チェ・スジョン主演「大王の夢」、5日放送前にドラマの舞台、三国時代と新羅を図表で紹介!予告動画公開中

2013年11月03日13時38分ドラマ
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いよいよ5日よりBS朝日でスタートする「大王の夢」、本編放送の前にドラマの舞台背景となった当時がどんな時代だったのかをご紹介しよう!ここからは、地図や年表を多用するので、青い文字をクリックして必要な図表を参照されたい…では、まずは、DVD公式サイトに予告動画をチェックしてイメージを掴んでおこう。

■7世紀初頭の朝鮮半島
ドラマ「大王の夢」の舞台となったのは7世紀初頭。5000年の半島史のどの辺りにいるのかを年表で確認してみよう。「三国時代」の後半、新羅、百済、高句麗の三国がそれぞれ三国統一をめざして三つ巴の戦いを繰り広げていた時代。当時の地図があるので、現代の地図と比較してみよう。現在の半島の地図三国時代の地図
高句麗は現在の中国の一部まで含んだ広大な領土を持つ北の大国。半島の南西部、現代の全羅道と忠清南道にあったのが百済。そして慶州道を中心に半島の南東部にあった国が新羅。この3国には当時それぞれに英雄がおり、彼らを主人公にしたドラマは人気を博している。高句麗はヨンゲソムンでドラマ「淵蓋蘇文 ヨンゲソムン」で主人公として描かれている。百済はケベクでドラマ「階伯〔ケべク〕」の主人公。新羅がキム・ユシンで「善徳女王」や本作「大王の夢」で描かれている人物。そして、この3人の英雄を通して三国統一戦争を描いたドラマに「三国記-三国時代の英雄たち-」というドラマがある。前述のドラマが、それぞれの主人公を中心に史実とフィクションをうまく織り交ぜて描いているのに対して、「三国記-三国時代の英雄たち-」は、3国の英雄を均等に描いている。ドラマの年表-三国時代で、同じ時代を描いたドラマを観てみよう。
3国による熾烈な争いは、一時期百済が優勢だったが、「階伯〔ケべク〕」にも登場する31代王の義慈王(ウィジャ王)が享楽にふけって暴政を敷いたために、国力が衰退。高句麗は隋や唐の侵攻を何度も防いだが、絶対権力者だったヨンゲソムンの死後、内部分裂で国力が弱体。結局、676年、唐との連合で新羅が3国を統一することになった。

大王の夢■新羅の国って?
新羅は、BC57年、卵から生まれたとされる赫居世(ヒョッコセイ)が建国したという神話がある。新羅の神話は「昔、6つの村があった」というフレーズから始まっている。
首都を徐羅伐(ソラボル)と呼び、6つの村の村長たち=貴族による和白という評議会にかけて合議で政治を行っていた。新羅は3国の中でもっとも国家形成が遅れた国で、当時の新羅の王権はそれほど力があったわけではない。こうした背景の中、6世紀前半、王の支配を地方にまで行き届かせるため、23代王の法興王の治世時代、律令の頒布と仏教が公認され、キム・ユシンのルーツである伽耶諸国を支配下に治め、領土を拡大。次の真興王の時代には、行政は貴族の合議制で、軍は貴族の子弟で構成されたエリート集団の花郎制度が整備された。こうして新羅は次第に律令制国家と変貌していき、やがては高句麗と百済と対抗するために、唐と手を組み、660年に百済を、668年には高句麗を滅亡させ、翌年には唐を追い出し、676年についに半島を統一する。「大王の夢」は、第26代王の真平王から27代の善徳女王、28代の真徳女王、そしてキム・チュンチュが第29代武烈王として、三国統一までを描く。

BS朝日の放送は、2013年11月5日(火)より月~金の朝8:58~10:00まで、全70話字幕版放送。番組サイトには相関図や放送予定が、予告動画はDVD公式サイトで、時代背景や各話のあらすじと見どころは【「大王の夢」を2倍楽しむ】で紹介。

■DVD紹介(全5BOX/全70話)
DVD-BOX1 17,640円[税込] 2013.11.6セル&レンタル同時リリース
DVD-BOX2 2013.12.04
DVD-BOX3 2014.01.10
DVD-BOX4 2014.02.05
DVD-BOX5 2014.03.05
発売元:コンテンツセブン/デジコア
販売元:ジェネオン・ユニバーサル・ エンターテイメント

BS朝日「大王の夢」番組公式サイト
DVD公式サイト
「大王の夢」特設サイト

kandoratop 【「大王の夢」を2倍楽しむ】