ドラマ通がハマるラブコメ「タルジャの春」作品紹介

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「冬のソナタ」の2年前、「イヴのすべて」というドラマあった-この作品は、日本で地上波としては初めて放送された元祖韓流ドラマともいえる作品である。この作品でヒロインを演じたチェリムが、2007年に韓国KBSで主演したのが「タルジャの春」だ。2010年から始まったフジテレビ韓流α枠の第7弾としても6月21日(月)から放送開始する。

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「タルジャの春」は、有能なキャリアウーマンで30代の独身女性タルジャが、6歳年下のイケメン恋人代行人との愉快で素敵な恋の物語。韓国では、アラサーを生きる同世代の女性から圧倒的な支持を取り付けた話題のドラマだ。アラサーの恋のバイブルとしては、ナビコン特集でも取り上げた「私の名前はキム・サムスン」(2005年MBC)が先発しており、共に年上の女性と年下の男性の恋物語として比較されるが、主人公のおかれている立場は少々違う。

・サムスン<年下恋人
・タルジャ>年下恋人

これは、あくまでもそれぞれの作品の中での社会的な力関係を数式で表したもの。サムスンのお相手は彼女が勤めるレストランのオーナーで、タルジャのお相手は彼女に使われる恋人代行業者のフリーランサーというわけで、まあ、このあたりがドラマの作り手側が女性を描く2年の差なのかも知れない。

とまれ、いくらやり手といえども、韓国でも日本と同じく独身女性となれは今でも“負け組”扱い。そんなタルジャはいつも愛に飢えていた。その虚しさを忘れるためにもまた仕事に励んだ彼女は、20坪のアパート一軒と中古車一台、そして仕事ではホームショッピングMDという職を得たのだ。ところが、そんな彼女が、社内きってのプレイボーイにプライドを傷つけられた。そこでタルジャは6歳年下のイケメン恋人代行業者に、恋人に成りすましてもらう。そんな、二人がいつしか・・・。

いかにも韓国ラブコメらしいあらすじだが、「タルジャの春」は、恋愛だけでなく企業で働くいろいろな問題も取り上げている。こういったところが、働くアラサー女性の共感を得たのかも知れない。そして、このドラマの本当の面白さはまだある!実は、他のドラマや映画の場面や音楽を使ったパロディーシーンが満載なのだ。「ロミオとジュリエット」もどきのシーンや、見かけのコワイ(実はいい人)上司の登場は「ターミネーター」、あの「ファン・ジニ」だってパロッちゃう。

毎回出てくるパロディー全部に笑えた人は、相当のドラマ通といっていいだろう。ドラマ通がどっぷり嵌ること間違いない!
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※「タルジャの春」は6月21日(月)からフジ韓流αで放送!

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画像:(C)2007 KBS All rights reserved.
・韓国初放送:2007年
・放送局:KBS
・放送回数:全22話
・監督/演出:イ・ジェサン、脚本:カン・ウンギョン
・出演:チェリム、イ・ミンギ、イ・ヘヨン、コン・ヒョンジン、イ・ヒョヌ