秀吉(小日向文世)主催、戦国仮装大会!堺雅人主演3日NHK大河ドラマ「真田丸」第26回あらすじと予告動画

2016年07月02日15時00分ドラマ
©NHK

鶴松死去後、秀吉(小日向文世)は関白の座を秀次(新納慎也)にゆずり、明征服のため加藤清正(新井博文)らに朝鮮出兵を命じる。しかし朝鮮で苦戦を強いられる秀吉軍…そんな重い空気を払拭するため、秀吉は仮装大会を提案するのだが…NHK総合3日(日)夜8時より「真田丸」第26回を放送、予告動画は番組公式サイトで公開。

真田丸「真田丸」では登場回数は少なかったが、大きな存在感を放った千利休(桂文枝)。26日放送で秀吉(小日向文世)から切腹を命じられ自害した。「真田丸」の中では、利休が等身大の自身の木像を作らせたことが原因となっているが、実際は諸説あり、どれが本当かは定かではない。

「人たらし」と言われた秀吉が、鶴松の死後人がかわったようになり、甥の秀次(新納慎也)を自害に追い込んだり、朝鮮出兵を命じたりと奇行が目立つようになったころ、利休も切腹を命じられた。
かつてはあれほど蜜月な関係を気づいていた秀吉と利休の間に、なにがあったのか…!?その関心の高さから、利休切腹について、小説や映画がつくられている。有名なところでは、山本兼一著『利休にたずねよ』 (PHP文芸文庫)は本作で山本が直木賞を受賞し、のちに市川海老蔵主演で映画化もされた。(利休にたずねよ 通常版 [DVD]
勅使河原宏監督がメガホンを取った『利休』(1989)は、利休役に三國連太郎、秀吉役に山崎努という個性派2人のバトルが話題になった。
一茶人でありながら、後世まで名を残した千利休。その類い希なる才能のおかげで利休は秀吉から寵愛を受け、と同時に憎まれもしたのであろう。

■前回のあらすじ
天正19年8月5日、秀吉(小日向文世)の嫡男・鶴松は死去した。巷では利休(桂文枝)の呪いではないかとささやかれていた。
信繁(堺雅人)が小田原城で偶然見つけた鉄砲の弾が、利休が北条に売ったものだと判明し、三成(山本耕史)、吉継(片岡愛之助)はそれを問題視した。堺の商人でもある利休は、利益のためなら敵味方関係なく商売をする。また秀吉からも寵愛を受けていることがねたましかったのか、三成らは秀吉にあることを告げ口する。

真田丸利休が作らせた自身の木像が大徳寺の三門の上に置かれた。その下を通る秀吉は、利休の足の下をくぐることになる。それに激昂した秀吉が利休に切腹を命じた。利休は反論することもなく命を受け、天正19年2月28日、70歳でその生涯に幕を閉じた。

しかし、その木像には茶々(竹内結子)が絡んでいた。茶々が自分の茶室に利休の木像を置きたいと言い、利休は職人に作らせたが、出来上がった木像は注文のサイズと違って等身大だった。これでは茶室には置けぬということで、利休は処分しようとしたが、茶々が大徳寺の三門修復に利休が大金を寄附したのだから、三門の上に木像を置いてはどうかと提案。利休は茶々の提案を受け、木像を三門の上に置いたのだった。
茶々は利休切腹に少なからず責任を感じており、その利休の恨みが鶴松に向けられたと思った。

鶴松の死に落胆する秀吉を見て、家康(内野聖陽)や昌幸(草刈正雄)は、豊臣は秀吉一代で終わるかもしれない…と考えるようになった。

NHK■第26話「瓜売」あらすじ
鶴松の死後、秀吉(小日向文世)は関白の座を秀次(新納慎也)にゆずり、自らは大陸の向こう、明を手中に治めるため朝鮮出兵を命じる。しかし加藤清正(新井博文)らは苦戦を強いられる。
一方、秀吉の命により全国から名護屋城に大名らが集結。朝鮮出兵がうまくいっていないことから、重い空気が漂う。この状況を打破するため、秀吉は大名らに仮装大会開催を命じるのだが、昌幸(草刈正雄)と秀吉の出し物がカブってしまい信繁(堺雅人)は大慌て。
そんな中、信繁は後に正妻となる大谷吉継(片岡愛之助)の娘・春(松岡茉優)と運命的な出会いを果たすのだが…。

NHK大河ドラマ7月3日(日)NHK総合は夜8時より、BSプレミアムは夜6時より「真田丸」第26回「瓜売」を放送。三谷幸喜脚本、堺雅人主演。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_sanadamaru」、公式Instagramアカウントは「nhk_sanadamaru」、そのほかFacebook、LINE番組公式アカウントでも情報公開中。第25回予告動画は番組公式サイトで視聴できる。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

【大河ドラマ紹介】 【2016年NHK大河「真田丸」各話のあらすじ】

NHK大河ドラマ「真田丸」番組公式サイト
NHK大河ドラマ「真田丸」Facebook公式ページ
NHKオンデマンド「真田丸」