廃王の挙兵!高麗に二つの太陽が…「武人時代」第31話~35話あらすじと見どころ、予告動画

2013年02月21日17時00分ドラマ
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BS日テレで好評放送中のドラマ「武人時代」第31話~35話では、3年間流刑地にいた廃王、毅宗がキム・ボダンの反乱に立ち上がる!また、ウィバンの忠臣ウィミンにも大きな転機がやってくる… DVD公式サイトには予告動画が公開されている。高麗時代のドラマを初めて視聴される方は、【「武人時代」を2倍楽しむ】の「(1)ドラマの紹介と時代背景」に、「ドラマで辿る韓国の歴史‐高麗時代①、②」を更新したのでチェックをお忘れなく。
赤文字は、ドラマの見どころやドラマ視聴に役立つ情報。

■第31話:廃王の挙兵
1173年8月、キム・ボダンが反乱を起こし、毅宗(ウィジョン)が巨済県(コジェヒョン)を脱出する。流刑されて3年後のこと。日照りが3年も続き人肉を食べる者が現れるほど民は困窮し現勢力を恨むものや、長く在位した先代王を慕う民と、武臣への反感の強い豪族らの歓迎を受け、毅宗は東京(慶州=キョンジュ)に入る。毅宗を傷つければ逆賊になると、乱の討伐に及び腰な老将軍らを尻目に、チョ・ウォンジョンがキム・ボダン討伐の先鋒となる。一方、相変わらずウィバンからの声がかからないパク・チュニはイ・ウィミンに愚痴る。
自らが廃位するしかなかった我が子の反乱と言うことで、さすがの王太后もショックを受け、寝込んでしまう。そんな折、ギュンの愛しいイム氏が王都に戻ってきて、ギュンと密会する。
チェ宦官らは反乱に加勢して武臣を追放した後、キム・ボダンも始末しようと画策するが、街中に檄文が張られたことで、イ・ジュニは朝廷に内通者がいると睨む。
貧困に苦しむ民たちをみて徐羅伐へ向かう毅宗は、在位中の愚王の時とすっかり顔も声も変わった。母である王太后は毅宗を2回見捨てたことになる。一度は太子の時、王材ではないと毅宗の即位を反対。そして2度目は廃位…。3度目がないといいのだが。

■第32話:収賄事件
チョン・ジュンブはイ・ウィバンに、毅宗を殺害するしか手立てはなさそうだと相談するが、実行するのは難しいと悩む。チョ・ウォンジョンがキム・ボダンの軍勢に苦戦する一方、毅宗を処刑すべきだと考えた恭睿(コンイェ)太后も、ウィバンに対して、娘を太子妃として迎える代わりに、毅宗の暗殺を要請する。ウィバンはウィミンに毅宗の暗殺を指示。ウィミンは、いよいよウィバンが自分を見捨てるのかと悩む。その帰り道、ウィミンを待ち伏せしていたトゥドゥウルは、「鶏林(ケリム)の王に挨拶する」と言って土下座する。
久々の火矢を使った戦闘シーンが見られる。ところで毅宗は、出迎えた民たちの悲惨な姿を見ても、相変わらずの様子。王太后と明宗があれほど苦しんで決意した内容も知らず…。さて、太子妃として迎えるというウィバンの娘。演じたのは超売れっ子のパク・ウンビンちゃん。「太王四神記」ではキハ(タムドクの初恋の人)の少女時代、「千秋太后」ではファンボ・ソル(獻貞王后、千秋太后の妹)の少女時代を演じた。「善徳女王」「階伯〔ケべク〕」などでは可憐な乙女だが、本作ではこんなにもあどけない。

