TBS、22日「美空ひばり27回忌追悼」番組を放送!昭和の歌姫の夢と希望の熱唱全記録!予告動画

2015年06月22日10時07分芸能

6月24日は美空ひばりの二十七回忌…TBSでは今夜22日(月)よる9時から、美空ひばりのデビューから波乱の人生までを秘蔵映像や再現ドラマなどで綴る「美空ひばり27回忌追悼夢と希望の熱唱全記録」を2時間で放送する!番組公式サイトには予告動画が公開されている。

番組では、美空ひばりのデビューから亡くなるまでの波乱の人生を、関係者と再現ドラマで紹介する。そして美空ひばりのコンサートを見て大きな影響を受けた人の証言や、時代を超えて多くの人に愛された昭和の歌姫、美空ひばりとそれぞれの時代の映像を共に紹介する。

亡くなって30年近くたっても今なお愛され続ける歌姫の生涯は波乱の人生だった。
美空ひばりは、昭和12年に誕生。両親の影響を受け幼少期より歌謡曲や流行歌を歌うことの楽しさを知る。父が第二次世界大戦に出征することになり、父の壮行会で歌ったひばりの歌がその場にいた人を感銘させ、感涙させたのを目の当たりにした母・喜美枝が、ひばりの歌唱力と人を引き付ける可能性を見出し、歌による慰問活動を開始。
終戦後、NHK「素人のど自慢」に出場し、予選で「リンゴの唄」をみごとに歌い上げたが、当時は「子どもらしさがない」「単なるモノマネだ」「バケモノのようだ」と批評家やマスコミから批判され、デビューもままならなかった。
諦めきれない母子は、今度は横浜でののど自慢大会終了後、審査員古賀政男の元に駆けつけ、アカペラで歌を披露。古賀はひばりの歌に感心。母子は歌手への可能性を確信。
そして11歳だったひばりの才能に見込んだのが当時人気絶頂のボードビリアン川田義雄(のちの川田晴久)。彼が率いる川田一座で、当時のスター歌手笠置シズ子の物真似(歌真似)をし、ひばりは“ベビー笠置”と言われ人気を得る。しかし、ここでもまだその子供離れした歌に批判はあったが、1949年、日劇のレビュー『ラブ・パレード』(主役・灰田勝彦)で笠置の『セコハン娘』、『東京ブギウギ』を歌い踊り、同年3月には東横映画『のど自慢狂時代』(大映配給)でブギウギを歌う少女として映画初出演を果たした。
コロムビアから歌手として11歳で正式にレコードデビューを果たし、翌年、映画主演した『悲しき口笛』(松竹)が大ヒット、同主題歌も45万枚売れ(当時の史上最高記録)国民的認知度を得て、天才少女歌手がここに誕生した!
昭和31年には、ひばりは返還前の沖縄にもコンサートで訪れている。「ひめゆりの塔」や「健児の塔」をたずねたひばりはインタビューに答えて「二度と戦争を起こしてはならない」との決意を述べている。
また、東京オリンピックに合わせてリリースされた「柔」は2年越しの大ヒットとなり、昭和40年第7回日本レコード大賞を受賞。
昭和56年にはデビュー35周年ライブを、日本武道館で昼夜2回公演、リハーサルも含めて150曲を歌いきり、生涯最高のステージを披露した。その後60年代には療養生活から復活して東京ドームで「不死鳥コンサート」を行い、平成元年、昭和の歌姫はこの世を去った。

番組公式サイト「美空ひばりヒストリー」で年代別に分けて彼女の波乱の人生を紹介しているので、ここからの彼女の活躍と波乱の人生が確認できる。

昭和の歌謡界を代表する歌手、そして女優である美空ひばりの27回忌追悼番組は、今夜6月22日(月)TBSで放送される。

TBS「美空ひばり27回忌追悼夢と希望の熱唱全記録」番組公式サイト