ドキュメンタリー・情報 - 暮らしと社会

岩手県釜石市を襲う巨大津波の一部始終を撮影した「３８分間」の映像があります。ＮＨＫ釜石報道室の記者が撮影しました。そこには建物の屋根に逃れて九死に一生を得た人、家族を助けに戻り命を落とした人など、２８９人の姿が映...

東電福島第一原発事故から１年が経ち、全国の原発立地自治体は原発とどう向き合うかで揺れています。原発を稼働しなければ、国の「交付金」や電力会社の「寄付金」が入らなくなり、財政難に陥る恐れがあります。４４の立地自治体...

平成２３年（２０１１）３月１１日１４時４６分に起きたＭ９の巨大地震は、日本各地をどのように揺らして被害を拡大させたのでしょうか。大津波が襲来するまでの間、人々は何を考えて行動し、そして、目の前に襲いかった大津波か...

リーマンショック当初、マネー資本主義の見直しが叫ばれました。１年の間に、ばく大な公共投資や低金利政策が行われ、２００９年、世界の様相は変わりつつあります。震源地のアメリカではヘッジファンドが再び息を吹き返し、中国...

「誰もが平等に尊厳を大切にされる社会」を理想に掲げ「年越し派遣村」の村長をつとめるなど、ホームレス支援を続ける湯浅誠氏。在野で活動してきた彼が、２００９年秋、内閣府の参与となり、緊急雇用対策本部「貧困・困窮者支援...

原発の状況や放射性物質の行方など、重要な情報が住民に届かなかった福島第一原発事故。人々はいかに過酷な状況に置かれていたのか。渦中にいた人たちが重い口を開き始めている。ＮＨＫは、住民、自治体職員、国の関係者など取材...

東日本大震災による東京電力・福島第一原子力発電所の事故は、未曽有の大災害を発生させ、日本の原発の「安全神話」を崩壊させました。これまで、安全性の根拠とされてきたのは、原子力安全委員会が定めた「安全審査指針」です。...

東日本大震災の被災地から「復興は進んでいない。お金は一体どこに使われているのか。」という切実な悲鳴が上がっています。被災地復興のためにつぎ込まれる復興予算は平成２４年度までに１９兆円が計上されていますが、増税を前...

奥アマゾンの密林で１万年以上、独自の文化・風習を守り続けている部族がいます。“最後の石器人”と呼ばれるヤノマミ族です。人間は精霊として生まれ、母に抱かれることで人間になると彼らは信じています。彼らと１５０日間同居し...

高齢者が自らの意志で「死に場所」すら選べない現実が広がっています。独り暮らしで体調を壊しても満床で病院や介護施設に入れない「死に場所」なき高齢者は、数か月おきに一時的に預かる施設を漂流し続けています。年をとって周...