火攻めにより、わずか数隻の漁船でシンゴムの後百済艦隊を壊滅させる。一晩のうちに全てを失ったシンゴムは落胆を露わにする一方、罪人の身でありながら高麗を危機から救ったユ・グムピルに対して、高麗朝廷では赦免の気運が高まる。そんな中、チェ・ウンの病状が悪化したと聞いたワンゴンは、急ぎチェ・ウンの屋敷へと向かうが、チェ・ウンは数々の言葉を残して息を引き取ってしまう。

太祖王建■第180話「運命の勝負 」
運命の勝負 ワンゴンはチェ・ウンの屋敷に到着するが、一歩間に合わず、チェ・ウンは座って目を見開いたまま息を引き取ってしまう。一方、後百済では、新たな戦略地として運州への進撃を決める。キョンフォンの背中に腫瘍が見つかり、医師のフンギョムは出陣を止め、チェ・スンウもまた時期尚早として反対するが、決意の固いキョンフォンは運州へと出陣する。これに対してワンゴンも、赦免され復帰したユ・グムピルを総司令に据え、自ら運州に向かう。

ついに天才ウンの命が尽きた。幼くして五経に通じたことが朝廷の耳に入り、わずか14歳にして出仕し、クンイェ、そしてワンゴンに仕えた。演じたのはチョン・テウ。1982年生まれの彼は、ベテランと呼ぶにはまだ若いが、6歳で映画に出演した彼は、「王と妃」(98年KBS)、「女人天下」(01年SBS)、「大祚栄」(06年KBS)、「王と私」(07年SBS)など時代劇の王子役としてよく登場している。最近では2011年~2012年に渡って放送されたKBSの「広開土太王」の第一王子役で、素晴らしい演技を見せてくれた。

さあ、次回からはいよいよ最終章へと突入する。

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ドラマ「太祖王建」は、BS朝日-韓流モーニング枠で月曜日~金曜日の毎朝9から放送。
※全200話のオリジナル版で紹介しているため、テレビの話数と異なります。サブタイトルを参考にしてください。

BS朝日「太祖王建」番組サイト(相関図など)
「太祖王建」DVD公式サイト(予告動画)

kandoratop 【「太祖王建」を2倍楽しむ】

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