「六龍が飛ぶ」第48話あらすじと予告動画:バンウォンの蛮行!失意のバンジ…太祖の譲位って?

2017年01月19日13時14分ドラマ
©SBS

バンウォンの手によって殺められた三峰=チョン・ドジョン!必死に追ってきたバンジはムヒュルと出くわす!バンジを食い止めようとするムヒュルと剣を交える!バンウォンはついに…KNTVで一挙放送中の「六龍が飛ぶ」明日20日(金)放送の第45話あらすじと見どころ、ドラマ視聴に役立つ豆知識などをご紹介、公式サイトで予告動画が公開されている。

ドラマの時代背景やタイトルの意味などを知りたい方は【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】で、キャストのインタビューなどと一緒にまとめてご紹介しているので参考にどうぞ。

■キャスト(子役)相関図KNTV
イ・ソンゲ=太祖役:チョン・ホジン
チョン・ドジョン=三峰/サンボン役:キム・ミョンミン
イ・バンウォン=靖安大君役:ユ・アイン(ナム・ダルム)
イ・バンジ=タンセ役:ピョン・ヨハン(ユン・チャンヨン)
プニ役:シン・セギョン(イ・レ)
ムヒュル役:ユン・ギュンサン(ペク・スンファン)
ヨニ役:チョン・ユミ(パク・シウン)

■第48話あらすじ
三峰=チョン・ドジョンを救うために必死に追ってきたバンジはムヒュルと出くわす。バンジを食い止めようとするムヒュル。自分をおびき出すためにヨニが利用されたというバンジに、それを考えたのは自分だとムヒュル。だが、まさかヨニが死ぬとは思っていなかった。怒れるバンジとムヒュルの戦いを止めるミョサンとプニ。バンジを止めるために三峰が死んだ、負けたんだと告げる。三峰とヨニを失ったバンジは悲しみに暮れる。

一方、ハ・リュンは、ナム・ウンと、三峰の弟チョン・ドグァンら残党を捕まえるのに躍起になっていた。そして、三峰の遺体は山に捨てられる。

1人になったムヒュルは、この先どれだけ返り血を浴びれば心が強くなるのかと苦悩する。そんなムヒュルを白衣のチョク・サグァンが見ており、復讐を誓う。

ミン・ジェはチョン・ドジョンが戦を起こすために大君たちを殺そうとしたことを理由に、王に教旨をもらってほしいとチョ・ジュンに話す。三峰が生きている限り内戦は避けられないというチョ・ジュンに、ミン・ダギョンが入室し、成均館でチョン・ドジョンが死んだことを伝える。

一方、チョン・ドジョンの死を知らされたイ・ジランは王命もなく動いた大君たちを叱り飛ばし、バングァンがいくら説明しようとしても耳を貸さない。三峰が死んだと報告を受けた太祖=イ・ソンゲも激怒し、すぐにバンウォンを連れて来いと命じる。
ハ・リュンはチョ・ジュンとイ・ジランを説得するまで行ってはならぬと助言するが、バンウォンは「父を諦めさせる」とすぐに弟・世子バンソクのところに出向き、バンソクを斬り捨てる。その蛮行に思わず目を伏せるハ・リュンやムヒュルたち。

その頃、バンジはプニと共に冷たくなったヨニの元へ。謝ることしかできなかった自分の不器用さを思い、口に出せなかった3つの言葉を胸につぶやく。一方、ムヒュルは、プニに止められてバンジと決着をつけられなかったこと、ヨニが死んだことをバンウォンに伝え、バンジに気をつけるようにと注意する。

ジランを説得できない兄バングァに代わるバンウォン。バンウォンの蛮行に激怒するジランに、もし説得に応じてくれずに、太祖が遼東征伐を決行しようとしたり、三峰を罪人として布告しなければ、自分が何をしでかすか分からないと、父の殺害を匂わせ、ジランを驚愕させる。ハ・リュンもチョ・ジュンへの最後の説得にあたる。

ハ・リュンが用意した2つの教旨を持って太祖に謁見するチョ・ジュンから、世子が殺害されたことを聞いた太祖は怒り爆発。姿を見せたバンウォンを殺そうと剣を向ける。朝鮮は自分と三峰が造った国、だから世子も自分が決めた、と太祖。殺したいなら殺してほしい…そうすればこの苦痛も終わる、と言い返すバンウォンに、殺せないと思っているのかと、剣を振り下ろそうとする。ジランが割り込み、全ての息子を殺すつもりかと太祖を止める。失意の太祖は王位を譲り、咸州(ハムジュ)に戻る。

太祖が譲位した玉璽を受け取るのは次男のバングァ。王位に関心のなかったバングァはこれを固辞するが、これもバンウォンの計画の内。そのために、この反乱にバングァを参加させなかったのだ。すべてが計画通りに終わった。一人になったバンウォンは血に染まった手の震えを止めることができない。そんなバンウォンを亡きヨンギュの幻が慰める。

