奨学金制度に合格した成瀬（窪田正孝）は東京の大学に進学、しかし希美（榮倉奈々）は合格できず就職しようか迷っていた…母・早苗（山本未來）は「1人にしないで」と泣き叫ぶ中、希美は成瀬の残したメッセージからある決意をする！31日（金）夜10時TBS金曜ドラマ「Nのために」第3話予告動画は番組公式サイトで配信。

ここ数年、NHKの“朝ドラ“こと連続テレビ小説に出演した若手俳優がどんどんブレイクしている。「ゲゲゲの女房」（2010）では向井理、「おひさま」（2011）では高良健吾、「梅ちゃん先生」（2012）では松坂桃李、そして2014年9月末まで放送されていた「花子とアン」では、はなの幼なじみ、朝市を演じた窪田正孝、はなの兄・吉太郎を演じた賀来賢人、ちょっと異例だが嘉納伝助役の吉田鋼太郎も現在プレイク中だ。
10月17日からスタートしたTBS金曜ドラマ「Nのために」では、「花子とアン」でブレイクした窪田正孝と賀来賢人の2人が重要キャラとして出演している。

主人公・杉下希美（榮倉奈々）の幼なじみ、成瀬慎司を演じる窪田正孝は1988年生まれの26歳。2006年放送「チェケラッチョ！！in TOKYO」（フジテレビ）でドラマデビュー。2008年放送「ケータイ捜査官7」（テレビ東京）で初主演を務めた。この頃の窪田はまだコドモっぽさが残った顔立ちだったが、今ではすっかりシャープなイケメンに成長した。2012年NHK大河ドラマ「平清盛」に平重盛役で出演、2014年「花子とアン」と同時期に「ST赤と白の捜査ファイル」（日本テレビ）にも出演。「ST」は映画化され2015年1月劇場公開される。
やはり窪田の人気がここまで高まったのは「花子とアン」の朝市役からだろうはなを想う誠実な青年に、多くの視聴者が好感を持った。数年前まではまだヒョロっとした子どもっぽさが残った青年だったが、ここ1、2年で急に顔が大人びて、印象深い演技をするようになった。ますます活躍するであろう、窪田正孝に今後も注目したい。

■第2話あらすじ
【2000年香川県青景島】島を出て大学進学を考えていた希美（榮倉奈々）は新聞配達のバイトをしながら奨学金制度を利用したいと考えていた。一方、成瀬（窪田正孝）の実家「さざなみ」は経営不振から閉店することが決まり、成瀬は進路変更を余儀なくされた。
ある日、成瀬は本島の書店に参考書を買いに行くといって希美をさそった。希美にとってはちょっとしたデート。買い物も終わりどこかでゴハンでも…と思っていた矢先、希美は街中で母・早苗（山本未來）の姿を見かけた。一抹の不安がよぎる希美。帰宅した希美は、早苗が買ってきた山のような買い物袋に驚愕する。早苗はデパートでクレジットカードを勝手に作り、洋服や化粧品、アクセサリーなどを買いまくっていた。すでに開封してしまい返品もできず…涙ながらに希美はバイトでためたお金を、クレジットカードの支払いに充てざるを得なかった。
そんな地獄のような毎日を送っていた希美、早苗は狂ったように向こう岸に見える白いおうち、かつて希美たちが住んでいた家に帰りたいの泣き叫ぶ。耐えきれなくなった希美は「あの家さえなければ…」と思い詰め、オイルライター用のオイルを大量に買い込み、父が住む家に向かった。オイルをまき、火をつけようとしたその時、成瀬に止められた。「卒業したら一緒に島を出よう」と慰められたのだが…。
島を出るために、希美は奨学金制度を利用して進学を考え、必要な書類を取り寄せていた。一方成瀬の母親・瑞穂（美保純）は、父・周平（モロ師岡）と別れ島を離れた。父と2人で再起を誓う成瀬だったが…希美からうばいとったオイルに目がとまり、家に火をつけてしまった。駐在所に火災の連絡が入ったとき、たまたま高野（三浦友和）が外出していたため、妻・夏恵（原日出子）が現場へかけつけた。中に人が残されていると聞き、燃え盛る家の中に入る夏恵。幸いにも周平、夏恵は無事助け出されたが、負傷し病院に運ばれた。
火災現場では息子の眞司（窪田正孝）の姿が見えないと大騒ぎだった。その時、成瀬は希美と一緒に、燃え盛る我が家を見ていた。
警察から事情を聞かれた2人。希美はとっさに「ずっと成瀬くんと一緒にいました。奨学金の書類を渡すため呼び出したんです」とウソのアリバイをつくった。高野は限りなくこの2人が火災に関係していると思ったのだが、確たる証拠は出なかった。
火災後、希美はこれ以上成瀬と一緒にいることができないと言った。警察にウソをついたので、2人が親しくしているところを見られたウソがバレてしまうからと…。成瀬は自分の無力さを嘆くしかなかった。

【2014年東京】警察を退職した高野は、10年前の高層マンション殺人事件のことを調べ、関係者から話しを聞いていた。殺人犯として刑期を終えた西崎真人（小出恵介）からはめぼしい話しは聞けず、かつて希美、西崎と同じアパートに住んでいた安藤望（賀来賢人）から話しを聞くため接触を試みた。

■第3話あらすじ
【2000年香川県青景島】成瀬（窪田正孝）は奨学金制度に受かり東京の大学へ進学することに。しかし希美（榮倉奈々）は奨学金制度に受からず、就職するかどうか悩んでいた。そんな中、大学受験の資料を母・早苗（山本未來）に見つかってしまい「私を1人しないで！」と懇願される。母のこともあり、一度は進学を諦めた希美は、成瀬のメッセージからあることを決意し、進学に反対している父・晋（光石研）の元へ向かった。

【2014年東京】西崎真人（小出恵介）同様、安藤望（賀来賢人）からも話しをはぐらかされてしまった高野（三浦友和）は、希美、安藤、西崎が暮らしていた野バラ荘の大家・野原（織本順吉）の元を訪れる。


10月31日（金）夜10時放送「Nのために」第3話、出演は榮倉奈々、窪田正孝、賀来賢人、小出恵介、徳井義実、小西真奈美、三浦友和ほか。予告動画は番組公式サイトから視聴できる。そのほか公式サイトでは、窪田正孝と賀来賢人による「M（みなさん）のために」というドラマメイキング動画も配信している。最新話放送終了後、TBSオンデマンドにて1週間無料見逃し配信中。

◇TBS金曜ドラマ「Nのために」番組公式サイト
◇TBSオンデマンド公式サイト


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