■第33話:殺害か護衛か
毅宗の暗殺を命じられたら、イ・ウィバンは反逆者の汚名をそそぐために易姓革命を起こすだろうと、恭睿太后に脅しをかけるムビ。果たしてどんな要求を突き付けたのか。そんな中、暗殺指令に悩むイ・ウィミンは、黄龍になりたければ徐羅伐(ソラボル)に行けと言うトゥドゥウルの言葉を受けて、慶州(キョンジュ)(徐羅伐(ソラボル))に向かい、かつて自分に仕えていたブルと再会を果たす。一方、ウィバンは、ウィミンを慶州(キョンジュ)に派遣したことを報告するが、明宗(ミョンジョン)は毅宗(ウィジョン)の護衛のためかと問いただす。ジュンブは、毅宗殺害を言っておきながら、この機をチャンスとばかりに、王の言葉通りにするのが臣下の道とウィバンに告げる。
かつて自分をイビっていた王太后にここぞとばかりに脅しをかけるムビのしたたかさに注目。“易姓革命”とは第12話でイ・ゴがウィバンに言った革命。こちらで解説。今回から本格的にブルが登場。演じたのはチョン・フンチェ。「太陽人イ・ジェマ」でジェマの右腕のドギョンを演じた体格のいい俳優だ。

■第34話:徐羅伐(ソラボル)の記憶
チョ・ウォンジョンがキム・ボダンを捕らえて凱旋し、明宗は乱の鎮圧に軍功を挙げた将軍たちに宴会を催す。一方、ウィバンは、毅宗の処遇について態度を二転三転させるジュンブを問いただす。そんな中、若い頃、兄と共に見せしめとして捕らえられ、父の懇願によってただひとり放免されたという、徐羅伐での苦い思い出を回想するウィミン。一方、現地の豪族たちはウィミンを恐れ投降。これを受けて、ウィミンは毅宗のいる官舎に火を放ち襲撃、徐羅伐を陥落する。毅宗は、豪族たちの裏切りを知り睨みつけるが、ウィミンは馬を下りて…。
今回は、ムビの天女のような美しい水浴びの姿が見られるのでお楽しみに。また、ウィミンの哀しい出自も回想シーンで見られるのでお見逃しなく。

■第35話:黄龍の野心
馬から下りたウィミンは、なんと毅宗を護衛に来たというが、毅宗は、武臣たちの意のままの弟(明宗)がそんな命令を出すはずがないと見ぬく。一方、キム・ボダンと内通した宦官が拷問され、再び朝廷が荒れたらと不安の声が上がる。イ・ウィバンは、自分に一言の相談もなしに事を進めるチョン・ジュンブや重房の将軍らと反目を深める。そんな折明宗はウィバンに毅宗保護の意思を改めて伝え、王太后やウィミンの妻からも話があり、混乱する。そんなウィバンの元にムビが現れ、重房に屈服するなと叱咤する。
一方、毅宗から慶州を拠点に挙兵しようと誘われたウィミン。夢の中でトゥドゥウルから、己の野心をごまかすなと言われたウィミンが、毅宗と二人きりで対面する。
さあ、流刑地に出発する日。ウィミンはどんな答えを出すのか?次回をお楽しみに!

「武人時代」は、月~金の毎日16時から、BS日テレで大好評放送中。予告動画はDVD公式サイトで視聴できる。

「武人時代」DVD公式サイト
BS日テレ「武人時代」番組サイト
 ※2013年1月11日(金)より月~金の毎日16時から、BS日テレで放送中。

kandoratop  【「武人時代」を2倍楽しむ】

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■作品紹介
・放送:KBS、2003年2月8日~2004年8月15日
・話数:全158話
・演出:シン・チャンソク、キム・ソングン
・脚本:ユ・ドンユン
・キャスト:
 李義方(イ・イバン):ソ・インソク
  牽龍軍・隊正→牽龍軍・行首(散員)→大将軍、殿中監、執奏 武臣政権第1の執権者
 鄭仲夫(チョン・ジュンブ):キム・フンギ
   牽龍軍・隊正→上将軍→参知政事 武臣政権第2の執権者
 慶大升(キョン・デスン):パク・ヨンウ
   武臣政権第3の執権者
 李義旼(イ・ウィミン):イ・ドックァ
  牽龍軍・別将→中郎将 武臣政権第4の執権者
 崔忠献(チェ・チュンホン):キム・ガプス
  武臣政権第5の執権者

■DVDレンタル情報
~第1章 武臣政権の幕開け~
~第2賞 イ・ウイバン執権時代~
~第3章 チョン・ジュンブ執権時代~
~第4章 キョン・デスン執権時代~
~第5章 イ・ウィミン執権時代~
~最終章 チェ・チュンホン執権時代~ 2013年1月16日レンタル開始! 
※全79巻・158話(各巻2話収録)

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