NHK大河「豊臣兄弟!」戦に大遅刻の家康、信長に怒られ蒼白から土下座 第15話ネタバレ第16話予告
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」(毎週日曜総合20時~BS、BSP4K18時~)4月19(日)放送の第15話「姉川大合戦」ではわざと遅刻した家康(松下洸平)が信長(小栗旬)の逆鱗に触れ即土下座が話題に。4月26日放送の第16話「覚悟の比叡山」では信長が比叡山焼き討ちへ。放送予告動画は番組ホームページで視聴できる。
大河ドラマ65作目となる「豊臣兄弟!」は豊臣秀吉(池松壮亮)の弟・豊臣秀長(仲野太賀)を主人公にした“下剋上サクセスストーリー”。貧しい農家に生まれた豊臣兄弟が、織田信長(小栗旬)に仕え、戦国の荒波を生き抜く姿を描く。やがて天下統一へと向かう道のりを、兄・秀吉を支え続けた秀長。名補佐役として後世に名を残す“影の力”に光りをあてる。
4月19日(日)に放送された第15話では、金ヶ崎の退き口から生還した信長が、小谷攻めを決断し、織田・徳川軍と浅井・朝倉軍が対決した姉川の戦いを決断。そこへわざと遅刻した家康が、信長の逆鱗に触れ即座に土下座、縮みあがる様子が話題となった。
緊迫する激戦を前に、心の中では信長と対立し、将軍としての権威を保つために中立という立場を利用した義昭、自分が遅れることで信長が破れることを期待した家康という描写もあり、信長が孤立していく様子も同時に描かれ、今後の人間模様や、政治的展開にも注目が集まった。
そして4月26日(日)放送される第16話では、敗走した浅井を追って、信長が比叡山焼き討ちを決断する。第15話では、あくまで中立の立場をとった義昭だが、信長の暴挙に将軍としての権威が完全に信長に追い越されてしまうことになる。演じる尾上右近は、義昭の“人間味”について役柄の想いも語っているが、(尾上右近、足利義昭の“人間味”を語る 仲野太賀の一言に「自然と涙があふれた」)今後は信長との対立が決定的なものになるのか、義昭の行動にも注目したい。
■激戦、姉川の戦い
姉川の戦いは、単なる勝敗の結果だけでなく、当時の武将たちの政治的立場や、戦いの「泥臭さ」が際立つドラマチックでインパクトが大きい戦いの一つ。姉川の戦いは、全体では織田軍対浅井軍、そして徳川軍対朝倉軍という2つの戦いが川を挟んで横並びに発生していたことも面白い。ドラマでも描かれていたが、朝倉軍と対峙した徳川軍は、かなりの苦戦を強いられていたが、川を渡って来た朝倉の横腹をつくように側面から攻撃。家康の粘り勝ちのような戦術に、この先訪れる天下人として家康が「耐える力」の象徴ともいえるシーンとなった。
また、「川が血で染まった」という悲惨な伝説が残るのもこの姉川の戦い。おおげさな表現かもしれないが、「数日間も観ずが飲めなかった」といわれるほど、この戦いが接近戦で死傷者が多かったことを物語っている。そして、新兵器として織田軍の鉄砲隊が猛威を振るったというのもこの戦い。実際は鉄砲だけで決着がつかず、刀や槍の白兵船が勝敗を分けたと言われている。姉川の戦いは、信長の勢い、それを支えた家康の粘り強さが勝利へ導いたものとして、今でも語り継がれている。
■第15話ネタバレ
金ヶ崎から命からがら京へ戻った小一郎と藤吉郎。藤吉郎は8日間の間、昏睡状態の末に目を覚ましたが、その間、信長は、裏切った浅井長政(中島歩)への報復に向け着々と準備を進めていた。一方、市を心配する小一郎は、和睦の道が残されていないか訴えるが、信長はそれを拒否。情に流されれば威厳が揺らぎ、統制が崩れると一蹴する。そこへ、藤吉郎が現れ、小谷攻めを任せて欲しいと願いでる。
竹中半兵衛(菅田将暉)の策によると、まず苅安城と長比城を調略で落とし、小谷城を孤立させる。小谷城の近くにある横山城には、家臣たちを多くおいているはずだから、横山城は調略せず、攻撃することで長政を誘い出すという。藤吉郎は、調略している間に長政を降伏に導こうとしていた。しかし、半兵衛の調略はすでに完了しており、浅井が降りることはないと冷たく告げる。
そして元亀元年6月、織田軍は北近江へ進軍。苅安城と長比城は抵抗なく降伏。信長は小谷城の城下に火を放ち、もはや戦は後戻りできない局面を迎えた。一方、小谷城では、長政が朝倉の援軍を待っていた。そこへ、朝倉景健が到着する。朝倉義景(鶴見辰吾)が出陣しないことを知ると、長政は腹をくくり、出陣の準備へ号令をかけるのだった。
信長は浅井討伐にともない、家康と義昭に援軍を要請していたが、信長の失脚を狙う双方の動きは鈍かった。義昭は援軍を出すことに、何かと理由をつけて拒否。そして家康は武田への準備を装いわざと遅刻しはせ参じた。到着の遅れを詫びる家康に、信長は従者で周りを取り囲ませる。様子を見て遅刻したことを、信長は見抜いていたのだった。家康は、家臣の石川和正(迫田孝也)に「後は任せた」と逃げることを宣言し、その場から姿を消した。
6月28日早朝、ついに姉川を挟んで両軍が対峙した。浅井・朝倉1万3000人の軍勢に対し、織田・徳川軍2万1000人。法螺貝の合図とともに、両軍が激突した。土地の利を生かした浅井軍は、川の浅瀬を渡り攻め込んでくる。小一郎は、藤吉郎とともに敵襲を迎え撃つ。死闘の中、徳川勢が崩れかけ、浅井優勢と思われた瞬間、逃げたと思われた家康率いる別動隊が攻め込んできた朝倉・浅井軍の側面を攻撃してきたことで形勢は逆転した。
やがて浅井・朝倉軍は退き、姉川に織田軍の勝鬨が響き渡った。戦が終わり、河原は地に染まり、おびただしい数の屍が広がる光景に、藤吉郎は「わしらは勝ったんかのう」とつぶやいた。小一郎は「わからんけど、ここは地獄じゃ」と言ってその場に立ち尽くすのだった。
■第16話あらすじ
浅井の忠臣・宮部継潤(ドンペイ)の調略を請け負った藤吉郎。継潤は織田方に付く条件として、藤吉郎の子供を人質に差し出すよう要求してくる。子のない藤吉郎は、とも(宮澤エマ)の子を差し出そうとするが、ともは猛反対する。困り果てた藤吉郎は、小一郎に説得を任せる。一方、敗走した長政と朝倉は、比叡山延暦寺に立てこもる。信長は、織田に従わないなら寺を焼き払えと光秀に命じるのだが・・・。
NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」は2025年1月4日(日)から放送開始。総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:八津弘幸、出演:仲野太賀、池松壮亮、吉岡里帆、浜辺美波、白石聖、坂井真紀、宮澤エマ、大東駿介、松下洸平、山口馬木也、宮崎あおい、小栗旬ほか。番組公式Xアカウントは「@nhk_toyotomi」。
◇大河ドラマ「豊臣兄弟!」番組公式サイト
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