たらいまわしにされた少女を救うために自ら執刀した夏美（上野樹里）のピンチを救ったのは湊（山﨑賢人）の優しさだった！次回は、湊が緊急搬送された身元不明で話せない少女（高松咲希）の担当医に…「グッド・ドクター」（フジ、木10～）、明日8月2日第4話予告動画と見どころ、第3話のネタバレあらすじをまとめて紹介。最新話はFODで無料配信している。

「グッド・ドクター」は、自閉症スペクトラム障がいでコミュニケーション能力に問題を抱える一方、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群の青年医師の愛と成長を描いた物語。原作は同名の韓国ドラマ。

■視聴率絶好調！満足度でも1位！
ピュアな演技で山﨑賢人の人気がうなぎのぼりだが、それにあわせてドラマ視聴率も初回11.5％、10.6％、11.6％と絶好調。
週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』による、ドラマ満足度調査「オリコンドラマバリュー」でも、今年7月期のドラマ中で7月10日～16日放送分の調査では、『グッド・ドクター』（フジテレビ系）の第1話（7月12日放送）が100Pt満点中83Ptを獲得。これは16日までにスタートしたNHK及び民放夏ドラマの中でも最高の数字。（7/26オリコン記事）

TwitterよりこれにあわせてTwitterも大いに盛り上がっており、フォロワー数もすでに30万超！そんなTwitterでは、【湊が3番目に好きな食べ物】の投票を受け付けている。1位は初回から登場した「おにぎり」で、2位は前回（第3話）の放送で夏美が差し入れしてくれた「アイス」。ちなみにおにぎりは原作と同じでその理由は山のてっぺんを食べているようで楽しいから。（原作キャスト紹介）
第3位の選択肢は「とうもろこし」「きゅうり」「玉こんにゃく」で、投票数の多かった食べ物は藤野Pに掛け合って劇中で使ってもらえるらしい。さあ、あなたなら湊に何を食べさせたい？詳細と応募はコチラ。

■副院長の陰謀本格スタート
初めから湊に好意的な橋口看護師（浜野謙太）に続いて、前回はなんと夏美の窮地を湊の優しさで救い、夏美からの信頼も得た湊。そんな中、いよいよ副院長（板尾創路）の陰謀が本格的に動き出す。前回、副院長に抱き込まれた科長・間宮（戸次重幸）が、「問題あり少女」の担当医になりたいという湊の願いを聞き入れる。もちろん湊が問題を起こすのを見越してのこと。果たして湊は少女と心を通わすことができるのか？

湊の置かれている境遇や周りで起きる事象、患者の病状は原作に沿わせて、患者のプロフィールや背景をオリジナルストーリーでうまく展開している日本版。次回はどんな展開になるのか楽しみだ。
ちなみに原作で描かれる「話せない少女」は、「虐待を受けて犬と一緒に育った野生動物のような少女」として第6話～8話で描かれる。

■前回（第3話）ネタバレあらすじ
病院をたらい回しにされた6歳の市川美結(竹野谷咲)が搬送されてきたが、すでに発症から4時間以上が経過しており容態は重篤。湊は緊急手術が必要だと夏美に訴えるが、高山は病院のガイドラインを破ってしまった湊のために謹慎処分中で連絡がつかない。そんな中、 美結が心肺停止となる。夏美の懸命な心臓マッサージで一命を取り留めたが、小児外科長・間宮（戸次)はすでに手遅れだと判断し、他の病院に回すよう指示。夏美は自分が責任を負うと手術をしたが、結局美結を救うことができなかった。

娘がたらいまわしされた挙句に術中死となったことで、夏美に掴みかかって「お前が殺した」と激怒する両親（高橋洋、前田亜季)。オペ室では湊が涙を浮かべながら美結の閉腹をし、手術のために切り裂かれた洋服も丁寧に繕っていた。駆けつけた高山（藤木）は湊を見て、「そんな事をしても何の役にも立たない！医師は命を救わなければ意味がない」と、苛立ちを含んだ声で叱責。それでも「綺麗になった洋服を両親に届けたい」という湊に、「医者としての資格がない。今後一切オペ室に入るな」と高山。

