JAXA、準天頂衛星初号機「みちびき」の打ち上げを11日19時45分からライブ中継
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、9月11日(土)19時45分から20時50分まで、H-IIAロケット18号機による準天頂衛星初号機「みちびき」の打ち上げの模様をライブ中継する。
中継は、配信協力サイトであるネットワーク高度利用推進協議会、ニコニコ動画、Stickam JAPAN、知多メディアスネットワーク、ディジタルスタジオ、一部の携帯電話、ケーブルテレビ、パブリックビューイング、打ち上げ見学場所、オリジナル番組などでも見ることができる。
準天頂衛星システムは、JAXAが中心となり、文部科学省、総務省、経済産業省、国土交通省の連携のもと、関係研究機関である情報通信研究機構、産業技術総合研究所、国土地理院、電子航法研究所との協力により開発された。
日本の都市部は、高い建物が多いため、GPS衛星の可視条件が悪く、測位精度の劣化が度々起こる。準天頂衛星は、日本の天頂付近で長い時間見えるのが大きな特徴。
そのため、準天頂衛星と既存のGPSを組み合わせることで、ビルや山などの障害物の影響を少なくし、高精度の測位サービスを提供することが可能となる。
準天頂衛星は、現在運用中のGPS信号や、アメリカが開発を進めている新型のGPS信号とほぼ同一の測位信号を送信。GPS利用者は準天頂衛星からの信号を受けることで、GPSを利用できない時間・場所でも、正しい位置情報や時間を知ることができる。
また、準天頂衛星は、GPSの精度を向上させる精密な補正信号を送信する。GPS利用者は準天頂衛星からの信号を受けることで、より正確な位置情報を知ることが可能となる。これにより、日本全国どこでも高精度な測位が実現できることが期待される。
みちびきは、準天頂衛星システムの初号機として、GPS補完・補強に関する技術実証・利用実証を行う。
みちびきは、2翼式太陽電池パドルを有する箱形で、高さ6.2m×幅3.1m×奥行2.9m(太陽電池パドル両翼端間25.3m)、打上げ時質量約4トン。軌道高度は、近地点約3万2000km、遠地点約4万km、軌道傾斜角は約40度、軌道周期は23時間56分。
宇宙航空研究開発機構「みちびき」ライブ中継
ナビコン記事「『真上から日本を見守る! 準天頂衛星システム』-JAXAクラブ動画ニュース」