香取慎吾×萩尾望都×本広克行『ポーの一族』をモチーフにドラマ化!27日「ストレンジャー」あらすじと予告動画

2016年03月26日18時30分ドラマ

漫画家界の神的存在である萩尾望都の不滅の名作『ポーの一族』を原案とした実写ドラマ!SMAP香取慎吾主演、「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督が送る「ストレンジャー バケモノが事件を暴く」はテレビ朝日27日(日)夜9時放送!モモクロ玉井詩織が美しすぎる死体を熱演!?予告動画は番組公式サイトで公開。

意外にも27日放送「ストレンジャー」が香取慎吾にとってテレビ朝日初主演ドラマとなる。原案は、不滅の名作と謳われる萩尾望都作『ポーの一族』(小学館)。1972年『別冊少女コミック』で連載され、1974年に刊行された単行本発売以降、愛蔵版や文庫版と何度も書籍化されており、今もなお多くのファンに愛される少女マンガのレジェンド的作品である。ヨーロッパを舞台に、吸血鬼「バンパネラ」にさせられ、少年の姿のまま永遠の時を生きるエドガーの物語。過去にラジオドラマ、CDドラマ化されたことはあるが、実写ドラマ化は今回が初となる。とはいえ、『ポーの一族』はあくまでも原案で、ドラマの舞台は日本となる。

萩尾望都の画風は、少女マンガの巨匠だけあって美しい曲線美が特徴。とくに『ポーの一族』は主人公が人間ではなく吸血鬼とあってミステリアス、そして耽美な世界観が描かれている。一方、香取慎吾はどちらかというと骨太というか、ワイルド、元気なイメージがある。そんな香取のイメージと真逆(?)なキャラを演じるとあって「ストレンジャー」は実に興味深い。それにしてもドラマのサブタイトルが「バケモノが事件を暴く」とあるのだが、このバケモノとは、「バンパネラ(吸血鬼)」のことか!? だとすれば、それはちょっと悲しすぎる。萩尾望都の世界観を活かしているのであれば、バンパネラは決してバケモノではないのだが…。その真意を知るためにも、27日の放送は見逃せない。

さらに特筆すべきは、ももいろクローバーZの玉井詩織が初のドラマ単独出演を果たした。映画『幕が上がる』で本木克行監督とタッグを組んで以来となるわけだが、今回の役どころは“美しすぎる死体”。都内で発生している連続殺人事件の被害者というアイドルらしからぬ役である。玉井詩織の死にっぷり、ファン必見間違いない。

■あらすじ
都内のあちこちで、クビを絞められたあとに頸動脈に穴を開けられ、血を抜かれるという奇妙な殺人事件が相次ぐ。刑事・佐伯(萩原聖人)はシリアルキラーの犯行を視野に入れ捜査をする。
同じ頃、大きなスーツケースを抱えた男・三杉(香取慎吾)と謎の美少女・真理亜(中条あやみ)が深夜、古書店店主・前島(段田安則)のもとを訪ね「香織」という女性を迎えに来たと告げる。
前島の紹介で三杉と真理亜は古びたマンションの一室で生活をする。さらに産休補助の英語教師として、三杉は中学校で教鞭を執ることになる。
約束の夜、伊東香織(宮下かな子)を迎えに、三杉は講演に向かうのだが、その途中、自殺を図った女性・相沢陽子(愛原実花)を介抱して約束の時間に行けなくなってしまった。その間に香織は何者かによって殺害され…。香織にも、同じようにクビに穴があいていた…。

テレビ朝日3月27日(日)夜9時よりドラマスペシャル「ストレンジャー バケモノが事件を暴く」を放送。萩尾望都『ポーの一族』をモチーフとしたバンパネラ(吸血鬼)の物語。テレ朝連ドラ初主演となるSMAP香取慎吾のほか、中条あやみ、段田安則、音尾琢真、菅原永二、玉井詩織(ももいろクローバーZ)、愛原実花、小野武彦、益岡徹、萩原聖人ほか。監督は「踊る大捜査線」シリーズの本木克行。予告動画は番組公式サイトで公開。

テレビ朝日3月27日放送「ストレンジャー バケモノが事件を暴く」番組公式サイト

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