今回の一件で院長が尽力して高山の謹慎は一応解かれたが、初執刀で術中死させたことへの夏美の心のダメージを心配する院長は、高山にフォローを頼んだ。

実は、夏美は手術を怖がる舞（中島琴音）のために絵本で手術が怖くないこと、必要なことを説得していた。その甲斐あって舞は夏美の執刀なら手術を受けると言い出したのだが、美結を術中死させたことで夏美は執刀をためらっていた。今もオペ室をうろつく湊に「美結はもういない」と夏美。湊は「天国にいる」といい「悲しくないのか」と聞く。平然を装っていた夏美は「救ってあげられなかった」と初めて弱音を吐いた。「美結ちゃんを救おうとしました。正しいことをしようとした」という湊に、「助けなければ意味がない。両親から美結ちゃんを奪った」と高山と同じ言葉を口にして涙する夏美。

そんな中、美結の両親が医療ミスで訴えてきた。最善を尽くしたという病院側の説明に対して、両親は夏美が初執刀だったことを問題視してきたのだ。すでに手遅れだったと訴える間宮科長だが、両親の悲しみの前に夏美は返す言葉がなかった。副院長（板尾）からも独断で手術をした夏美を守らないと宣言され、落ち込む。そんな夏美に高山は二日後の舞の手術を執刀するよう指示。できないという夏美に、「怖気づいたか、執刀できないなら小児外科医を辞めろ」と厳しいひと言を浴びせる高山。

窮地に立たされた夏美を救ったのは湊だった。湊は美結の洋服を届けに自宅まで押し掛けたが、門前払いをされてしまった。翌朝まで湊が玄関の前にいたことに驚いて出て来た美結の母に、湊は美結の洋服を手渡した。

勝手に遺族宅を訪問した湊を科長が激しく叱り飛ばしているとき、美結の父親がやってきた。対応に出た夏美に「湊が洋服と一緒に届けてくれた」と『ラジオたいそうカード』を見せた。そのカードは早起きの苦手な娘のために母親が作ってやったもので、今となっては美結との最後の思い出の品。湊の優しい心遣いに頑なだった両親の心が救われた。
カードを見て夏美は、湊がオペ室をうろついていたのは、洋服と一緒に切り裂かれて捨てられたこのカードを捜していたのだったと、湊の行動の裏の優しさに気づいた。
両親は美結の死が医療ミスでないことを知っていた。やり場のない悲しみと怒りを夏美にぶつけたのだった。父親は、たらいまわしにされた娘に最後まで向き合ってくれた唯一の医者だったと、夏美に謝意を伝えた。

夏美は舞の手術の執刀をさせてほしいと高山に申し出た。翌日、夏美は屋上にいる湊に舞の手術の成功を報告した。吉報とアイスの差し入れに満面の笑みで「ありがとう」と湊。「私の方こそ、美結ちゃんの大切なものを直してくれてありがとう」と夏美。同じような事が起きたら同じことをするかと尋ねる湊に、力強く「うん」と答える夏美。そんな夏美を「カッコいい。瀬戸先生みたいにお医者さんになりたいです」と湊。無邪気にアイスを食べる湊を見ながら、夏美は高山の湊への厳しすぎる態度の理由を考えていた。

■第4話
術後の不快感をうまく訴えることができない奈緒（川島夕空）。ところが湊が症状をずばり言い当てて、同室の子どもたちや夏美に感心される。
そんな中、緊急搬送された少女が暴れていたが、湊が近づくと静かになる。少女は一切話をせず身元も不明。湊は自分が担当医になると高山（藤木）に願い出て、渋る高山に代わって間宮（戸次）が許可。
そんな時、少女の母親、大石薫（瑛蓮）が病院に来る。少女の名はあかり（高松咲希）。湊は薫にあかりの病状を説明、言葉を発さない理由を尋ねた夏美に、薫は自分があかりの継母だからかもしれないと話した。その夜、あかりの病室に行った湊にあかりが「誰にも言わないで」と話しかけて…。

山﨑賢人が主演を務める「グッド・ドクター」はフジテレビにて毎週木曜よる10時から放送。共演は上野樹里、藤木直人、戸次重幸、中村ゆり、浜野謙太、板尾創路、江本明ほか。主題歌はandropの「Hikari」、Twitterアカウントは「@GoodDoctor2018」。

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参考：【韓国版作品紹介】【「ｸﾞｯﾄﾞ･ﾄﾞｸﾀｰ｣を2倍楽しむ】