あなたの転職価値は０円！いきなりこんな言葉を投げつけられたら…未曾有の不況にぴったりのドラマ「エンゼルバンク 転職代理人」が、テレビ朝日系列で14日から始まる。番組サイトではPR動画と初回予告動画が公開されている。

衝撃的な一言で始まるドラマ「エンゼルバンク 転職代理人（以下、「エンゼルバンク」）」は、2010年1月現在、講談社で連載中の「エンゼルバンク ドラゴン桜外伝」が原作。そう！あの阿部寛が主演した大ヒットドラマ「ドラゴン桜」のサイドストーリー。「ドラゴン桜」で阿部扮する桜木建二弁護士の手足となって生徒を東大に合格させた真面目な英語教師、井野真々子を主人公のにした物語。もちろん演じるのは、前作と同じハセキョーこと長谷川京子。昨年9月に男児を出産したばかりで、これがドラマ復帰第1作となる。

英語教師真々子は、ある日、行きがかり上提出した辞表がすんなり受け取られてしまい、突然無職となってしまう。職を求める彼女は“転職のカリスマ”と呼ばれる転職代理人・海老沢のセミナーに出席する。そこで海老沢から吐かれた言葉は「今のあなたは転職の相場で、価値ゼロです」。ひょんなことから、海老沢の下で転職アドバイザーとなって働くことになる真々子。「ドラゴン桜」のときと同じく、要領が悪くお人よしで負けず嫌いの真々子は、転職・就職・復職相談に出会った人々と人間的に成長していく。

今回の「エンゼルバンク」で強烈な個性を発揮したのは、カリスマ転職代理の生瀬勝久。長谷川京子の透き通った美しさと演技は、共演者が強烈であればあるほど際立つから不思議だ。他にも、幼馴染にはお笑いの森三中・村上知子、同僚には尾美としのりやAKB48･大島優子。真々子が頼りにする営業マンはなんと、ウエンツ瑛士。ほかにも、西岡徳馬、高知東生ら個性的な面々が顔を並べる。

主題歌は、レミオロメンの「花鳥風月」。2010年春リリース予定で、季節や日常のちょっとした変化に気づかせてくれるやさしい楽曲だ。強烈なメッセージのドラマの中で、人生に立ち止まった人の背中をそっと押してくれるような曲に仕上がっている。

番組サイトでは、スタッフが綴る、番組ブログや掲示板もオープンしているので、バングにスタート前に覗いてみるのも一興だ。教師を辞めて転職アドバイザーになった真々子の活躍は、14日（木）、夜9時からテレビ朝日系列で放送される。

テレ朝「エンゼルバンク 転職代理人」