その頃、追手から逃げるナム・ウンがイ・シンジョクと会う。すでに瀕死のナム・ウンは、チョン・ドグァンが持っている密本さえあれば再起できるから、連判状にある仲間たちと理想を実現させるよ。そのために、自分の首を取ってバンウォンに持っていき、信用させろとも。涙のシンジョクは、ナム・ウンの言葉通り、同志の遺体を持ってバンウォンの元へ。この結果、一応の信用を得ることができ、再び巡軍府の任に就く。泮村に向かいたシンジョクは、三峰を逃走させたカップンに暴行を加え、残党を探すべく泮村を徹底的に捜索する。

一方、山に捨てられた三峰の遺体を探すバンジはトクサン岩で遺体を発見。三峰の弟ドグァンも現れ悲しい再会。そこに、プニの仲間のアジョシも三峰の遺言を届けるためにやって来る。だが、ここにも罠が。大勢の兵が3人を襲う。満身創痍のバンジが2人を逃がそうとする。だが、背に矢を受けたアジョシが、三峰の遺言をバンジに託し、プニのことを守れと言い残して全身に矢を受けバンジを守る。追い詰められたバンジは…。

バンジを助けたのはヨニャン。意識の戻ったバンジに、子供たちが死んだと思ったと言うが、今となってはそんな弁明も無意味とバンジ。そして三峰が死んで望みが叶ったか。だが、バンウォンと三峰が描く理想は同じ。バンウォンはただ玉座が欲しかったのだと。そしてバンウォンは決してムミョンを放っておかないとも。
1人になったバンジは、三峰の遺言を開く。そこにはドグァンへの遺言とバンジへの伝言が認めてあった。バンウォンはこの遺言書を握り潰し…。

その頃、バンウォンは、三峰が進めた政策をもっと過激に進めようとしていた。バンウォンが次に定めた標的は…。

■見どころ
主君のために戦わなければならないバンジとムヒュル。だがお互い相手を殺したくない。ここでも男の友情が描かれる。二人を止めるプニとミョサンの涙が、家族ぐるみの絆の強さを感じさせる。バンジとムヒュルの凄すぎる剣アクションとそのセリフをお聴き逃しなく。撮影でも共にアクションスクールで切磋琢磨した二人。そんな二人のアクションの苦労話や交流については【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】「(3)キャストの魅力、インタビューなど」で紹介している。

泣きじゃくりながら助けてくれという異母弟バンソクをバンウォンはなんといって斬り捨てるのか。この言葉は、かつてヨニが言った言葉。一方、バンジがヨニに伝えたかった3つの言葉とは?バンウォンとバンジをまったく異なるシチューエーションに起きながらも、プニとヨニがそれぞれにとって唯一無二の存在だと視聴者に教える名場面とセリフをお見逃しなく。

中盤。太祖とバンウォンが対峙するシーン。太祖を止めようとした臣下を何のためらいもなく斬り捨てる太祖。慈悲深いはずの太祖のこの行為に、自慢の息子だったバンウォンへの怒りが見て取れる恐怖シーンだ。

痺れるほどの極悪者となったバンウォン。なぜ、自らの手を血で染めてしまったのか?幻のヨンギュとの会話で明らかになるのでお聴き逃しなく。

ナム・ウンとイ・シンジョクとの同志愛もまた泣かせてくれる。バンウォン近づきながらもとうとう信用を得られなかったシンジョク。そんな同志のために命を捧げたナム・ウン。“密本”こそが「根の深い木」の戦い!イケメン俳優イ・ジフンが演じたイ・シンジョク役は、「根の深い木」ではベテラン俳優のアン・ソクファンが担当している。果たして敵の懐に飛び込むシンジョクはどのような人物として描かれるのか?ミイラ取りがミイラにならなければいいのだが…。

終盤もバンジの壮絶なアクションが見られる。同時にここでも男と男の絆が。プニを支えたあのアジョシだ。満身創痍のバンジを助けるために命を投げ出すシーン。韓ドラ史劇はアクションでも泣かせてくれる。

最後の三峰の遺言でももうひと泣き。バンジが握りつぶした遺言書で、三峰は弟ドグァンと護衛武士バンジに何を伝えたかったのか?

■豆知識
①太祖の譲位って?
今回の太祖とバンウォンとの対峙で、父子は完全に決裂。「第一次王子の乱」についてはほぼ史実通りの展開で、史実にもこの太祖が1398年9月に王位を退き、上王となり、次男・芳果(バングァ)が2代王・定宗(チョンジョ)として即位したと記されている。実際に、太祖が咸州に隠遁するのは、この後、もう一つの乱「第二次王子の乱」が起こり、バンウォンが太宗として3代王となった後、1401年11月のこと。1408年73歳で死去した。
こうしたいきさつを知れば、ヨニ役のチョン・ユミ主演の「イニョプの道」で太祖と太宗(即位したバンウォン)の葛藤や関係が理解できるはず。

DVD公式サイト
KNTV「六龍が飛ぶ」番組公式サイト
 2016.11.16スタート 月~金10:50-12:00 再放送
 2016.02.27-08.14  土・日 22:00-23:15 日本初放送

kandoratop【作品詳細】【「六龍が飛ぶ」を2倍楽しむ】



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